富士フイルムはコダック製品をフィルムシミュレーションに加えることが賢明だ

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富士フイルムはコダックブランドを取得すべきか

富士フイルムは経営危機とされるコダックのブランドを取得し、自社に取り入れるべきだという意見が公開されています。どのような意味なのか、この記事で詳しくお伝えします。

最近のコダックは、最初に「今後も生き残ることができるかわからない」と述べ、その後に「事業を継続する計画がある」と言うなど、混乱したメッセージを発信している。

かつて富士フイルムの最も強力なライバルだったコダックは、今やデジタル化の波に両者がどのように立ち向かったのかを象徴的に示す存在となっている。富士フイルムは自らを改革し、成功を収めた。残念ながらコダックは生き残ることに苦労している。

私はコダックが生き残る方法を見つけられることを願っているが、もし事業を閉鎖することになった場合、富士フイルムがコダックの伝説的なフィルムブランドやスタイル――Portra、Ektachrome、Tri-X――のライセンスを取得し、他社に先を越される前に自社のフィルムシミュレーションに加えることが賢明だと思う。

フィルムシミュレーションにコダックフィルムを

富士フイルムはコダックのブランドのライセンスを取得したほうがいいのではないかとFujiRumorsが伝えています。

コダックといえば、富士フイルムと同じくカメラ用フィルムメーカーとして有名でしたが、デジタル化の波に乗り遅れ、一度は破綻しています。一方で富士フイルムはデジタル化に成功し、さらに化学製品の分野を拡充するなどして生き残りに成功したため、この両社はよく比較される存在となっています。

富士フイルムのデジタルカメラには「フィルムシミュレーション」と呼ばれる、フィルムで撮影したような色彩を表現する仕組みが搭載されています。フィルムは製品ごとに発色や粒状感が異なるため、かつて販売されていたそれぞれのフィルムを再現するようになっています。

富士フイルムは現在、過去に自社が販売していたフィルムを再現していますが、そこにコダックのフィルム製品を再現するシミュレーションが搭載されたら素晴らしいのではないか、というのが上記の意見です。

コダックの経営状況が厳しいのではないかと報道された際にも、富士フイルムがコダックフィルムのシミュレーションを搭載したらどうか、という意見は少なからずあり、より多様なフィルムの再現を望む声は多いようです。

実際に経営が厳しいのであれば、フィルムシミュレーションに採用するだけのライセンスを受けて富士フイルムのカメラに機能を搭載することは、もし可能であれば確かにユーザーにとって嬉しいことかもしれませんね。皆さんはどう重いますか?

さらに富士フイルムのX-T30IIの最新の噂を「X-T30 II後継機種の予想される仕様 ボディ内手ぶれ補正なしで低価格機になる?」にて詳しくお伝えします。

FujiRumors

現在噂されている製品のリスト
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • フィルム製造が大きな会社の一部で良いのか、分社して小規模の会社で良いのかがフィルム文化を維持する分岐点かもしれません。
    フィルム単位ではなく現像処理まで考えると小さな会社では無理かなと思いますが最適解を見つけて適正価格で販売をして頂きたいものです。
    現行の価格が既に一般の方が手を出すのには無理な価格になっていますのでこれ以上高額になると絵に描いた餅のようになってしまいます。
    フィルム各社の一層の努力と使用者がこれ以上減少しないことを祈るばかりです。

  • コダックはもうフィルムは作っていませんし今はコダックから
    分離したコダック アラリスがフィルムを作っているので
    交渉先はコダック アラリスになると思いますがどうなるか
    分かりませんね。
    それにフィルムシミュレーションと同等機能は他社のカメラにも
    違う名前で搭載されていますし、また世界のそれらのカメラユーザーが
    レシピを無料公開してますので無理をする事は無いのではと思います。
    ちなみにキヤノンの一眼レフでベルビア50モードで撮影出来たりします。
    キヤノンは多くは海外ユーザーが公開しているので英語になります。
    なおレシピは撮影後でもRAWデータであれば適用可能。
    実際にはカメラに組み込んだ方が手っ取り早い。(カスタムモードの空き領域)

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