2024年「裏」カメラニュースランキング
今年も当サイトをご覧いただきありがとうございます。今年も、当サイトが勝手にランキングを決定する毎年恒例の2024年の年間カメラニュースTOP10を発表していきたいと思います。今年は、良いニュースと悪いニュースをそれぞれ取り上げてみたいと思います。良いニュースを「表ランキング」、悪いニュースを「裏ランキング」として、今年のTOP10のランキング形式でお伝えしていきます。
今回のランキングは「裏」カメラニュースTOP10の10位から7位までを発表します。
「裏」10位 検証シリーズのアクセス数問題
まずは自虐ネタから。当サイトではカメラの噂を取り扱っています。新製品が実際に発表されるたびに、それまでに流れていた噂が正しかったのかどうか検証する記事も掲載しています。具体的にはこちらの記事になります。
この検証企画なのですが、製品によっては1年以上も噂が継続的に流れるものもあり、まとめるのが非常に困難な製品もあります。中には噂がたった数回しか流れないような製品もありますが、そのような製品は非常に珍しいです。従って、より多くの噂を見ていくことになるのですが、これが非常に手間になるのですが、その割にはアクセス数が他の記事よりめっちゃ少ないという問題を抱えていまして、頭を抱えている状態です。
とはいえ、個人的には面白いので、なんとか続けていこうと思っているのですが、ぜひそのモチベーションとなるように、当サイトのXアカウントをフォローのうえ、検証記事の投稿に対して「いいね」をしていただけるとありがたく思います。
- 【検証】ソニーFE 28-70mm F2 GMの流れていた噂は正しかったのかどうか検証する
- 【祝α1 II発表】これまで流れていたα1 IIの噂は正しかったのか検証する
- 【祝Z50II発表】これまで流れていたNikon Z50IIの噂が正しかったのか検証する
- 【祝発表】RF24mm/50mm F1.4 L VCMの噂は正しかったのか検証する
- 【祝発表】RF70-200mm F2.8 L IS USM Zの流れていた噂は正しかったのか検証する
- 【検証】富士フイルム X-M5の流れていた噂が正しかったかどうかを検証する
- 【祝EOS R1発表】これまで流れていたEOS R1の噂は正しかったのか検証する
- 【検証シリーズ】NIKKOR Z 35mm f/1.4の噂は正しかったのか検証してみる
- 【検証シリーズ】Nikon Z 6IIIに関して流れていた噂は正しかったのか検証します
- 【検証】発表前のタムロン 50-300mm F/4.5-6.3の噂は正しかったのか検証します
「裏」9位 続くカメラ、レンズの供給不足
今年も人気製品が多かったのか、様々なカメラやレンズが供給不足になりました。年の初めにはX100VIが爆発的な売れ行きで話題になりましたし、その後、富士フイルムの様々な製品、ニコンではNikon Zf、Nikon Z6III、キヤノンではEOS R5 Mark II、ソニーも様々な部品の供給不足で、製品の発表が遅れたのではないかという噂も流れています。
最近はカメラの在庫管理が非常に厳格になっているようで、在庫をあまり持たなかったり、供給を調整したりと、需要に対してぎりぎりの製品しか供給しないケースが増えているようです。カメラの販売数がそもそも減っていることから、メーカとしては利益をより高めるために、間違っても需要以上の製品を供給しないようにしようと考えている可能性があり、生産数がギリギリになっているのかもしれません。
このため予測を少しでも上回るとかなりの供給不足になってしまい、数ヶ月待ちという状況になってしまうのだと思いますね。しかも、ユーザもそれを理解していて、なるべく早く手に入れるために、とりあえず発表されて予約が始まったら製品レビューなどを確認する前に複数のショップで予約を入れている人も多いようです。そのため、余計に供給不足という言葉が目立つようになっている可能性もあるのかもしれません。
今年の初めは部品不足、物流の混乱などで供給不足になっていたようですが、今後もこれとは別の理由で供給不足が多く発生する可能性も考えられそうです。
- 2024年カメラニュースランキング発表 「表」ランキング10位~7位
- 2024年カメラニュースランキング発表 「裏」ランキング10位~7位
- ニコン “Z6IIIは高感度でも低ノイズ Z50IIはコスパが良いとの声を頂いている”
- α1 IIの現在の納期が判明 購入してから入手できるまで約6ヶ月に
- 富士フイルム “フルサイズはないが強い存在感 英国では第3位のメーカ”
- マップカメラ11月売れ筋ランキング EOS R5 Mark II3ヶ月連続1位 EOS R1は何位か??
