Zレンズに足りないレンズはこれだ!
現在、ニコンが発売しているZレンズには、このようなレンズが足りないのではないか?という意見が公開されています。どのようなレンズが必要だと思うのか、この記事で詳しくお伝えします。
特殊レンズ
- ティルトシフトレンズ:AFがあれば理想的
- 魚眼レンズ:それほど人気はないが需要はある
- PZレンズ、シネレンズ:REDの買収で動画向けレンズ拡充は不可欠
- ボケに特化したレンズ:デフォーカスコントロール、ソフトNDコーティング機能
- 望遠マクロ:105mm以上の被写体を驚かせない望遠マクロが必要
- ズームマクロ:等倍のマクロズーム
広角レンズ
- 14mm未満のレンズ:風景、建築の写真家には超広角を好む人がいる
- 14mmまたは16mm f/1.8:ソニーが発売しており、需要があるのは明白だ
- 16mm、18mm、20mm f/2.8:28mm f/2.8や40mm f/2との組み合わせに理想的だ
- 超広角から標準ズーム:ソニーの20-70mm f/4のようなレンズ
- 20mm、24mm、28mm f/1.4:f/1.4シリーズの広角バージョン
- より広角なf/1.2レンズ:無理かもしれないが、24mm、28mm f/1.2が出たら素晴らしい
望遠と超望遠レンズ
- 70-200mm f/4 S:S-Lineの画質の軽量望遠ズームがないのは不思議だ
- 70-300mm f/4.5-5.6:FマウントにあるのにZマウントにないのが不思議だ
- 200mm f/2:ニッチな存在だったが、これを好む写真家には便利な存在だ
- 300mm f/2.8:Zシステムに残された最大の欠点の一つ
- 500mm f/4:Fマウントで人気であり、遅かれ早かれ登場する
- 800mm以上の望遠:RF1200mmに対抗するために800mmの壁を破るかもしれない
- エキゾチックな超望遠:120-300mm f/2.8や200-400mm f/4のようなレンズ
- 1.7倍テレコン:既出の製品で事足りるが、一眼レフ時代には人気だった
APS-C
- VR搭載大口径中望遠ズーム:APS-Cで本気を出すなら最低限16-55mm f/2.8 VR
- VR搭載大口径超広角:f/2.8のズームでもよいので、13mmや12mmのレンズ
- VR搭載の単焦点:ニコンのAPS-Cにボディ内手ぶれ補正がないので、VR搭載の専用単焦点
- f/1.8ズーム:シグマのf/1.8 APS-Cズームのようなレンズ
結論
Zシステムはこれまで大きく進化しており、ほとんどの写真家にとって十分なレンズのラインナップを用意している。しかし、これで完成したというわけではない。上記のリストにある30本以上の有用なレンズがまだあることが、それを証明している。
次にどのレンズが登場するかはほとんど予想できないが、Zの新しいレンズの登場がこれで終わりだとは思っていない。Z時代において、ニコンは年間の平均で約6本の新レンズを投入してきた。とはいえ、2024年は3本、2025年は現時点で2本しかリリースされていない。ペースはやや落ちたものの、いつかはあなたが望んでいるレンズが登場する可能性は高いだろう。
特殊なレンズ、APS-Cも必要
ニコンのZマウントレンズには、このようなレンズが足りないのではないかとPhotographyLifeが伝えています。上記は記事の内容を要約したものになり、より詳細にレンズが欲しい理由について説明していますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さてリストを見ると非常に多くのレンズが取り上げられていることがわかりますね。必ず発売しなければならないレンズとしては、ティルトシフトレンズ、魚眼レンズなどはその筆頭となるようです。また、REDを買収したことで、ニコンからシネマカメラ用のレンズも発売しなければならないとして、これだけでもかなり開発リソースが必要になりそうなことがわかりますね。
記事では、ニコンのレンズ発売のペースが落ちているとしていますが、これは現在、ニコンがシネマカメラ用のレンズに力を入れているからという可能性もあるのかもしれません。
この他、望遠マクロや超広角ズーム、定番のサンニッパなどのレンズが足りないレンズとされています。
