EOS R5 Mark IIの噂は正しいか検証
EOS R5 Mark IIが先日、正式発表しました。EOS R5 Mark IIに関しては、かなり長いこと噂が流れていたわけですが、今回はその噂が正しかったのかどうか検証していきたいと思います。
これまで流れていたEOS R5 Mark IIの噂は正しかったのでしょうか?それではみてみましょう。なお、噂は日付順で並んでおり、それぞれ左上の日付のリンクをタップすると過去の噂の記事を閲覧することが可能です。
- 新しい6100万画素裏面照射型CMOSセンサー
- 4500万画素
- デュアルDIGIC Xイメージプロセッサ
- デュアルではなくアクセラレータ
- トラッキング可能な30コマ/秒電子シャッター、12コマ/秒のメカシャッター
- 電子シャッターは30コマ、メカは12コマで正しい
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- 中央8.5段
- 新しいソニーや富士フイルムにあるものと似たピクセルシフトハイレゾ撮影モード
- ピクセルシフトハイレゾ撮影はなくAIによる高解像度化
- 2倍/4倍/8倍のデジタルテレコンバーター
- なし
- EOS R3、EOS R6 Mark IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- デュアルピクセルCMOS AF
- 内部8k 60p録画(8k RAW動画が可能かどうかは確認中)
- 軽量RAWだが8k 60pの内部記録可能
- 内部4k 30p/60p/120p録画(すべてオーバーサンプリング)
- 4k 120p録画が可能
- Full HD 240p録画
- Full HDは240p対応
- ビデオ用のフォーカスブリージング補正
- フォーカスブリージング補正機能搭載
- 新しいEOS R6 Mark IIに似たオーバーヒート防止のデザイン 少なくとも8kで40分かそれ以上
- 内部デザインは似ているかもしれないが縦グリップ状のクーリング式
- 4k動画で60分
- カメラ単体で4k 30pで120分以上 60pだと45分
- デュアルCFExpress Type Bカードスロット
- SDとのデュアル
- 標準サイズのHDMI端子
- Type-A端子
- デュアルUSB-C端子
- シングル
- 944万ドットのEVF
- 576万ドット
- 動画撮影用に最適化された新しいデザインのバリアングル背面液晶
- 通常と同じに見える・・・
- 発売時期は2023年第2四半期
- 2024年8月
- EOS R5 Mark IIはEOS R1の前に発表
- 開発発表でもEOS R1が先、正式発表は同時
- 2023年第4四半期にEOS R5 Mark IIが登場
- 2024年7月
- EOS R5の後継機種は複数あり、一つはMark IIでもう一つは高画素版EOS R5
- 今後登場する可能性があるが現時点ではない
- EOS R5 Mark IIがテスターの手でテスト中
- 確かめようがないので不明
- 2023年第4四半期に発表
- 2024年7月
- EOS R5 Mark IIは6000万画素になる
- 4500万画素
- 8k 60pを実現
- 8k 60p対応
- EOS R5 Mark IIには改善された冷却システムがある
- アクティブクーリングシステムがある
- EOS R5 Mark IIカメラのプロトタイプは6000万画素センサーを採用していると言われている
- 4500万画素
- 内部8k 60p録画
- 対応
- 先進的なヒートシンクユニット
- アクティブクーリング実現のための通気口がある
- AI AFを導入(キヤノンはすでに高度なAF追尾で専用のAFアルゴリズムを使用しているため、これが何を意味しているのかは、あまり明確ではない。恐らく、ソニーのα7R Vにあるような専用のAIチップを搭載した、より先進的なAIを今後のカメラに取り入れるかもしれない)
- 被写体の動きを予想するAIシステム
- 発表は2024年第1四半期
- 2024年7月
- RAWでの静止画撮影用に様々な解像度を提供するピクセルビニングのような機能がある
- 調べた範囲ではない
- EOS R1とEOS R5 Mark IIはそれぞれ異なる解像度の積層型センサーを搭載する
- 積層型センサーを搭載
- 6200万画素積層型CMOSセンサー
- 4500万画素
- 6200万画素、3100万画素、1550万画素の可変解像度
