Nikon Z5IIについて流れていた噂
ニコンからNikon Z5IIが正式に発表されました。発売日に入手が難しいほど高い人気となっているようですが、これまで流れていたNikon Z5IIに関する噂について、内容が正しかったのかどうか検証していきたいと思います。記事にするのが面倒なわりに閲覧数が少ないことで(個人的に)問題となっているシリーズですが、よろしければ記事の掲載をお知らせするXの当サイトの投稿に、いいねとリポストしていただけると嬉しいです。
それでは、実際に流れていた噂を見ていきましょう。なお、それぞれの噂の日付のリンクから詳細な噂の記事を閲覧することが可能です。
- Nikon Z5IIが2025年第1四半期に登場する
- 2450万画素裏面照射センサー
- EXPEED 7
- 4K 30p、1.5倍60pクロップ、N-Log、10bit HDMI出力
- 5軸ボディ内手ぶれ補正
- 内蔵WiFi、Bluetooth
- デュアルSDメモリカード
- 次に登場するカメラはNikon Z50IIとNikon Z5II
- 1月の終わりまでに発売
- 発表は10月の終わりか11月の最初の週の可能性が高い
- 2025年第1四半期、またはその頃に登場する
- 273点 ハイブリッドAF(瞳と動物の検出機能付き)
- 高輝度な369万ドットOLED電子ビューファインダー
- 3.2インチチルト式タッチスクリーン背面液晶
- 2025年夏に登場する
- クラシックな2400万画素のイメージセンサーを搭載
- 4K30P、FHD120Pの録画が可能
- アップスケールされた4K60Pのクロップビデオ(1.5倍)を録画可能
- AIインテリジェントフォーカス、目と動物の認識
- 2025年夏の発売が予想される
- Nikon Z5IIが2025年5月に噂、期待されている
- 新しいNikon Z5IIはNikon Zfをベースにし、Nikon Z6IIIのいくつかの技術を取り入れる
- ikon Z5IIは5月ではなく4月に発表される
- Nikon Z5IIは来週にも発表
- 関係者からは「小さなNikon Z6III」と表現されている
- Nikon Z5 IIは来週の4月2日(米国中部時間)または4月3日(北京時間)の発表
- 肩部のディスプレイなし
- サイズと重量は現在のNikon Z5とほぼ同じ
- 14コマ/秒 RAW、30コマ/秒 JPEG
- デュアルSDメモリカードスロット
- ピクセルシフト
- 自撮りモード
- 内部N-RAW 12ビット動画:クロップなしで4K 30p、APS-Cクロップで4K 60p 10ビット
- Nikon Z8から改善されたAF機能(鳥認識AFを含む)
- EVFと背面液晶はNikon Zfのもの
- Nikon Z5IIは基本的にNikon Z6IIIのボディにNikon Zfの内部構造が組み込まれたもの
- Nikon Z5IIにはNikon Zfのほぼすべての機能があるが、いくつかの新しい機能も導入されている
- 天板部に専用のピクチャーコントロールボタンが搭載される
- 価格はNikon Z5より少し高くなる
- Nikon Z5IIの画像が流出
- 2450万画素センサー
- EXPEED 7プロセッサー
- 369万ドットOLED EVF
- 3.2インチ 210万ドット フリップスクリーン
- 7.5段ボディ内手ぶれ補正
- -10EVの低照度オートフォーカス
- 新しいピクチャーコントロールボタン
- AF速度はZ5の3倍
- 9種類の被写体検出:人、動物(猫/犬/鳥)、乗り物(車/バイク/自転車/電車/飛行機)
- AIによるインテリジェントな画像とシーンの認識
- 14コマ/秒 RAW、30コマ/秒 JPEG
- ピクセルシフト
- 12ビットN-RAW記録
- FX 4K 30P(6Kオーバーサンプリング)、DX 4K 60P(APS-Cクロップ)
- N-Log、HLG
- デュアルSDカードスロット
- 125分間の連続ビデオ録画
噂は正しかったのか?
