いまNikon 1 J1のような小型なカメラ復活のとき
いま本当に小型で手軽なカメラを復活させるときが来ているのではないか?という意見が公開されています。この記事で詳しくお伝えします。
コンパクトカメラが流行する中、Nikon 1 J1のような小型のミラーレスカメラを復活させる時期ではないか?
私が懐かしく思うカメラの1台が、ニコンの超コンパクトなミラーレスカメラシリーズのNikon 1シリーズだ。しかし、Nikon 1 J1のようなカメラは、コンパクトデジタルカメラが消費者向けのシャッターを押すだけで簡単に撮影できるカメラが人気を失った頃に同時に注目されなくなった。それでも、今はコンパクトデジタルカメラが大きな復活を遂げている。この小型カメラへのシフトはニコンがNikon 1シリーズを捨てるのに早すぎるのではないかという疑問を呼び起こす。Nikon 1 J1のようなカメラを復活させるのは、今が適切な時期なのだろうか?
私は2010年代の初頭のカメラを思い出すとき、常にNikon 1 J1を思い出すが、業界はNikon 1シリーズのような小型なセンサーのミラーレスカメラから発展を続けている。それは悪いことではない。私は製造中止になったNikon 1が復活するべきだとは思わない(本当にレトロなデジカメの外観を求めているのでなければ、Nikon 1 J1を購入するべきではないと思う)。しかし、2025年には小型なミラーレスカメラが非常に成功する可能性があると考えている。その理由を説明しよう。
Nikon 1シリーズは基本的にはミラーレスカメラとコンパクトデジタルカメラの中間的な存在だ。確かに、Nikon 1シリーズは交換レンズ式だが、カメラそのものは非常に小型であることで知られていた。このシリーズは1インチセンサーで、これは高級コンパクトカメラに見られるもので、現在のカメラでもRX100 VIIやZV1 IIのようなカメラで見ることができる。
約15年が経過し、コンパクトカメラがトレンドになり、非常に見つけるのが難しくなっている。1インチ以上のセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラは非常に高価になりつつあり、富士フイルムのX100VIやリコーのGR IIIを見れば、そのことはわかる。しかし、このようなトレンドであっても、私はNikon 1が再登場する必要はないと考えている。なぜなら、これらの携帯性のある初心者向けのミラーレスカメラは出発としての役割を果たすべきであり、普通のカジュアルなユーザを、より熱心な写真家に変身させる可能性を持っているからだ。写真に関する興味を試すようなモノで、長い写真への情熱に飛び込む前のテストとなるべきだ。
Nikon 1シリーズの問題の本質は、カメラを手に取り、カメラに恋をしたとき、カメラが成長することができないことだ。確かにNikon 1シリーズにはいくつかのより高度なカメラがあったが、その小さな1インチセンサーが足かせとなっていた。すべて売り払い、レンズを含めてゼロから始めなければならないだろう。そして2025年には、このシリーズは生産中止となったため、さらにそのようなことになる。
(中略)
しかし、Nikon 1シリーズのような小型なミラーレスカメラは復活する必要はないと思うが、コンパクトミラーレスカメラは今や過剰に高価なコンパクトカメラの理想的な代替品になっていると思う。Nikon 1 J1のような遺物を購入する必要はない。Nikon Z30を見て欲しい。これはニコンの現行モデルの中で最も小型であり、最も手頃な価格のミラーレスカメラだ。ファインダーという重要な機能はなくなっているが、その小型なサイズと手頃な価格はミラーレスカメラでの写真の撮影という理想的な初体験を提供している。
(中略)
私はNikon 1シリーズが小さく実験的であったため好きだった。2025年に1台購入するかって?いいえ、本当にレトロなデジカメの外観が欲しい場合を除いては現代的なカメラで、ほぼシャッターボタンを押すだけで撮影でき、成長の余地があるものとして、私はNikon Z30を検討する。もちろん、Nikon 1 J1を見ている理由が2011年のような写真を撮影したいのであれば、そのレトロへの夢を否定するつもりはない。
Nikon 1の復活は必要ないが・・・
Nikon 1のような小型なカメラを復活させるときが来ているかもしれない、そんな意見が公開されています。記事では、現在は小型カメラが流行していると指摘しています。まあ、実際にはコンパクトデジタルカメラほど小さいというわけではありませんが、α7C、ZV-E10、Nikon Z30、LUMIX S9、SIGMA BFなど、それぞれAPS-Cやフルサイズの一般的なデザインのカメラよりも小さいカメラが好まれる傾向にあるようです。
しかしNikon 1のようなカメラの復活を望むのかというと、決してそういうことではないようです。その理由はマウントの縛りがあるためで、1マウント縛りが発生してしまうので、将来的に本格的にカメラを趣味としようと考えた場合、現在のシステムをすべて売り払って、新しいシステムを導入しなければならないとしています。
そのため、現在のマウントでできるだけ小さいカメラを復活させるときがきているかもしれないと主張しているようです。
最近では、キヤノンがEOS RVといった比較的小さな、EOS Mシリーズのようなカメラを発売しようとしているのではないかとして話題になっています。それだけ小さなカメラが望まれているということの現れかもしれません。かつて、外国の人は手が大きいので、小さなカメラを好むのは日本人ぐらいではないかと考えられていましたが、いまとなっては海外でも小さいカメラのほうが好まれているというのは不思議なものですね。
しかし、このマウントの縛りがあるため、実際にはマウント外径よりも小さなカメラを作るのは難しく、1インチセンサーを搭載しているわりには筐体が大きかったNikon 1のようなサイズすら実現は不可能なのではないかと思います。Zマウントでは、いまのNikon Z30がギリギリのサイズで、これより小さいカメラを作れる可能性があるのは、マウントが小さなソニーだけかもしれません。
それでも1マウントでそのまま買い換えしない人がいる可能性も考えれば、高級コンパクトやマイクロフォーサーズ、APS-Cとの差別化になる1インチのレンズ交換式カメラというのは、いまなら可能性があるのかななどと想像してしまいますね。さらにいまになってレトロデザインのNikon DLが発売されたらなどと妄想してしまいます。
さらに「ニコン 2000万画素のグローバルシャッターカメラNikon ZXを来年に発表する!?」ではグローバルシャッターセンサーを搭載したニコンのカメラの噂について詳しくお伝えします。
(source)DigitalCameraWorld
- 小型なカメラが人気の中、Nikon 1のようなカメラの復活はあり得るのか!?