- キヤノン カメラ供給状況の案内を更新 EOS R1、R5 IIの供給不足解消か!?
- Nikon Z50II本日発売で供給状況判明 キットによっては納期は約4ヶ月に
- 海外でNikon Z9/Z8が約7万円の大幅値引き BFセール中だけ!? 後継登場も近い!?
- Nikon Z30供給不足の不思議 WZキットの納期は25年3月下旬に Z30II登場が近い!?
「裏」8位 今年も進展のないFoveonセンサー
シグマが開発しているフルサイズFoveonセンサーですが、今年もあまり進展がないようでいい情報は流れませんでした。シグマのFoveonセンサーは下記の画像のように画素が3層に並んでいるセンサーで、すべての画素で青、緑、赤の色を受光することができるため、非常に繊細で高解像度の画像が得られる仕組みです。
今年に流れた情報では、シグマのFoveonセンサーの開発進捗状況はあまりよくないらしく、設計してはプロトタイプを作って確認し、問題が発見されては設計を再変更して再びプロトタイプを作って確認するという過程を繰り返しているようで、まだまだ製品を作るような段階までは至っていないようです。
動画向けではないかもしれませんが、もし実用化されれば静止画撮影においてはゲームチェンジャーになる可能性がある技術ですので、来年には期待したいですね。
- シグマ 9月5日に新製品発表を告知 噂の28-105mm f/2.8 Artレンズが登場か?
- シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary RFマウント用のサンプル画像公開 RAWもあります
- シグマ 24-70mm F2.8 DG DN II Artは賞賛する言葉以外を見つけることが難しいレンズ
- シグマ Foveonセンサーの特許 データ転送量が多く開発が難航か??
- シグマが世界で最も明るいフルサイズ用AFズームレンズを発表する?
- シグマ “Foveonセンサーは昨年以降大きな進展なくまだ設計段階”
- シグマ インタビュー “RFレンズの要望を認識 全員がそれに応えたいと考えている”
- シグマへのインタビュー “Z用フルサイズレンズでニコンユーザの心を掴みたい”
- シグマ 500mm F5.6、15mm F1.4発表前の噂が正しかったのか徹底検証
- シグマが語るFoveonセンサー開発の現状 3段階プロセスの中間にて停滞
「裏」7位 Zシリーズの命名規則が変わる
いいニュースなのか悪いニュースなのか微妙ですが、今回は「裏」の7位にランクインさせてみました。
これまで、ニコンのZシリーズは、Nikon Z 6II、Nikon Z 9というように、Zと数字の間にスペースがあったのですが、Nikon Z6IIIからZと数字の間にスペースがなくなりました。その後、Nikon Z50IIもスペースなしの表記になり、今後、ニコンはZシリーズをスペースなしの表記に統一させるようです。
Zと数字の間にスペースがあると、検索でひっかかりにくくなるので個人的にはスペースなしの表記に賛成なのですが、最初から気がついてスペースなしにしたほうがよかったのではないかと思いますね。
次回は2024年「表」カメラニュースランキング
さて、ここまで「裏」のランキングTOP10を10位から7位まで見てきました。あー、こんな記事があったよね、と思われた方もいるのではないでしょうか?皆さんが興味深いと思った記事があったら教えていただけると嬉しいです。
明日は「表」のランキングのTOP10から7位までの発表となります。それでは、ご覧いただきありがとうございました。
- 2024年カメラニュースランキング発表 「表」ランキング10位~7位
- ソニーα1 IIのダイナミックレンジテスト結果公開 競合を上回るテスト結果
- 中国のSNSで”Nikon ZDc”の投稿 これは一体何を意味するのか?
- 2024年カメラニュースランキング発表 「裏」ランキング10位~7位
- 富士フイルム 転売対策で国内販売のX100VIの言語設定を日本語と英語に限定へ
- 富士フイルム GFX100Sの生産が完了 公式通販でも製品リストから外れる
- 2025年に登場が期待されるニコンカメラの仕様の噂 Z9II、Z7III、Z5IIほか
- 今年もやります! 2024年デジカメニュースランキングTOP10掲載の告知
- ニコン “Z6IIIは高感度でも低ノイズ Z50IIはコスパが良いとの声を頂いている”
- ニコン 2025年にZ9II発売し、グローバルシャッター搭載の別カメラ開発中との噂
コメント