長い間登場すると噂されていましたが、実際に具体的な噂が流れたのは結構最近で、2024年10月ぐらいからになっていますね。まあ、中身がNikon Zfの現代的デザインのバージョンが登場するのは、もはや必然でしたので、かなり前から登場するという憶測が流れていましたので、かなり前から噂が流れていたと思っていたのかもしれません。
それでは、実際に流れていた噂を見ていきましょう。なお、それぞれの噂の日付のリンクから詳細な噂の記事を閲覧することが可能です。
- Nikon Z5IIが2025年第1四半期に登場する
- 第2四半期だが、ほぼ第1四半期とも言えるので微妙
- 2450万画素裏面照射センサー
- 有効画素2450万画素
- EXPEED 7
- EXPEED 7搭載
- 4K 30p、1.5倍60pクロップ、N-Log、10bit HDMI出力
- 正しい
- 5軸ボディ内手ぶれ補正
- 搭載
- 内蔵WiFi、Bluetooth
- 搭載
- デュアルSDメモリカード
- デュアルSDメモリカードスロット
- 次に登場するカメラはNikon Z50IIとNikon Z5II
- 両方とも登場した
- 1月の終わりまでに発売
- 間違い
- 発表は10月の終わりか11月の最初の週の可能性が高い
- 間違い
- 2025年第1四半期、またはその頃に登場する
- 間違い
- 273点 ハイブリッドAF(瞳と動物の検出機能付き)
- シングルポイント時273点
- 高輝度な369万ドットOLED電子ビューファインダー
- 正しい
- 3.2インチチルト式タッチスクリーン背面液晶
- バリアングル式
- 2025年夏に登場する
- 4月に発表
- クラシックな2400万画素のイメージセンサーを搭載
- 正しい
- 4K30P、FHD120Pの録画が可能
- 最大4K 30p
- アップスケールされた4K60Pのクロップビデオ(1.5倍)を録画可能
- クロップ無しで撮影可能
- AIインテリジェントフォーカス、目と動物の認識
- AIによる被写体認識機能
- 2025年夏の発売が予想される
- 夏ではなく春
- Nikon Z5IIが2025年5月に噂、期待されている
- 4月発表
- 新しいNikon Z5IIはNikon Zfをベースにし、Nikon Z6IIIのいくつかの技術を取り入れる
- 正しい
- Nikon Z5IIは5月ではなく4月に発表される
- 4月3日の発表
- Nikon Z5IIは来週にも発表
- 4月3日発表
- 関係者からは「小さなNikon Z6III」と表現されている
- 確かめようがないが、そうとも言える?
- Nikon Z5 IIは来週の4月2日(米国中部時間)または4月3日(北京時間)の発表
- 発表された
- 肩部のディスプレイなし
- ディスプレイなし
- サイズと重量は現在のNikon Z5とほぼ同じ
- ほぼ同じ
- 14コマ/秒 RAW、30コマ/秒 JPEG
- 14コマ/秒はRAWを含まない設定
- デュアルSDメモリカードスロット
- デュアルメモリスロット
- ピクセルシフト
- ピクセルシフト搭載
- 自撮りモード
- 自撮りモードのようなものは見当たらず?
- 内部N-RAW 12ビット動画:クロップなしで4K 30p、APS-Cクロップで4K 60p 10ビット
- RAW動画はAPS-Cでも4K 30p
- Nikon Z8から改善されたAF機能(鳥認識AFを含む)
- 鳥モード搭載
- EVFと背面液晶はNikon Zfのもの
- まったく同じではないがドット数などは同じ
- Nikon Z5IIは基本的にNikon Z6IIIのボディにNikon Zfの内部構造が組み込まれたもの
- 基本的に正しい
- Nikon Z5IIにはNikon Zfのほぼすべての機能があるが、いくつかの新しい機能も導入されている
- RED監修LUTなどが新たに搭載
- 天板部に専用のピクチャーコントロールボタンが搭載される
- 搭載されている
- 価格はNikon Z5より少し高くなる
- 日本国内価格ではかなり高くなっている
- Nikon Z5IIの画像が流出
- 確かめようがないがたぶん正しい
- 2450万画素センサー
- 正しい
- EXPEED 7プロセッサー
- 正しい
- 369万ドットOLED EVF
- 正しい
- 3.2インチ 210万ドット フリップスクリーン
- バリアングル式
- 7.5段ボディ内手ぶれ補正
- 正しい
- -10EVの低照度オートフォーカス
- 正しい
- 新しいピクチャーコントロールボタン
- 正しい
- AF速度はZ5の3倍
- 正しい
- 9種類の被写体検出:人、動物(猫/犬/鳥)、乗り物(車/バイク/自転車/電車/飛行機)
- 正しい
- AIによるインテリジェントな画像とシーンの認識
- 正しい
- 14コマ/秒 RAW、30コマ/秒 JPEG
- 14コマ/秒はRAWを含まない設定時
- ピクセルシフト
- 正しい
- 12ビットN-RAW記録
- 正しい
- FX 4K 30P(6Kオーバーサンプリング)、DX 4K 60P(APS-Cクロップ)
- 正しい
- N-Log、HLG
- 正しい
- デュアルSDカードスロット
- 正しい
- 125分間の連続ビデオ録画
- 正しい
というわけで見てみましたが、初期の頃の噂は日付に関してはほぼ間違いで、内容的にも怪しいものが多いことがわかりますね。年が明けてから実際の仕様やマニュアルなどが流出したのか、少しずつ正しい噂が流れてくるようになりました。
ただし、間違っているところもいくつかあって、例えばバリアングル式液晶なのにチルト式だったりしています。動画のモードについてはこちらの調査が間違っていなければ4K 60pまでクロップ無しで撮影可能なようですし、連写についても14コマ/秒はRAWを含まない撮影時のコマ数で、RAWを含む撮影ではコマ数が少なくなると思うのですが、このあたりは仕様からは確認できていないので、間違って判断している可能性があります。どなたかご存じの人がおられましたら教えていただけると嬉しいです。
