キヤノンの新ファームの噂
EOS R1とEOS R5 Mark IIの新ファームの噂が流れています。どのような新ファームになる可能性があるのか、この記事で詳しくお伝えします。
2025年2月27日に日本の横浜で開催されるCP+の前に、ほぼすべてのカメラ、レンズ、アクセサリメーカから多くの発表があるだろう。
現時点では、キヤノンから大きなカメラの発表はないと考えているが、レンズの発表についてはまだ確信が持てない。これについては近い将来にさらに情報をお伝えしよう。
私たちが聞いているのは、キヤノンがEOS R5 Mark IIとEOS R1の両方に対して「大きな」新ファームを発表する予定だということだ。現時点では、これら2台のカメラのみが言及されている。
発表される可能性がある機能の一つは、EOS R1のコンテンツ認証システムだが、100%確実ではない。このカメラには、それに対応するハードウェアが搭載されていることは明らかになっているが、現時点ではキヤノンはカメラの背面にある小さな窓については一切言及していない。
ファームウェアのアップデートでどのような機能が追加されるかは詳しくは聞いていないが、「重要な」ものであると聞いている。これらのカメラは機能面でまだスタートしたばかりであり、顧客のフィードバックに基づいて進化していくと考えている人は多いだろう。
キヤノンは過去にも展示会の前にファームウェアを発表することが多く、これにより少し話題を呼び、カメラの販売につなげることができるだろう。また発表が行われる正確な日付については聞いていないし、キヤノンが過去に展示会の近くでこのような発表を行った時期についても、特に一貫性があるわけではなかった。
R1とR5 Mark IIに新ファームが登場か
キヤノンのカメラの新ファームに関する噂が流れています。噂によれば、EOS R1とEOS R5 Mark IIについて新ファームが提供される可能性があるようです。
その中身については具体的には分かっていないようですが、まず期待される一つの機能として、撮影した写真がフェイクではないことを確認できるコンテンツ認証に関する技術が搭載されるのではないかとしています。また、新ファームについては「大きな」新ファームということで、どの程度大きなものになるのか興味深いところです。
大きなというと、メジャーバージョンアップを思い出してしまいます。ソフトウェアは通常、V1.01のような表記でバージョンを表しますが、少数点部分の数値がインクリメントされる場合にはマイナーバージョンアップと呼ばれ、簡単な機能追加や、不具合の修正のみということが一般的です。
整数部分がインクリメントされる場合には、これをメジャーバージョンアップと呼び、非常に大がかりな機能追加が実施されることが一般的で、今回のEOS R1とEOS R5 Mark IIについては「大きな」と表現されていることから、何かしらの大規模な機能の追加も期待できるのかなと思いますね。実際には、どのような機能が追加されるのでしょうか?
そして「キヤノン 超望遠ズームの特許 200-700mm f/5-7.6、200-600mm f/5-6.5ほか」ではキヤノンのレンズの特許について詳しくお伝えします。
EOS R5 Mark II | EOS R5 | |
センサー | 裏面照射積層CMOSセンサー | CMOSセンサー |
---|---|---|
アクセラレータ | 搭載 | |
静止画記録タイプ | JPEG、HEIF、RAW、C-RAW | JPEG、HEIF、RAW、DPRAW、C-RAW |
動画記録タイプ | RAW、XF-HEVC S YCC422 10bit、XF-HEVC S YCC420 10bit、XF-AVC S YCC422 10bit、XF-AVC S YCC420 8bit、News Metadata | ALL-I、IPB、RAW |
フォーカスブリージング補正 | 対応 | |
視線入力 | 対応 | |
AFエリア分割数(動画) | 最大975分割(39×25) | 最大819分割(39×21) |
測距輝度範囲(静止画) | EV−6.5〜21 | EV‒6.0~20 |
測距輝度範囲(8k動画) | EV−4.5〜21 | EV‒3~20 |
AFエリア | スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、全域AF、フレキシブルゾーンAF(AF1、AF2、AF3) | 顔+追尾優先AF、スポット1点AF、1点AF、領域拡大AF(上下左右)、領域拡大AF(周囲)、ゾーンAF、ラージゾーンAF(縦)、ラージゾーンAF(横) |
測光センサー(静止画) | 6144分割(96×64)測光 | 384分割(24×16)測光 |
シャッター(静止画) | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター、撮像素子によるローリングシャッター | 電子制御式フォーカルプレーンシャッター |
電子シャッター(静止画) | 1/32000~30秒(条件あり) | 1/8000~30秒 |
電子シャッターシンクロ同調 | 1/160秒 | - |
電子先幕シンクロ同調 | 1/250秒 | 1/250秒 |
高速連続撮影 | 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約30コマ/秒(電子シャッター) | 最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)、最高約20コマ/秒(電子シャッター) |
メカシャッター連続撮影可能枚数 | RAW:約230枚 | RAW:約66枚 |
手振れ補正効果 | 最大8.5段 | 最大8.0段 |
マルチアクセサリーシュー | 対応 | |
8k動画(最大) | 8k 60p | 8k 30p |
USB通信 | USB 10Gbps(SuperSpeed Plus USB/USB 3.2 Gen 2)相当 | SuperSpeed Plus USB(USB 3.1 Gen 2)相当 |
サイズ | 約138.5×101.2×93.5mm | 約138.5×97.5×88.0mm |
重量 | 約746g(バッテリー、カードを含む) | 約738g(バッテリー、カードを含む) |
WiFi 6Ghz | 対応 |
(source)CanonRumors
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