2024年「表」カメラニュースランキング
今年も当サイトをご覧いただきありがとうございます。今年も、当サイトが勝手にランキングを決定する毎年恒例の2024年の年間カメラニュースTOP10を発表していきたいと思います。今年は、良いニュースと悪いニュースをそれぞれ取り上げてみたいと思います。良いニュースを「表ランキング」、悪いニュースを「裏ランキング」として、今年のTOP10のランキング形式でお伝えしていきます。
今回のランキングは「表」カメラニュースTOP10の3位から1位までを発表します。
「表」3位 デジカメ販売の復調
さて、いよいよ「表」ランキングのTOP3の登場です。表ランキングの3位はデジカメ販売の復調です。CIPAなどのデジカメ出荷台数を見ても、ここのところ対前年比で出荷台数が増加していて、デジカメ市場の縮小も底を打ったと言われています。また、デジカメの価格も高くなっていることから、出荷金額でもプラスになっていて、やっとデジカメ市場が復調してきているような状態になっています。
また、若い人のオールドコンデジブームや、富士フイルムのX100VIの大流行など、デジカメがまだまだ売れる可能性があることがわかり、今後に期待できる1年になったのではないかと思いますね。
しかし一方で、AIによる被写体認識、積層型センサーによる読み出しの高速化に加え、さらなる技術革新がないとカメラの買い替え需要を満たすことができないと考えられるため、今後のカメラメーカの研究開発や、新しいアイデアの創出などは非常に厳しい状況になるのではないかと思います。
- 2024年カメラ購入者層に変化!? 30代以下デジカメ購入者が大幅に増加
- 2025年1月デジカメ出荷統計公開 国内落ち込むも世界では前年同月を上回る
- 2024年12月デジカメ出荷数量公開 過去2年間を上回りカメラ販売は好調か
- 24年9月デジカメ統計発表 前年並みの出荷数を維持し好調が続く
- 2024年7月のデジカメ出荷数量発表 日本でのカメラ販売が好調に推移
- デジカメ販売の回復傾向 CIPAが発表した2024年6月の出荷数量と地域別分析
- 24年5月のデジカメ出荷数量発表 前年を上回りデジカメ需要復調か
- デジカメ出荷統計発表 日本は大幅減少も米国、中国がデジカメ市場を牽引
- デジカメ出荷が好調!! 前年同月比約30%増加 勢いを維持できるか
- ミラーレス市場、驚きの回復! 対前年同月で50%増加 最新統計からみる動向
「表」2位 EOS R1発売
ニコンがNikon Z9を発売し、ソニーがα1を発売したなかで、唯一フラッグシップモデルを発売していなかったキヤノンがついにEOS R1を発売しました。すでに準フラッグシップモデルのEOS R3を発売していたわけですが、より信頼性が高く、被写体認識機能などに優れた製品となっていて、スポーツ撮影や報道向けのプロフェッショナル向けカメラとして安定した製品になっていると思いますね。
一方で、EOS R1はEOS R3のマイナーバージョンアップではないかと考える人がいたり、もっと先進的な機能を搭載するのかと思って残念だと思う人もいるようで、評価が分かれるカメラともなってしまいました。
よくも悪くも多くの人が期待していたキヤノンのフラッグシップモデルの発売ということで、いかに多くの人が注目していたカメラであるかが、よくわかる年でもありました。
- EOS R1はあまり成功しなかったようだ なぜEOS R3と差別化しなかったのか!?
- キヤノン “EOS R1の高解像度版はない 高解像度を担当するのは5シリーズだ”
- EOS R5 Mark IIに寒冷条件で起動不能になる問題が!? 新ファーム発表遅れの要因との憶測も
- EOS R1レビュー “ニッチなカメラだが品質とデザイン、AF性能は素晴らしい”
- EOS R5 Mark IIの新ファームの更新内容の噂 2月末までに発表か!?
- キヤノン 2月末までにEOS R1、R5 Mark IIの”大きな”新ファームを公開か!?
