Nikon Z8の新ファームが公開 ボディ内フォーカスリミッター機能対応ほか

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Nikon Z8
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Nikon Z8に新ファーム登場

Nikon Z8の新ファームが公開されました。どのような変更内容となっているのか、この記事で詳しくお伝えします。

※ 「静止画撮影関連」、「動画撮影関連」、「再生関連」、「操作関連」、「ネットワーク関連」に記載されている内容の詳細につきましては、「 ファームアップ補足説明書 」をご覧ください。
※ 新規メニュー項目の追加に伴い、一部のカスタムメニューの番号が変更になっております。

■ 静止画撮影関連

  • AFエリアモードの[ワイドエリアAF(C1)]および[ワイドエリアAF(C2)]で設定できるAFエリアの範囲を拡張しました。
  • マニュアルフォーカス時の被写体検出設定に対応しました。
  • マニュアルフォーカス時の被写体検出範囲の設定を追加しました。
  • ピクチャーコントロールの機能として、フレキシブルカラー機能に対応しました。
  • [ハイスピードフレームキャプチャー+]にレリーズモード[C15]を追加しました。
  • 「ハイスピードフレームキャプチャー +」撮影時の画質を設定する機能を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]にノイズ低減処理の種類を選ぶ[高感度ノイズ処理モード]を追加しました。
  • [静止画撮影メニュー]>[高周波フリッカー低減]に周波数設定モードを追加し、周波数のプリセットを設定できるようにしました。
  • [静止画撮影メニュー]>[フォーカスシフト撮影]に[オプション]が追加され、[ピクセルシフト撮影]との併用ができるようになりました。
  • [静止画撮影メニュー]>[ピクセルシフト撮影]に[オプション]が追加され、[AE ブラケティング]との併用ができるようになりました。また、[撮影開始時の記録フォルダー]が追加されました。
  • セルフタイマーに設定している場合でも[ピクセルシフト撮影]を設定できるようになりました。
  • [静止画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • レリーズモードに追加された[C15]に対応
  • オートキャプチャー撮影実行時に黄色の枠を表示
  • Profoto A10 の LED 定常光を AF 補助光として使用可能になりました。
    ※ Profoto A10 ファームウェアのバージョンアップが必要です。詳細は Profoto 社 Web ページをご参照ください。

■ 動画撮影関連

  • AFエリアモードの[ワイドエリアAF(C1)]および[ワイドエリアAF(C2)]で設定できるAFエリアの範囲を拡張しました。
  • マニュアルフォーカス時の被写体検出設定に対応しました。
  • マニュアルフォーカス時の被写体検出範囲の設定を追加しました。
  • ピクチャーコントロールの機能として、フレキシブルカラー機能に対応しました。
  • [動画撮影メニュー]>[オートキャプチャー]に以下の機能追加と変更を行いました。
  • 撮影開始日時と撮影時間を事前指定できる予約機能の追加
  • カメラのマニュアルフォーカス設定に対応
  • 設定画面の表示と項目名の一部変更
  • [詳細条件:距離]で設定できる範囲を拡張
  • オートキャプチャー撮影実行時に黄色の枠を表示
  • [動画撮影メニュー]>[ハイレゾズーム]を[ON]に設定している場合、カメラが被写体を検出すると撮影画面に被写体検出枠が表示されるようになりました。
  • HDMI 経由のファイル名送信に対応した外部レコーダーに動画を記録するとき、カメラでのファイル名を含める機能を追加しました。対応している ATOMOS 社の外部レコーダーは以下の通りです(2025 年5 月現在)
  • Ninja V ※
  • Ninja V+ ※
  • Ninja(2023年発売モデル)
  • Ninja Ultra
  • Shogun(2023年発売モデル)
  • Shogun Ultra
  • Shogun Connect ※
    ※ 一部のレコーダーでは 、ATOMOS OS のアップグレードやレコーダーの有償アクティベーションが必要となる場合があります。詳細は ATOMOS 社にお問い合わせください。

■ 再生関連

  • 再生メニューと再生時のi メニューの[フィルター再生の条件設定]に[日付]を追加しました。
  • 再生時のi メニュー[画像編集]に[画像編集機能のカスタマイズ]を追加しました。
  • 再生メニューに[再生中の画面自動回転]を追加しました。

■ 操作関連

  • [カスタムメニュー]>a14[絞り開放Lv]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>a16[フォーカスリミッター設定]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>c2[セルフタイマー]の[連続撮影間隔]に[最短]を追加しました。
  • [カスタムメニュー]>f1 と g1[i メニューのカスタマイズ]に i メニューに割り当てられる機能として、[オートキャプチャー]を追加しました。
  • 以下の[カスタムメニュー]に割り当て可能なボタン、割り当てられる機能を追加しました。また、[拡大画面との切り換え]の設定項目が変更になりました。
  • f2[カスタムボタンの機能(撮影)]
  • g2[カスタムボタンの機能]
  • [カスタムメニュー]>f3[カスタムボタンの機能(再生)]に機能を割り当てられるボタンと割り当てられる機能([編集前の画像へジャンプ]や[トリミング]など)を追加しました。

■ ネットワーク関連

  • スマートフォンとの無線接続方法として[Wi-Fi接続(ステーションモード)]を追加しました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]でポート番号を指定できるようになりました。
  • [ネットワークメニュー]>[FTPサーバーと接続]>[オプション]に[送信時の HEIF 変換]を追加しました。
    ※ 変換後の HEIF 画像はメモリーカードには保存されません。

■ その他

  • 音声メモを録音するときに外部マイクを接続していると、その外部マイクを使用して録音できるようになりました。
  • マルチセレクターまたはサブセレクターでフォーカスポイントを移動中に、移動する方向を変えても移動速度が遅くならないように仕様を変更しました。
  • [カスタムメニュー]>g14[ビューアシスト]を[ON]にした際の階調特性を変更しました。
  • [動画撮影メニュー]>[動画記録ファイル形式]で[ProRes 422 HQ 10-bit(MOV)]に設定して撮影した際に、メタデータに会社名と機種名が記録されるようになりました。
  • 法人向けリモート撮影システム「NX Field」* 機能に対応しました。
  • NX Fieldの概要およびNX Fieldの使用説明書については「NPS」ウェブサイトをご覧ください。
    NPS(ニコン・プロフェッショナル・サービス)ウェブサイト(英)
  • スマートデバイス用アプリ「NX Field」は一部の国・地域ではご使用いただけません。
  • IP アドレスを自動取得後、自動取得を OFF にしても取得したアドレスを保持するよう対応しました。
  • TCP / IP 編集画面にて、自動取得したゲートウェイ / DNS サーバーのアドレスを表示するよう対応しました。
  • 送信時に画像ファイルがリネームされた場合、画像ファイル名と音声ファイル名を一致させるよう対応しました。

V3.00にメジャーバージョンアップ

ニコンがNikon Z8の新ファームを公開しています。こちらのページからダウンロードすることができます

先日、予告されていたNikon Z8の新ファームですが、以前から噂されていた通り、7月1日に正式発表されました。変更内容は上記の通りで、バージョンの整数部分がインクリメントされるメジャーバージョンアップとなっています。

その変更内容は非常に多く、マニュアルフォーカス時の被写体検出設定に対応したり、ボディ内フォーカスリミッター機能が搭載されたり、ピクチャーコントロールのフレキシブルカラー設定にも対応するなどしています。

これだけ機能が追加されるのは非常に嬉しいですね。

(source)ニコン

Nikon Z8

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