
α6700 VS EOS R7
α6700とEOS R7はどちらが優れているのか?という記事が公開されています。興味深いので紹介したいと思います。どのような評価になっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
- センサー
- α6700
- FX30と同じ2600万画素の裏面照射型センサーと最新のBionz XRプロセッサー
- EOS R7
- より高解像度の3250万画素センサー
- α6700には裏面照射型センサーが搭載されているが、EOS R7には搭載されていない。そのため同等の低照度の性能はα6700のセンサーのほうが優れている可能性がある
- ISO感度
- α6700
- 100-32,000だが50、204,800に拡張できる
- EOS R7
- 100-32,000だが、51,200までしか拡張できない
- 動画
- α6700
- 6kオーバーサンプリングの4k 60p、1.62倍クロップの4k120pが可能
- 新しいデジタルオーディオ端子でデジタルショットガンマイクが使用可能
- AIベースの被写体認識技術を利用し、オートフレーミング機能を提供
- EOS R7
- ノンクロップ4k 60pを内部に最大60分記録可能
- 7kオーバーサンプリングの4k 30pモード、超望遠を実現する専用の4k 60pクロップモード
- AF可能なFullHD 120pのスローモーション録画も可能
- オートフォーカス
- α6700
- 98%をカバーする759点位相差検出ポイントと25点のコントラストポイント
- -3EVまで動作
- AIにより従来モデルよりはるかに多くの被写体の検出数や能力が向上
- 姿勢で人間を認識でき、カメラを向いていなくても検出可能
- EOS R7
- 100%をカバーする5915点のAFポイント
- -5EV、f/22でもAFが可能(条件あり)
- R3/R5/R6と異なるAIベースの顔、目、動物追尾を提供する
- 車、バイク、ヘルメットの追尾が可能
- 連写
- α6700
- AF/AE追従で11コマ/秒
- EOS R7よりはるかに大きなバッファ 1000コマ以上のjpeg、59コマのRAW
- EOS R7
- 電子シャッターノンクロップで30コマ/秒、メカシャッターが15コマ/秒
- メカシャッターで224コマのjpeg、51コマのRAW
- ファインダー
- α6700
- 236万ドット 0.70倍 120fps
- EOS R7
- 236万ドット 倍率0.72倍 120fps
- 背面液晶
- α6700
- 3インチ 103万ドット
- EOS R7
- 3インチ 162万ドット
- ボディ内手ぶれ補正
- α6700
- 5段分
- EOS R7
- レンズとの協調補正で最大8段分
- メモリカード
- α6700
- シングルSDメモリカードスロット
- EOS R7
- デュアルSDメモリカードスロット
- バッテリー
- α6700
- 背面液晶で700コマ、EVFで750コマ
- EOS R7
- 背面液晶で770コマ、EVFで500コマ
- 価格
- α6700
- ボディ単体で1450ポンド 16-50mmレンズキットで1550ポンド
- EOS R7
- ボディ単体で1349ポンド
- 結論
- α6700
- EOS R7よりわずかに優れた動画性能、より大きなバッファ、広いISO範囲、裏面照射型センサー、高度な被写体検出機能、長いバッテリー寿命を提供
- EOS R7
- より高解像度、高速な連写性能、3段優れたボディ内手ぶれ補正、高解像度の背面液晶、デュアルメモリカードを低価格で提供
甲乙付けがたい性能
上記はレビューをまとめたものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事では、それぞれ機能別に性能が比較されています。性能的にはどちらも高いレベルで、その中で優劣がそれぞれあるような感じになっていますね。主な比較対象としては、裏面照射型センサーの有無、より優れた被写体検出機能、連写性能、バッファ、メモリカードスロットの数あたりになると思います。
しかし、個人的には、やはりEVFの位置が光軸上にあるEOS R7とレンジファインダースタイルのα6700は、意見の分かれるところではないかなと思いますね。より小さなカメラならα6700ですし、光軸上にEVFがほしい場合にはEOS R7を選択することになると思います。仕様的には結構迷いますね。
主要メーカの製品レビュー最新情報まとめ
ニコンのレビュー
- 動画撮影向けNikon ZRに期待する仕様と予想される仕様