- EOS R1は1D X Mark IIIの正当な後継機だが野心的な要素が足りない
- キヤノンの2024年の評価はA- EOS R5 Mark IIの発売が高い評価に
- EOS R1レビュー “数値上の仕様で差別化する製品ではない 撮影に集中できるカメラ”
- キヤノン “EOS R1は100点ではなく120点の完成度を狙って作り込んだ”
「表」1位 ニコンのRED買収
さて、いよいよ今年の表ランキングの1位ですが、いろいろあるニュースのなかで、ニコンによるRED買収を1位に取り上げてみました。動画関連が弱いと言われていたニコンにとっては起死回生の一手とも言える買収で、筆者も驚きましたが、キヤノンやソニーの関係者もかなり驚いたのではないかと思いますね。
REDは動画のRAW保存に関する特許を保有しており、カメラ内部にRAW動画を保存するためにはREDとのライセンス契約が必要になると言われていて、今後、ニコンが他のメーカにこのライセンス契約を認めるかどうか興味のあるところです。また、REDのシネマカメラはRFマウントを採用しているため、将来的にはZマウントのシネマカメラが発売される可能性もあり、ニコンの存在感がシネマカメラで高まることは間違いないと思いますね。
一方で、今後の映画の撮影は生成AIによる動画が主流になると言われていて、実際にシネマカメラを使って撮影するようなことは少なくなっていくのではないかとも言われています。そのため、シネマカメラ市場も縮小していくのではないかと言われていて、ニコンは今後衰退する市場においてREDを高値で掴まされたのではないかと指摘する声もあります。今後、ニコンがREDの技術をどのように活かしていくか、そして映画の撮影が本当に生成AIによるものが主流になるのかどうか、非常に興味があるところですね。
- RED買収後のニコンの動画への関与と注力は予想していたよりも早かった
- ニコンがZ CINEMAの商標を申請したことでREDブランド終了との憶測が流れる
- RED KOMODO RF版が2000ドル(約30万)値引き Z版登場でRF版終売との憶測も
- ニコン REDやNikon Zの機材で海外の教育市場に大規模参入中か?
- REDのZマウントシネマカメラの噂は正しかったのか検証します
- RED社 Zマウント対応のV-RAPTOR[X]、KOMODO-Xを正式発表
- Zマウント採用 REDのV-RAPTOR、KOMODOの製品画像が流出か!?
- RED ついにZマウント採用のV-RAPTORを発表!? 同時にシネマレンズも発表される!?
- 今年のニコンの評価はB+ “発表された製品数は減ったがRED買収はプラス”
- RED社 Nikon Zマウント採用のシネマカメラを2025年第4四半期にも発売か!?
本年も当サイトをご覧いただきありがとうございました
さて、「裏」と「表」のランキングTOP10がすべて揃いました。供給不足の問題があったのか、各カメラメーカから発売される製品数が少なかった印象ですが、話題性のあるニュースは良いものも悪いものも結構ありましたね。
ポジティブなのは、若い人がカメラを使い撮影をする機会が増えていることで、これがカメラ市場の活性化なつながればいいなと思いますね。一方でメーカは高い製品の発売にシフトしてしまっているので、カメラをお勧めしたり、趣味として初めにくい状況になってしまっています。
ニコン、キヤノンはマウントが大きいので小さなカメラは難しいかもしれませんが、LUMIX S9程度のカメラなら発売できそうですので、小型で低価格、それでいて使う楽しさがあるカメラやレンズが発売されるといいなと思いますね。
来年はどのようなニュースが報じられるのか楽しみです。
それでは、明日も通常運用の予定ではありますが、本年も当サイトをご覧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。良いお年を迎えられますことをお祈り申し上げます。
コメント
コメント一覧 (2件)
速報から某界隈の噂話まで、様々な情報を取り上げてくださる本サイトには本年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年を迎えられますように。
興味のある記事等、楽しく読ませていただきました。
良い年をお迎えください。
来年も宜しくお願いいたします。