EOS R50 Vの噂は正しかったのか
EOS R50 Vが先日発表されました。突然の発表で驚きましたが、今回はEOS R50 Vについて流れていた噂について正しかったのかどうか検証していきます。日付のリンクから実際の噂に関する記事をご覧いただけます。
- 動画撮影向けカメラのEOS RCが年内に登場する
- 新しい動画向けAPS-Cを発売か
- 2410万画素積層型APS-Cセンサー
- 6k RAW
- 4k 最大120-180fps(矛盾する情報がある)
- 1080p 最大240fps
- 静止画最大30コマ/秒
- DIGIC X+DIGICアクセラレーター
- 新しいボディデザインのフィロソフィー(何を意味するかは不明)
- C-Log2/C-Log3
- フルサイズHDMI端子
- 1500ドル未満
- EVFについては誰も言及していない
- 動画向けに特化したAPS-Cカメラを発表する
- EOS R50 Vという名称で箱型のカメラになる
- CP+で発表される可能性が高い
- EOS RVの画像が流出
- 3月末にEOS R APS-Cカメラを発表する
- EOS R50 VはエントリークラスのAPS-Cカメラとなる
- キヤノンが新製品発表のティザーを公開
- 3月26日に発表か
- EOS R50 Vの価格情報が流出
- ボディ単体で649ドル
- EOS R50 Vの仕様が流出
それでは早速確認していきましょう。
- 動画撮影向けカメラのEOS RCが年内に登場する
- EOS R50 Vを指しているのか現時点で不明。今後の発売もあるかもしれない
- 新しい動画向けAPS-Cを発売か
- キヤノンがソニーのFXのような動画向けのカメラを検討しているという噂もあり、そちらのカメラのことかもしれないので現時点では不明。以下の仕様も同じ。
- 2410万画素積層型APS-Cセンサー
- 6k RAW
- 4k 最大120-180fps(矛盾する情報がある)
- 1080p 最大240fps
- 静止画最大30コマ/秒
- DIGIC X+DIGICアクセラレーター
- 新しいボディデザインのフィロソフィー(何を意味するかは不明)
- C-Log2/C-Log3
- フルサイズHDMI端子
- 1500ドル未満
- EVFについては誰も言及していない
- 動画向けに特化したAPS-Cカメラを発表する
- 正しい
- EOS R50 Vという名称で箱型のカメラになる
- 名称も形も正しい
- CP+で発表される可能性が高い
- CP+では発表されなかった(延期された説もあり)
- EOS RVの画像が流出
- EOS R50 Vの画像と思われるがEOS RVと勘違いした
- 3月末にEOS R APS-Cカメラを発表する
- 3月26日に発表
- EOS R50 VはエントリークラスのAPS-Cカメラとなる
- エントリークラスのカメラ
- キヤノンが新製品発表のティザーを公開
- ティザーを公開
- 3月26日に発表か
- 実際に発表された
- EOS R50 Vの価格情報が流出
- 流出した
- ボディ単体で649ドル
- 価格情報は正しかった
- EOS R50 Vの仕様が流出
- 正しい仕様だった
このように噂をみると、あまり多くの噂もなく、実際の発表の2ヶ月前にようやく噂がでてきたような印象です。最初はEOS RVなどとも言われていましたが、EOS R50 Vのタグ(バッジ)にEOS R Vのロゴがあり、これを見た情報筋が製品名と勘違いしたものと思われます。今後、動画向けのカメラには、このタグを付けることでシリーズ化、ブランド化していくものと思われます。
この他、キヤノンはもっと上位のクラスのEOS R Vシリーズを発売する可能性があり、最初の頃の積層型センサー搭載の動画向けカメラというのは、そのカメラになるかもしれません。もし、REDのすべてのシネマカメラがZマウントになった場合、キヤノンは自社でREDに対抗するカメラをRFマウントで発売して、レンズの販促に利用する可能性も考えられそうです。
噂は発表が近づくと次第に正確になっていき、最後のほうはプレスリリース文章らしきものが流出したのか、ほぼ完全な仕様が明らかになります。最近は、ネット通販サイトが間違って事前に製品ページを公開したり、プレスリリース文章が流出することで仕様などが明らかになるパターンが多いですね。
というわけで検証してみましたが、初期の頃の噂はまったく正しくなく、EOS R50 Vという名称とEOS RVというシリーズ名を混同したために混乱したという珍しい流れだったなという印象です。
EOS R50 Vの主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ | 約22.3 × 14.9mm |
画素数 | 最大約2420万画素 |
デュアルピクセルCMOS AF | 対応 |
センサークリーニング | - |
イメージプロセッサ | DIGIC X |
手ぶれ補正 | - |
手ぶれ補正効果 | - |
高速連続撮影 | 最高約15コマ/秒(電子シャッター) |
動画撮影 | 最大4K 30p、4K 60p(クロップ) |
シャッター速度 | 電子先幕1/4000~30秒、バルブ |
ISO | 常用ISO100~32000 |
フォーカスポイント | 最大4235ポジション(77×55) |
EVF | - |
背面液晶 | 3.0 型 約 104 万ドット |
メモリカードスロット | SDXC/SDHC/SDメモリーカード×1 |
サイズ | 約119.3(幅)×73.7(高さ)×45.2(奥行)mm |
重量 | 約 370 g(バッテリー、カードを含む) |
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コメント
コメント一覧 (3件)
EOS R50 V は動画のライトユーザー向けに売れそうですね。
立体用の双眼レンズも使えるので映写環境がある人は
3次元映像も楽しめますね。
RED は法人向けでしょうから直接ぶつからないでしょう。
RED がZマウントになってもキヤノンは既にハイアマや
法人向け動画カメラを5機種ほど販売しているので RED に
対抗すると言うより現状のペースで行くのかなと思います。
それよりもニコンは RED が作るカメラ用にレンズの開発が
忙しくなりそうです。
現状1本だけですしある程度の種類は出さないと使いにくい
でしょう。
多分GW開けにならないと正式な発売日は発表されないと予想
残り2週間前に発表される
だらしない
アメリカの予約価格見ると650ドルのままで変更がない
普通なら10%上乗せして715ドルとかになってないとオカシイのに
日本の初値は10万1970円
1ドル157円相当なのは如何にも高い
もしZマウント相手に対抗するなら、Z CINEMAという商標で出してくる機種でしょうね。そういえばZ6IIIベースの噂がありましたね。今はソニーや富士のエントリー価格向けVLOGカメラを相手にしている感じですが、この価格帯で色々とカメラが出てくれると人に勧めやすくなりますし面白いなと思っております。
今回のカメラを皮切りに、例えばR6IIIベースのV、R5IIベースのVが出てくるのかもしれませんね。個人的には色々とバランスを考えるとAPS-Cのほうが良いとは思うのですが、フルサイズでの登場を望む人は多いでしょうね。