- Nikon Z6、Nikon Z7の新ファームが公開 軽微な不具合を修正
- Nikon Z5IIは高価なカメラに迫る性能ながら低価格 短所は特にない
- Nikon Z5IIのダイナミックレンジ結果公開 Z6IIとほぼ同等か
- ニコン Nikon Z30の新ファームを公開 操作できなくなる問題を修正
キヤノンのレビュー
- EOS R5 Mark IIのAF不具合の原因が判明か 特定の設定で問題なく動作する模様
- キヤノン RF75-300mm F4-5.6の供給不足を告知 納期に時間がかかる可能性
- キヤノン PowerShot V1は低コストですべてを賄いたい映像制作者に最適
- EOS R5 Mark IIのAFの問題は最新ファーム適用で発生か ファーム修正で改善へ
- キヤノン 国内でもRF75-300mm F4-5.6を正式発表 価格はなんと3万5200円
ソニーのレビュー
- ソニー FE 16-25mm F2.8 Gの人気がない理由がわからない 低価格で性能はしっかりしている
- FE 50-150mm F2 GMは取り回しがよくAF性能は驚異的
- ソニー FE 50-150mm F2 GM 正式発表 想定価格60万円
- ソニー ZV-E10 II、α7C II、α7C R、α7S III新ファーム公開 大規模アップデートあり
- ソニー α7R IV、α7C、α7 III、ZV-E10新ファームを公開 無線接続セキュリティ向上ほか
富士フイルムのレビュー
- 富士フイルム 米国での製品予約を一時中止 関税の影響が甚大か!?
- 富士フイルムGFX100RFが手振れ補正、ハイブリッドファインダー非搭載の理由
- 富士フイルム GFX100RFは富士フイルムの集大成にしてカメラの頂点
- 富士フイルムGFX100RFがボディ内手ぶれ補正を搭載しない理由とその影響
- 富士フイルム GFX100RFの第一印象 小型化するための潜在的な欠点が2つある
シグマのレビュー
- SIGMA 300-600mm F4 非常に高性能で望遠単焦点よりも柔軟でコスパ良い
- Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporaryの発売日が決定
- シグマ 300-600mm F4 DG OS | Sportsの発売日が決定 公式通販約130万円
- SIGMA BFは見逃すかもしれない被写体を持ち歩きながら探し撮影するカメラ
- シグマ300-600mm F4はNikon Z9の使用で15コマ/秒制限を突破できる(条件あり)
タムロンのレビュー
- タムロン 18-300mm F/3.5-6.3のZマウント版、RFマウント版の開発を発表
- タムロン90mm F/2.8 MACROは低価格 中央部の解像は最高 重大な欠点がないレンズ
- タムロン RFマウント用APS-C 11-20mm F/2.8の発売日決定 12万5400円で発売
- タムロン 90mm F/2.8 Di III MACROは欠点を見つけられない、ただ良いレンズ
- タムロン “35-150 mm f/2-2.8はほとんどのテストで非常に良好または良好なレンズ”
(記事元)https://www.photographyblog.com/articles/sony_a6700_vs_canon_eos_r7_which_is_better
Twitterいいねとリツイートのお願い
記事をよんで面白いと思ったら、Twitterでのいいねボタン、リツイートをしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧 (2件)
EOS R7にはジョイスティック、1/8000秒メカシャッター、デュアルカードスロットがあるんですよね。
それでいてα6700より安いのでコスパ良く感じます。
ただRF-Sレンズのラインナップがまだまだ足りないのでAPS-C用だけでもシグマやタムロンのレンズが出れば魅力的なのですが。
EOS R7の圧倒的に魅力を感じますね。
AIAF以降のソニー機のAFは分かりませんが、R7の被写体認識と追従性能は十分実用に足りるものです。動体撮影には必要な高速シャッターと連続コマ数、デュアルカードスロットですから業務でサブ機としても使えます。
一方で、6700はメカ11コマ、シングルスロット、ファインダーが光軸上にないデザインなど動体撮影には扱い難い点が多いです。
RFはAPS-C用レンズの種類が少ないとの意見もありますが、超望遠においては元々フルサイズ用を使うのが一般的ですので全く懸念材料になりません。
よってこの2択であれば性能面でEOS R7の方が優れていると思いますし、価格もR7が安いためコストパフォーマンスの面でも優れていますね。