- ニコン 2000万画素のグローバルシャッターカメラNikon ZXを来年に発表する!?
- ニコン JAXAの日本人宇宙飛行士にNikon Z9を使用した撮影訓練を実施
- カメラのキタムラ ミラーレス売れ筋ランキング ニコン1位もソニー6機種圏内で圧倒
- ヨドバシカメラ交換レンズ売れ筋ランキング ニコンのあの大口径レンズが1位に
- COOLPIX P1100は クラス最高の光学ズームでスポーツや野生動物を撮影する場面で魅力
- ニコン Nikon 1 J5用バッテリーの生産を完了 旧製品入り
- ついに来たか!? Nikon Z5IIが5月にも発表されるとの噂が流れる
- ニコンダイレクト リニューアルで明日からサービス停止 新たにポイント制度導入
- ニコン Nikon Z50IIの撮影可能コマ数などに誤記があったとして仕様を訂正
コメント
コメント一覧 (6件)
Nikon 1はどちらかというとサブカメラ向けで、レンズ交換式にする必要性がなかったように思えます。m4/3も今は結構苦戦していますし。ソニーのRX100のようなコンデジで良かった。
DLは中止になりましたが、今であればPowerShot V1のような、1インチやm4/3のコンデジが受け入れられるように思います。
Nikon 1 はどこか気になるところのあるカメラでしたが
同じセンサーサイズのコンデジ RX100 シリーズや
マイクロフォーサーズの GM などと差別化出来ず市場ではパッとしませんでしたね。
デザインを引き継いだコンデジなどあると個人的には欲しくなりますが
FM2 などと違って広く受け入れられたものでもないと思うので売れるかどうかは未知数ですね…
ニコンで言うと DX の Z でも十分小型だと思いますし…
こう言う人達はどの位、ニコンがカメラ作ってるのか理解してない
勿論未だにセンサー供給が希望通りに進んでないのかどうかは微妙な点はあるが
つまり作りたくても作れないのかどうか、よく分からない点がある
ニコンもリストラしたが、それは2017年の話
まだレンズ交換式カメラが1200万台売れててた時代
コンデジも1300万台売れてた時代
今はコンデジは200万台も売れてないんだから
買わないくせに作れ作れと言われても
2030年までにレンズ交換式カメラは昨年660万台が800万台に後6年で到達するとは思うが、コンデジは増えても300万台までしか後6年で行かないと思うわ
せいぜい200万台で現状維持が関の山でしょ
今でも時々ニコン1V1を使用しています。
1J1は脊柱にコトンと当てて動かなくなりました。
ズームレンズが次から次へと絞りが不調で故障して書棚の置物となりましたが望遠ズームは変わりがないので修理して1J5と共に娘が使用しています。
スマホがこれだけ使い勝手が良くなると出番が少ないのが現状です。
誠に立派なカタログだけが残ったDLが所期の性能で登場していればと思わずにいられません。
今更復活は望めないでしょうが映像に特化したモデルなら可能性があるかもしれませんね。
Nikon 1 のサイズ感は荷物を小さくして気楽に出かけるには良い機種だと
思います。
3機種ほど使ってみて感じるのはコストダウンの塊だよなと
思ってしまうことですね。
絞り機構の不良は内部伝達機構のチャチさがもろに現れているわけで
また少し使い込むとダイヤル類及び各スイッチの接触不良が現れ
廉価のコンデジより寿命が短いです。
替わりの手頃なカメラがないのでレンズ絞り機構が壊れると中古市場で
正常なレンズを買い、ボディのダイヤル、スイッチ類の接触不良が
対処できなくなるほど酷くなると中古市場で正常なボディを買っています。
はっきり言って設計は酷いです。
これでは次に買いませんし誰にも勧めませんよね。
中古市場でJ1が多くJ2以降が急に少なくなっていることからそう思います。
もう少し真面目に設計製造し出してくれれば良いのにと思います。
マウントはそのままで名を変えて再登場、汚名返上出来ればいいですね。
Nikon1の名前にだけ反応している方がちらほらと…
まぁ今更再登場なんてあるはずないことは大前提として、既存マウントのコンパクトモデルが新規ユーザー獲得の呼水となるというのはなんとなくわかります。
最近だとEOS Mがそうだったように、少なくない資金を先(発展性)の無いシステムに投入するのは、よほど良いものか明確な目的でもない限り、躊躇われますし。
それでも私はCyber-shot RX1のようなカメラが欲しいっ…!