ニコンのグローバルシャッターカメラの噂
ニコンがグローバルシャッターセンサーを搭載したカメラを発売するという噂が流れています。どのようなカメラなのか、この記事で詳しくお伝えします。
要約
先月、グローバルシャッターセンサーを搭載したニコンのハイエンドカメラについての独占情報をお伝えした。今日は発売時期といくつかの仕様の追加情報がある。この新しいニコンのカメラはNikon Z9Hだろうか?それともNikon ZXだろうか?
念のためおさらいすると、近いうちに予定されているニコンのプロフェッショナルレベルのカメラはない。Nikon Z9 IIが第4四半期、つまり10月末に発表されるのではないかという憶測もあるが、これについては何ら確証はない。では1ヶ月前に話したグローバルシャッターセンサーを搭載するはずのプロフェッショナル用カメラはどうだろうか?
先月ニュースを報じたのと同じ情報筋によれば、ニコンのグローバルシャッターカメラは実際にはまだ開発室にあり、2026年初頭までは実地テストは行われない。私の情報筋はこのカメラの名前を明らかにしていない。このカメラはNikon Z9Hと呼ばれるのだろうか?
NikonRumorsでは2024年のオリンピックに間に合うように発表される高速版のNikon Zカメラに関する非常に初期の噂をいくつか紹介するとしていたが、ご存じの通りオリンピックはとっくに終わっている。Nikon Z9Hの情報は非常に古く私は信じていない。
ではNikon ZXはどうだろうか?Nikon ZXについて話している人はたくさんいるが、あまり情報はない。おそらくこれは先月、私が述べたグローバルシャッターセンサーのカメラに付けられる新しい名前だ。その仕様について、私の情報筋は何かに言及していたのかって?まあほんの少しだが、私の情報筋はグローバルシャッターセンサーを搭載した新しいニコンのカメラは解像度が2000万画素から2100万画素になり、APS-Cモデルではなくフルサイズセンサーであることを確認した。残念ながら仕様についてはこれだけだが、私の情報筋によれば、発売は2026年になる予定で1月とは考えていない。おそらく最低でも1年から1年半はかかるだろう。
ニコンもグローバルシャッター機を開発中か
ニコンがソニーのα9 IIIのようなグローバルシャッターセンサーを搭載したカメラを開発中であるという噂が流れています。上記は動画の内容を一部引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、動画ではニコンがグローバルシャッターセンサーのカメラを開発中で、その名称はNikon ZXになるだろうとしています。さらに、グローバルシャッターセンサーは2000万画素から2100万画素で、2026年に登場する可能性があるとしています。
発表時期、発売時期に関しては憶測の部分があるようで、開発には1年以上かかるということですので、最低でも2026年の3月以降になるわけですが、この開発時期というのは予想でしかないので、実際には不明ということになるのだろうと思います。
もしこのセンサーの画素数が正しいということになると、ソニーのα9 IIIは2460万画素なので、α9 IIIのセンサーとは別のセンサーということになりそうです。そして、Nikon Z9が4570万画素の高画素なのに対して、Nikon ZXは2100万画素程度と比較的、画素数が少ないタイプのカメラになることがわかります。
このことから、完全にスポーツや素早く動く被写体の撮影用で、報道用途向けに設計された高速カメラであることがわかりますね。ニコンはNikon Z9というフラッグシップを持ちながら、さらにZ9とは異なる低画素と高速カメラを発売するということになりそうです。
名称についてはNikon ZXとしていますが、実はこのXはまだ決まっておらず、仮称として呼ばれている可能性もあるのかもしれません。仮称としてモデル名にXを使うことはよくあることなので、実際にはZ1とかZ9Sとかの可能性はまだ残されているのではないかと思います。
そして問題はどちらがフラッグシップになるのかということですが、まあメーカが名付けたほうがフラッグシップになるのでしょうから、Nikon Z9がフラッグシップだとは思いますが、プロフェッショナル向けとしてより信頼性が高く高速なカメラとしてNikon ZXもフラッグシップと言えるようなカメラになるのかもしれませんね。この噂が本当だったら非常に楽しみです。
さらに「ついに来たか!? Nikon Z5IIが5月にも発表されるとの噂が流れる」ではNikon Z5IIの噂について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- Nikon Z5II 2025年5月頃
- Nikon ZX 2026年後半
- 2台の認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- キヤノン
- 最大5台のカメラ8本のレンズ 2025年内
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- EOS RV 登場時期不明
- EOS R50 V 2025年2月末までにある可能性
- EOS RC 2025年
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- EOS R1、EOS R5 Mark IIの新ファーム 2025年2月末まで
- 2本のLレンズ 2025年2月末まで