しかし、おそらく一般的なユーザーにとっては、なんと言ってもAPS-C用のレンズの拡充を望む声が大きいのかもしれません。ただ、タムロンなどが参入しているなかで、どのように差別化するのかというのは結構、難しい問題になるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (7件)
ニコンはAPSC用レンズが決定的に不足してる
これから3本ずつは毎年出すべき
ニコンがAPSC用参入したのがZ50の2019/11
その時に2本
しかし翌年2020年は無し
2021年は2本
2022年は無し
2023年は2本
2024年は無し
隔年でしかレンズ出さないとかアタオカ過ぎる
あと3ヶ月で6年経過するが全部で6本しかない
しかも16-50mmの色違い込み
純粋には5本
いくら何でも酷すぎる
これから2028年まで今年含めて毎年3本出したら4年で12本
既出含めて18本
その位ならまぁまぁ充実するラインナップ
Z50Ⅲは間違いなくそれまでに出てるし、上位機種も1機種は出てるでしょう
昨年度ニコンは85万台出荷だが、今年度は95万台出荷と10万台増える
その中身はミラーレスカメラと見て良い
ミラーレスカメラは72万台から82万台に増える
残り13万台のレフ機も2028年度には全てミラーレスになり、コレで最低でも2028年度には95万台ミラーレスになる目処がついた
しかもこの調子なら2028年度には100万台も望めるだろう
今でもミラーレスの内訳は48万台APSC、24万台フルサイズのニコン
今年度はそれが55万台APSC、27万台フルサイズになる
今年はZfcⅡが出るからAPSCは伸びる
APSCだけでもフジを超えるレベルなのにレンズ実質5本は情けない
とりあえず秋に2本は増えるらしいが、この勢いを毎年継続する事が大切
1年置きに出してる場合じゃない
キヤノンも今年から年に毎年2〜3本は出しそうだし
とりあえずRF-S16-200mmF4-5.6を400g台で出さないかなぁ
FX用レンズでは、1 広角単焦点レンズ
2 望遠系ズームレンズ
3 標準系ズームレンズが判を押したように24mm始まりが大部分
売れないレンズを造るわけにいかないでしょうがタムロン等の協力会社の製品
を含めて拡大すべき。
DX用レンズは、システムの再編成が必要かもしれません。
70-300はタムロンのがあるから出す旨みは少ないですね。APS-Cもそうですが、正規ライセンス品があるレンズなら純正で出す必要性は薄いでしょう。絶対的な信頼性を必要とするレンズなら話は別として。
ただ、APS-Cはシグタム含めても数が少ないんですよね、Zに関しては。自前で出したいとしか思えないサード戦略ですが、その割にリリースペースは遅く……Z50IIと同時リリースとかも無かったですし。
APS-C上位機と16-50/2.8のセット、とか考えてるんですかねぇ?
必ず発売しなければならないレンズって誰が決めたんでしょうか。
しかもシフトレンズ魚眼レンズって、50mm単焦点とかならわかりますけど。
レンズの種類を多く出すのは工場側から見れば簡単ではないので
何が最適かは難しいですね。
専用のレンズ研磨の型、特に非球面は作り方が面倒なので大変。
そしてそれらは各レンズのサポート終了まで持っている必要がある。
タムロンにもう少しNikonブランドのレンズを発売して貰うのも
良いかも知れない。
APS-Cは明らかに足りないですね。
フルサイズは70-300mm、70-200mmが足りていないですね。
タムロンにも70-300mmがありますが、VCがなくF値が最大6.3で、APSーCとの兼用や、動体撮影・薄暗い場所には向かないです。写りもそれなりです。
AF-P 70-300mm f/4.5-5.6Eがディスコンになったので、そろそろ出てくるのではと思っています。
NikonにはFマウントでの販売実績データがある訳で、良く利益が出るなら出さない理由はない。出てこないのは開発中or需要がないもしくは利益率が小さい、が答えでしょう。ティルトシフトなんて利益が出るとは到底思えません
APS-CもボディがZ50系とそのガワ替え以外ない状況が変わらない限りどんどん増えるような事はないんじゃないですかね、手頃な望遠需要も高倍率ズームに呑まれている感があります。シネやPZは開発中でしょう、出ないとRED買収との戦略の一貫性が取れません
個人的には広角単焦点が欲しいのですがね…需要は大きくないのでしょうが、大口径、ショートフランジの優位性が大きくなる広角域がお留守なのは頂けない、Zマウントの優位性アピールも含めて早く発表してもらいたいものです