2024年7月の出荷統計
デジカメ出荷が好調
CIPAが2024年7月のデジタルカメラ出荷統計を公開しています。上記はレンズ交換式デジタルカメラの出荷数グラフになります(画像タップで拡大します)。
グラフをみると前年、前々年を上回り非常に好調に推移していることがわかりますね。
各国で好調なのですが、特に日本国内ではかなり好調に推移しているようです。下記の表はミラーレスカメラの出荷数と出荷額の前年同月比です。
出荷数前年同月比 | 出荷額前年同月比 | |
日本 | 140.3% | 151.0% |
中国 | 120.8% | 130.0% |
欧州 | 132.8% | 139.8% |
米州 | 95.2% | 110.4% |
米州を除いて前年30%増ぐらいになっているのですが、特に日本では出荷数が40%増加し、出荷額は50%増加しています。このことから7月にはカメラがかなり売れたことがわかりますね。また出荷額のほうが伸び率が高いので、高いカメラが売れたことが示唆されています。
可能性としてはソニーが値上げを告知したことや、Nikon Z6IIIの発売も影響している可能性も考えられそうです。
当初、去年の年末にあまり出荷数が伸びなかったことから、今年はあまり販売台数については見込めないと思われていましたが、実際には好調に売れている様子がわかります。しかし、カメラの性能の伸びしろが少なくなっていくなかで、今後の同様の伸びが期待できるかどうかは不透明ですよね。今後も同様にカメラが売れるといいなと思いますね。
(記事元)CIPA
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コメント
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ダイヤモンド・オンラインによればキヤノンとフジフイルムが
4月~6月期、過去最高業績だったようです。
両社ともカメラ以外が多くを占めているので何が好調なのか
調べていませんが日本企業が元気なのは良いことです。
7月の出荷は基本的に8月発売分になるから、8月の新製品と言えば、ソニーのZVE-10ⅡとキヤノンのR5Ⅱになる
その影響が大きいのでは?
昨年の8月は目ぼしい新製品は発売されてないから、その対比で言うと増えてはいますよね
あくまで1ヶ月限定の比較なので