ARRIが事業売却を検討
ARRIが株式を全部、または一部を売却するのではないかという報道を受けて、キヤノンが名乗りを上げるときがきたという意見が公開されています。
要約
キヤノンは静止画では圧倒的で、C500 Mark II、C300 Mark III、C400などのカメラでドキュメンタリーや低予算作品にも強みを持っているが、大作の映画市場では苦戦してきた。C700は大きな成功を収めることができず、EOS R5シリーズはハイブリッド用途で人気はあるものの、大規模な映画の現場ではほとんど使用されていない。もしキヤノンがARRIを買収すれば、単にシネマカメラ市場の扉を叩くだけでなく、ニコンやソニーを飛び越えることになるだろう。少なくともキヤノンからはそう見えるはずだ。
もしキヤノンがニコンのREDと同じことをARRIで行えば、内部にはキヤノンのセンサー技術を搭載することになるかもしれない。ただし、そこには難しさもある。ニコンがREDに支払ったのは8500万ドルだったが、ARRIはその何倍もの価値があるということだ。市場のリーダーで、豊富な知的財産、世界規模のレンタルネットワーク、そしてブランドがある。
しかし、ARRIは景気の影響を受けやすい高級ニッチ市場に属しており、低価格かつ柔軟な制作手法からの圧力にもさらされている。つまり、キヤノンには大きな決断が迫られている。名誉ある資産を買い、シネマ市場でソニーと真っ向勝負するか、今後20年間安定して利益を生み続ける医療系企業を買うのか。
キヤノンとのシナジー効果は高い!?
キヤノンはARRIの株式の購入を検討しているのではないかという声がSNSで流れているようです。そして、もしキヤノンとARRIがタッグを組む場合にはどうなるのか、OrdinaryFilmmakerが伝えています。
先日、突然、ドイツのシネマカメラ関連メーカーのARRIが事業の全株式、または一部株式の売却を検討しているというニュースが流れました。ARRIというと、アカデミー賞の各賞を受賞した作品の過半数で使用されているカメラで、とても有名なメーカーです。
その会社が株式の売却を迫られているというのは意外ですが、シネマカメラの市場は予想以上にニッチで厳しい市場なのかもしれません。
そこで、もし売却するとしたら誰に売却するのか?という話になるわけですが、海外ではキヤノンとパナソニックを推す声が強いようです。キヤノンはご存じの通りシネマカメラを発売していますが、映画制作ではまだまだシェアが低く、これを挽回するためにARRIを買収するのではという声があるようです。
またパナソニックは、放送用のカメラではソニーと並んで海外のシェアは非常に高いですが、こちらもシネマカメラでの存在感がないということで、パナソニックが検討するのではないかという声も出ています。
動画ではキヤノンを推しており、いまキヤノンは選択をするときだとしています。しかし、技術やブランドを得られるとしても、その対価となる買収費用は莫大なものになる可能性があるとして、かなりリスクがあることにも触れられています。
もし株式が売却されるとしたら、どこが手を挙げるのか興味がありますね。意外と日本以外のメーカーである可能性もあるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (3件)
シネマカメラ業界には疎いのでなんとなくでしかないですが、勢いのあるDJIもあり得るのではないかと思います。
DJIの撮影システム技術とARRIの映像技術が組み合わさった時の化学変化はかなり気になるところです。
映画市場を独占してるARRIが経営危機、この時点でキヤノンに全く旨味がない事がわかるはずですがね。
キヤノンが狙っている方向と全然違うのでそれは無理では
無いかと思います。
もしあるとすれば3次元映像で何か良い物が得られるなら
話は別ですが ARRI がそうような方向の技術を持っているか
ですね。
キヤノンは既に2眼レンズでの3次元映像、多数カメラに
よる自由視点映像を完成させているので何某かのうま味が
あるかどうかですね。