ニコンが動画向けカメラを発表か
ニコンが年内にフルサイズの動画撮影向けカメラを発表するのではないかという噂が流れています。どのようなカメラになる可能性があるのか、この記事で詳しくお伝えします。
新しいNikon Zの動画向けのカメラが今年の後半に発表されるとの噂
しばらくの間、ニコンがREDの技術を搭載した新しい動画向けのZマウントカメラを発表する予定であると報告してきた(新しいREDカメラではない。それはすでにある)。その噂に関する新しい情報がある。この新しいカメラはNikon Z6IIIをベースにしており、カメラ本体は動画向けのデザインになる。これはソニーのFX3やNikon Z30に似たものだ。
正式な発表は今年の後半、最も可能性が高いのは第3四半期または第4四半期になると予想されている。新しいシリーズの名称については、Nikon Zv、またはNikon Z6vになるかもしれないが、まだわからない。
ニコンも動画向け市場へ本格参入か
ニコンがフルサイズの動画撮影向けカメラを年内にも発表するのではないかという噂が流れています。
噂ではそのカメラにはREDの動画に関する技術が搭載され、動画撮影向けのカメラとして登場するとしています。それは最近の動画向けカメラと同様に箱型スタイルで、ソニーのFXシリーズや、Nikon Z30、または最近噂されているEOS RVと同様のデザインのカメラになるようです。
おそらく背面液晶のみで、EVFはないものの、本格的に動画撮影をする人向けに動画に関する機能が豊富に搭載されていることが予想されるため、価格的にもかなり高いものになるだろうと予想されますね。Nikon Z30などとの違いは、Z30はよりカジュアルで簡単に動画の撮影ができるように設計されていますが、新しい動画向けカメラはREDのワークフローや、これまでREDのカメラで利用していた機材やソフトウェアをそのまま使うことができるようになると思いますので、よりプロフェッショナルが動画の編集などしやすいようになるものと思われます。
このカメラはベースがNikon Z6IIIになるとしているため、同じセンサーであれば動画撮影向けとしては高速な読み出しが可能な部分積層型センサーを搭載することになり、Nikon Z6IIIは動画撮影向けカメラを念頭に設計されていた可能性もでてきたのかなと思いますね。
年内には発表ということですので、本格的な動画撮影向けカメラ市場にニコンがどのようなカメラを投入してくるのか楽しみです。
さらに「ニコン 2000万画素のグローバルシャッターカメラNikon ZXを来年に発表する!?」ではNikon ZXの噂について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- Nikon Z5II 2025年5月頃
- Nikon ZX 2026年後半
- フルサイズの動画撮影向けカメラ 2025年Q3かQ4
- 2台の認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- キヤノン
- 最大5台のカメラ8本のレンズ 2025年内
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- EOS RV 登場時期不明
- EOS R50 V 2025年2月末までにある可能性
- EOS RC 2025年
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- EOS R1、EOS R5 Mark IIの新ファーム 2025年2月末まで
- 2本のLレンズ 2025年2月末まで
- RF400mm F2.8 L IS USM、RF600mm F4 L IS USM後継
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 素晴らしいGMレンズ 2025年3月下旬~4月上旬
- 富士フイルム
- GFX100RF 2025年3月
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年
- 2台の認証登録されたカメラ
- パナソニック
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
(source)NikonRumors
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コメント
コメント一覧 (3件)
これは実際に可能性が高い噂かもしれませんね。ニコンはミラーレスのZマウントになってからずっと動画に力を入れています。その為静止画・動画のハイブリッドとして高レベルにあるZ6IIIをベースに動画専用ともいえるカメラの開発をするのは理にかなっているとも言えます。またRED買収の意味を早い段階で打ち出せるとしたら、部分積層センサーで動画に強いZ6IIIをベースにするのが一番手っ取り早いでしょう。
ただ「REDの技術を搭載する」というのがどのレベルのことを言っているのかは気になるところです。REDの動画フォーマットの内部記録まで利用可能とするならばEXPEED7に何かしら手を加えるか、またそれとは別に処理するエンジンを搭載するのでしょうか(LUTみたいな適用方法だけならEXPEED7で行けるはずですが……)。またそうすることで将来的にZ9IIへの動画対応を見越した開発をしている可能性があるかもしれません。さらに今とは違って動画用のAFアルゴリズム等も開発するのか。色々と気になるところはあります。
どちらにしろ長回し前提でしょうしファン搭載などでZ6IIIより大型のボディになりそうですね。部分積層型センサーもZ6IIIのみではコストがかかるでしょうし、ニコンとしてはもっと販路を広げたいはずです。
戦略的には当然の一手だと思います。
ニコン機は動画の手ブレ補正が弱いとか
動画の複数保存が出来ないとよく言われますがその辺りも改善するでしょうか
動画撮影に大きなメリットのある部分積層型センサーですから、今回の噂も納得のいく話です。
しかしこういった機種が出てくるのなら、今後のニコン機はスチル向けとビデオ向けで機能的差別化が図られる可能性があるのでしょうか?