サードパーティ製RFレンズの行方
サードパーティ製RFマウントレンズの発売についてキヤノンはどのように考えているのでしょうか?この記事ではキヤノン関係者がメディアの取材に応じた内容について詳しくお伝えします。
戸倉氏は「他社がいくつかのRFレンズを出し始めているが、他社がどういうレンズを出すかについては我々は預かり知らない状況で、こういうのが出てきたのかと知るだけ。許諾など契約の内容については、とても外に言えるものではない。今は、我々の事業戦略の中で契約の内容を決めている、としか言えない」とコメントしました。
やはりフルサイズは期待できない?
キヤノンの関係者がサードパーティメーカがフルサイズレンズを発売する可能性についての質問に答えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事ではキヤノン関係者はサードパーティのフルサイズRFマウントレンズへの質問に、ほとんど答えなかったとして、前向きな発言はなくしばらくはフルサイズレンズのサードパーティレンズは登場しないのではないかと悲観的な見方をしています。確かに、キヤノンはレンズの発売における利益の確保を最優先としているようで、いまのところ他社にフルサイズレンズの発売を認めることはないような印象です。
一方でRF-Sレンズについては、キヤノンの設計/製造リソースまで手が回らないのか、そしてAPS-Cミラーレスカメラを多く発売しながら対応するレンズがないということでユーザからの反感があることを避けようとしたのか、現時点では複数のメーカからのレンズの発売を認めている状況です。
海外のサイトなどでは、おそらく契約上の観点や、他社のレンズ発売の戦略上言えないだけで、少なくとも否定的な意見は述べていないので前向きに捉えてもいいのではと考えている人もいて、様々な意見があるようです。
ただやはりレンズからの利益を考えると、現状のキヤノンの戦略はある意味で合理的と考えることもできますし、こういう方法になるのは仕方がないのかもしれません。そして経営上の観点から他社がどのようなレンズを発売するかなどとは絶対に言えないでしょうから、このような発言になるのも仕方がないのかなと思います。
さらに「キヤノン 2025年後半に”超望遠” PowerShot V3を発表の噂」ではPowerShot V3の噂について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- 2台の認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- キヤノン
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- EOS R50 V 2025年2月末までにある可能性
- EOS RC 2025年
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- EOS R1、EOS R5 Mark IIの新ファーム 2025年2月末まで
- 2本のLレンズ 2025年2月末まで
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 素晴らしいGMレンズ 2025年3月下旬~4月上旬
- 富士フイルム
- 固定レンズ式GFXカメラ 2025年3月発表予定
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年
- 2台の認証登録されたカメラ
- パナソニック
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
(source)マイナビニュース
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コメント
コメント一覧 (10件)
サード側の(一般参加者に言えるレベルの)話では、技術的には出せるし商業的にも出したいが、大人の事情で……な感じ。
別記事にはレンズ毎と書きましたが、それだと発表前の情報をキヤノン側に伝えなきゃですし、AF/MFやフル/APS-Cのように幾つかの区分単位で許諾でしょうか。NDAで厳密に縛ってのレンズ毎許諾ってあり得るかな……?
いずれにせよ近々の期待は難しく、新マウント開発への莫大な投資などを考えれば「好き勝手に出させろ」とユーザーから無責任に求めるのはどうかな、とも思います。
むしろこの1年でAPS-Cサードレンズが一気に増えたことに感謝です。APS-Cだけならもうちょい早くても、とは思いますが……自社で揃える意思は元々希薄だったんでしょうしw
時代のメインマウントっていうのは、純正レンズ以外の様々なサードパーティが参入して、若いユーザーから年配ユーザーまでの多くのお客で賑わうものです。
かつてのEFマウントしかり。今はEマウントですね。
キヤノンは今のままだとメインマウントになれないことを把握するべきだとだと思います。
キヤノンが正真正銘のNo1でありメインマウントなので、フルサイズのサードパーティ開放に
消極的なのでは? ソニーEは圧倒的なキヤノン・ニコンに対抗するため開放せざるを
得なかったわけで。シェアが下がって余裕が無くなれば嫌でも開放しますよ。
純正側の事情ももちろん理解出来ますが、サードの拡充すら認めないのであれば、純正メーカーだけでラインナップを充実させるべきです。
こちらとしてはメーカーへの愛着とかそういう気持ちで使っているわけではありません。業務で使える道具が有るか無いかです。
現在のRFマウントには残念ながらそれがありません。残念としたのはボディに関しては導入したい物があるからです。非常に勿体ない。
2026年の後半までにはシグマとタムロンがRFマウント用に出すと予想してます
タムロンは一気にレンズ本数増やすのは、RFマウントを念頭に置いたものとしか考えられないから
キヤノンもフルサイズ用でサードパーティの参入認めないなら、年に10本ずつ2028年まで毎年レンズ出して、今より20%値段下げたら?
今のリリースペース守って、この価格設定ならサードパーティを即参入させるべき
キヤノンは他社がどのようなレンズを出すかあずかり知らないと
言っているので特にフルサイズを発売しないようにしているとは
思えません。
まして他社との契約条項があれば言えるはずもなく、MFでは
既にコシナが発売済みですしいずれは発売されるでしょう。
EFマウント時代にキヤノンを選んだり薦める理由の一つとして “サードレンズが豊富なこと” がありました。
正直RFマウントは選びづらく薦めづらくもあります。
EFマウントユーザーは純正マウントアダプターが豊富なのでRFマウントへ移行するのは苦がないですが、ご新規にはオススメできません。
サードの使いたいレンズって具体的にどのレンズなんでしょうね。
広角の単焦点は少し弱いと思いましが他は純正で事足りると思いますが。
下手にサードにレンズシェア取られると結果純正レンズが高くなるだけなのでサードは参入しない方がいいです。
数年前にミラーレス世界シェア一位になったし、昨年はフルサイズミラーレスオンリーだけでもももしかしたら一位になったかもしれないくらいだからなあ。
サードの力を借りる必要がないというか、デメリットのほうがでかいよね。
APS-Cはあまり出す気ないから、許可したんだろうけど。
まあフルサイズもあるレンズを程度出し切ったら、許可するかもしれん。