コメントでのご指摘で、クロップ無しは4k 30pまで、クロップありで4k 60pまでの動画撮影ということがわかりました。お詫びして訂正いたします。
見てみると今回のうわさはボチボチという感じで、最初から噂が正しいというわけではなかったようですね。しかし、ほぼ中身がNikon Zfとなるという点については正解で、多くの人も初めから予想されていた仕様になったのではないかと思いますね。
上記の他、間違っている部分がありましたらご指摘いただけると助かります。
センサーサイズ | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー(フルサイズ/FXフォーマット) |
画素数 | 2450万画素 |
センサークリーニング | イメージセンサークリーニング |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
手ぶれ補正効果 | 中央7.5段 |
高速連続撮影 | 高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C15):約15コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4K 60p |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 |
ISO | 常用ISO 100~64000 |
フォーカスポイント | 273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時) |
EVF | 0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット |
背面液晶 | バリアングル式/3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット |
メモリカードスロット | デュアルSDメモリーカードスロット |
サイズ | 約134×100.5×72mm |
重量 | 約700g バッテリーおよびメモリーカードを含む |
- ヨドバシカメラ売れ筋ランキング α7C II圧勝 追うR5 IIとNikon Z50II
- Nikon Z9IIは年内発表される?EXPEED 8搭載で冬季五輪前に発表との憶測
- Nikon Z5IIの流れていた噂が正しかったのかどうか検証する
- デジカメメーカ顧客幸福度ランキング 2位ニコン、3位キヤノン、1位は!?
- ニコン Nikon Z50IIの新ファームを公開
- 価格が高くなってもNikon Z50IIにボディ内手ぶれ補正を搭載したほうがよかった!?
- ニコン Nikon Z9新ファーム公開 法人向けリモート撮影機能対応ほか
- ニコン Nikon Z6IIIに鳥認識モードを追加へ 年末までに提供予定
- Nikon Z5IIは20万円台で購入できる最も完成度の高いフルサイズカメラ
- カメラのキタムラ ミラーレス売れ筋ランキング ソニー7機種圏内で他社を圧倒
コメント
コメント一覧 (5件)
Z5IIの動画について、4K60pについてはクロップありです。
ソースはデジカメWatch掲載の開発者インタビューです。
(ニコンのサイトに記述がないのは不親切ですね)
ですよね。あのセンサーでノンクロップ4k60pはさすがに無理だと読んでて思いました。クロップ率はメーカーの仕様一覧に記載していてもらいたいところですね。
ご指摘ありがとうこざいます。
仕様にはクロップがある旨の注釈がなかったためクロップなしの4K 60p動画が撮影可能と判断しておりました。
ご指摘をうけ早速修正させていただきました。
ご迷惑、お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
今後とも当サイトをよろしくお願い申し上げます。
Z8, Zf, Z6III, Z50II, Z5II と振り返ってみるとよく考えられた発売順序ですね
次は噂通りなら Z9II でしょうか、楽しみですね
レンズの方も楽しみにしています
4月に発売されるのは想定外ではあったが、Z5はそもそも2020/8発売なので7〜8月には出ると想定
Z50Ⅱと同じパターン
確かに早まったが、遅かれ早かれ順番的に言っても今年出るのは間違いなかった
ZfcⅡが7月に4年経過するのを考えたり、Z50Ⅱからの発売間隔考えると10月以降にZfcⅡが年内発売見込まれるとフルサイズとAPSCは可能な限り互い違いに出す方が良いこともあり、この時期になったとは思われる
バリアングルなのは予想通り
但しもっと安価になる話もあり、Z5の表面照射センサー使ってEXPEED7化する可能性もあった
R8に対抗する意味では
まぁ裏面照射使った方が高感度は1/3〜1/2段は良くなるだろうから良かったのでは?
そもそもニコンには余裕がないから
センサーの流用出来るし
第三四半期決算で5/8発表の年度決算予想されたが、営業利益は190億にしかならない模様
対前年比は397億なので約48%と半減される
こんな状況だから焦ったのか知らないが、今回の値付はオカシイ
実売を25万にするだけでこのカメラの利益率は20%以上上がったとは思うんだけど
自分の会社の身の丈にあった価格設定しないと苦しくなるのは目に見えてるのに
Z6Ⅱの初値とか覚えてないのかな?
1ドル104円の時に発売された
24.1万なのにそれより安いって
40%近く円安になってるなら、40%近く値上がりしてても仕方ないのに
そしたら34万で売れる話