OMデジタルへのインタビュー
OMデジタルへのインタビュー記事が公開されており、そこでPENシリーズの今後について言及されています。この記事ではPENの後継機種が登場する可能性について詳しくお伝えします。
eBayではPEN-Fの中古製品が非常に高額で取り引されている。OM-3について、PEN-Fユーザと接触したことはあるか?また、彼らがどう感じているか、どのような話を聞いたのか?
まず最初にOM-3はPEN-Fの後継機ではない。お客様からのフィードバックによってPEN-Fが評価されている理由はさまざまであり、それはレンジファインダー風のスタイル、クラフトマンシップに触発されたような外観、そしてプロファイルコントロール機能などが含まれていることがわかっている。単純にPEN-Fを再現するのではなく、なぜそれがこれほどまでに愛されているのかを慎重に考慮しながら、新しい写真体験を提供する方法を模索する必要がある。
PEN-Fの後継機は登場するのだろうか?PENシリーズは今後も進化していくのだろうか?
新製品の企画を決めるときには、まずその製品のコンセプトを決める必要がある。PENに関しては、私たちはオリンパスブランドではなくOM SYSTEMブランドとして、新しいPENがどうあるべきかを検討している。私たちは今、新しいPENの最も適したコンセプトとは何かを考えているところだ。その後、PENのコンセプトが決まった後で、外観のデザインがPEN-Fに似たものになるのか、E-P7のようなものになるのかを決定する。現時点では全体的なコンセプトをまだ検討している段階であるため、まだ決まっていない。しかしPENシリーズは私たちにとって非常に重要なものであるため、PENシリーズの後継モデルについては確かに検討している。
PENシリーズの存続は確定か
OMデジタルへのインタビュー記事が公開されています。上記はPENシリーズに関する部分を一部引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、インタビューでは、現在、PENシリーズの後継機種について、どのようなカメラにするのか検討している段階だとしています。そのためには、なぜいまPENシリーズの人気が高まっているかを調査し、その調査結果を分析して、売れている理由の機能やデザインを新しいカメラに詰め込む必要があると考えていることがわかります。このことから、開発がかなり進んでいるのではなく、まだ検討段階で開発の初期段階と考えても良さそうです。
しかし、このインタビューからはPENの後継機種を開発しようとしていることは間違いないようで、製品としていつか登場するらしいことがわかりますね。このことはPENシリーズの新モデルに期待している人にとっては朗報と言えるのではないかと思います。
さらに「香港OMシステムが誤投稿!? Xでロードマップ上にあるレンズの仕様を投稿か」ではOMデジタルが発売する新レンズの噂について詳しくお伝えします。
(source)imagning-resource
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コメント
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高級路線はOMシリーズに任せて、低価格でデザイン重視という形の今のPENシリーズの展開が良いのでは?とは思うのですが、メーカー側のほうが市場の情報を遙かに多く持っているため色々と考えることがあるのでしょうね。EVF無しのE-P7系(ここ数年で出てきたVLOG向けカメラも兼ねて)とレンジファインダー風のEVFを搭載したPEN(実質E-M10系の代わり)が出てくれば良いなぁと思ってます。これらのシリーズでとりあえず今までと同レベルのIBISユニットが載っていると単焦点での使い勝手が非常に良くなるので、そこは維持してくれると期待しています。センサーは像面位相差になってくれるとAF-Cが実用的になるので期待してます。
PENはまだ検討段階とのことですが、恐らく先にOM-5の後継機種を予定しているものと思われます。その後にPENと続くのでしょう。PEN E-P7は今でも数が出ている製品なので、部品供給が終了する前に次世代機を出さない理由は無く、OM-1II・OM-3・OM-5IIと続けて同じエンジンを採用することで生産のコストが下がった時にPENシリーズでの低価格路線の展開を考えているのでは?そこにプラスして開発リソースの問題もあるのでこの順番となるのでしょう。
この辺を考えるとやはり今年から来年にかけて展開していくものと思われますし、OM-1IIIは最短でも二年後の2~3月辺りになるのではないでしょうか。(もっともエンジンの開発が間に合わない場合はさらに先になる可能性もありますが)