- RF400mm F2.8 L IS USM、RF600mm F4 L IS USM後継
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 素晴らしいGMレンズ 2025年3月下旬~4月上旬
- 富士フイルム
- GFX100RF 2025年3月
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年
- 2台の認証登録されたカメラ
- パナソニック
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
(source)OrdinaryFilmMaker
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コメント
コメント一覧 (6件)
ソニーが既にグローバルシャッター機を出しているのでニコンが
開発しているとしても不思議ではありませんがまだ時期尚早の
ような気もします。
どちらにしろ Nikon Z9II の目処が付いてからでしょう。
Z9ⅡがZ9を大幅に越えられないから、時間稼ぎでZXみたいな機種を出す可能性は充分考えられる
そうするとZ9Ⅱはかなり遅い登場になりそう
ZXとZ9Ⅱの間隔は半年は開くだろう
しかしそうするとZ9Ⅱの登場はZ9から5年は開く可能性は出てくる
それを考えると先にZ9Ⅱ出る可能性は捨てきれない
どちらにしても、ニコンのミラーレスカメラの製造能力がまだ低いまま
年間70万台は月産6万台
APSCとフルサイズ両方やる規模体じゃない
最低でも100万台はないと円滑なモデルチェンジは難しい
遅くとも3年以内にはミラーレスで年間100万台出荷体制は築きたい所
そうすれば少なくともAPSCが5年周期にはならない
4年周期にはなる
できれば年間120万台体制を2030年までには整えたい
そうすればZ5Ⅱみたいに5年周期も起きないし、フルサイズのモデルチェンジも比較的スムーズには行きそうだから
来年にはミラーレスカメラの600万台出荷は確定的だろうし、早く15%以上のシェアは欲しい
そうすれば選択肢に選ばれやすくなる
Z9IIは既存のEXPEED7のままではRED側の機能を搭載できないと思うので、この辺の絡みも含めてエンジンをどうするかですね。新たに別エンジンを搭載して動画機能とAF性能を高めるのか、あるいはEXPEED8を開発するのか。ただEXPEED8を開発・搭載するとなると、未だ更新されていないカメラのエンジンが場合によっては前世代となったEXPEED7となってしまいこれじゃ売りが弱くなるように思えます。そうなると上位機種・フラッグシップと同じエンジン搭載の売り文句を続けるためにEXPEED7+αでZ9IIを登場させるのではと思いますが・・・。どちらにしろ8K動画機としても力を入れるだろうZ9IIの登場は間違いないのではないでしょうか。もしEXPEED7+αだった場合あまり先延ばしでの更新は性能的にも好ましくないでしょう。
またEXPEED7もZ9IIに合わせてプロセスルールなどの更新を行って消費電力が下がった分、周波数を上げての速度アップがあるかもしれません。ただこの場合動画時におけるCFExpress同時書込に対応するのかは不明ですが・・・(恐らく不可能です)
グローバルシャッター搭載の仮称ZXについては何とも言えないところでしょうね。当然検証はしているだろうしいつかは出るのかもしれませんが、Z9とのダブルフラッグシップみたいな真似ができるのかどうか。2000~2100万画素は良いところを突いていると思います。何にしろ先にフラッグシップとして確立しているZ9をZ9IIに更新してからではないでしょうか。
Z50II が被写体認識の点では Z9 を上回る事があるということを考えると
AF 性能目的では画素数を減らすのは正解の様です。
しかし EOS R1 をあまり成功しなかったようだ とみなす海外メディアがあるということを考えるとオリンピックに特化した AF 特化モデルは今後は流行らないのかもしれません。
グローバルシャッターのカスタムセンサーを開発するならシネマカメラにも使える様に 6K ぐらいはあったほうがよいかと思いましたがどうでしょうか
シネマ向けのZマウントグローバルシャッターカメラがREDから登場しましたから、ニコンはニコンで心置きなくスチル向けのグローバルシャッターカメラを作れるようになったのではないかと思ったりしました。
流石に新型EXPEEDになるのは間違いないでしょうし、今年末のZ9Ⅱ(?)がEXPEED7+αで登場するならZX(Z9H)の登場は2028年のロサンゼルスオリンピックのタイミングかも?
GS機は現状DR、高感度耐性が一段近く落ちるデメリットがあるのでD6が担っていた低画素高感度機のポジションを完全に埋めるカメラにはならないと考えます。そもそも120fpsでないと撮影出来ないシチュエーションがかなりレアケースです。また現状の不安定なAF性能ではα9Ⅲのようなスピード機としても役割が持てないので更なる強化が必要でしょう。
それよりかローリングシャッターのままで低画素+部分的にクロスセンサーを目指す方がまだ現実的な線のように感じますね。
個人的にはZ9Ⅱでは高感度に不安が残る現状の45MP積層センサーは使わずに、多少画素は下げても高感度耐性を強化した全く新しいセンサーを採用してもらいたいですね。そうすればスピードタイプのZ9H(仮)をラインナップに追加する必要性は無くなるように思います。