- 最大8k 60pの内部録画
- 対応
- 最大4k 120pの内部録画
- 対応
- DIGIC X2Sプロセッサ
- DIGICアクセラレータ
- デュアルCFExpress Type-Bカードスロット
- SDとのデュアル
- 視線入力AF
- 対応
- 改良されたバリアングル液晶
- 普通のバリアングルに見える
- 576万ドット 120fpsEVF
- 解像度もリフレッシュレートも正しい
- マルチファンクションホットシュー
- 搭載
- 新しいバッテリーだが、LP-E6のものと同じ
- LP-E6P
- 新しいボタンとコントロールレイアウト
- 新しい
- 同時にキヤノンの新しいアプリが登場する
- 登場していない
- 2024年2月の発表
- 2024年7月
- NDフィルターが搭載される
- 非搭載
- 暑い環境での作業に役立つアクセサリが提供される
- クーリングシステムのことなら正しい
- 2024年2月に発表される
- 2024年7月
- RAWで8k 60pの録画が可能
- 軽量RAWだが可能
- 4500万画素と6000万画素の両方でテスト中
- 確認のしようがない
- 4k動画のフレームレートが大幅に向上し4k 240p対応
- 4k 120pまで
- EOS R1を発表し、その初期需要が満たされてからEOS R5 Mark IIを発表
- R1の発売が後
- EOS R5 Mark IIにはグローバルシャッターセンサーは搭載されない
- 搭載されていない
- CFExpress Type-Cカードは搭載されない
- Type-Bを搭載
- EOS R5 Mark IIがEOS R1より先に今後数ヶ月以内に発表
- 同時に発表だし開発発表はR1のほうが先で両方からみても間違い
- 革新的なAIオートフォーカス機能が搭載される
- 新しいAI機能が搭載されている
- 4500万画素に固まってきている
- 4500万画素
- 2024年5月末までに正式発表
- 7月発表
- 4500万画素裏面照射型CMOSイメージセンサー(積層型になると信じている)
- 4500万画素
- 3.2インチ有機EL可動式背面ディスプレイ
- 有機ELではない
- 新しいDIGICイメージプロセッサ(名称は不明)
- DIGICアクセラレータ搭載
- メカシャッターなし(情報筋はこれについてかなり確信を持っていると主張している)
- メカシャッターあり
- 最大で60コマ/秒
- 電子シャッターで30コマ/秒
- 新しいAIオートフォーカス
- 正しい
- 8k RAW
- 8k録画可能
- 4k 120p
- 4k 120pあり
- Canon Log 1,2,3
- C-log1なし
- 5月21日頃発表の兆候
- 発表されなかった
- キヤノンのマーケティング部門がトレーニングを開始
- 確かめようがなく不明
- 5月21日頃に新製品発表の可能性
- 発表されなかった
まだまだ続くよ
- 4500万画素の積層型センサー
- 正しい
- 完全な電子シャッター
- たぶんメカシャッターなしの意味で間違い
- 60コマ/秒の連続撮影
- 30コマ/秒
- 8段のボディ内手ぶれ補正
- 中央8.5段
- AI制御のオートフォーカス付きのデュアルピクセルAF II
- AIによる被写体認識AF搭載
- 新しいDIGIC Xシリーズのプロセッサ
- アクセラレータ搭載
- 8k 60p、4k 120p
- 正しい
- 4億画素のハイレゾ撮影
- 1億7900万画素
- 4500万画素の積層型センサーを搭載
- 4500万で積層センサー
- プリバースト機能がある
- 機能あり
- 動画でのオーバーヒートを防ぐ新しい放熱システム
- アクティブクーリングシステム
- 6月や7月の発表になる可能性が高い
- 7月発表
- EOS R5 Mark IIの発表は6月以降に延期された
- 延期されたかどうかは確かめようがないが7月に発表
- 4500万画素裏面照射積層型センサー
- 正しい
- EOS R6 Mark IIに搭載されているフリバースト機能よりも優れた機能
- R6 Mark IIは0.5秒、R5 Mark IIは15コマで優れているかどうかは不明
- メカシャッター時12コマ/秒、電子シャッター時30コマ/秒
- 正しい
- EOS R6 Mark IIのいくつかのエルゴノミックデザインが搭載され、動画/静止画の切り替えボタンが注目点
- 切り替えスイッチあり
- スマートコントローラーなし
- マルチコントローラーがある
- 視線入力AF搭載
- 搭載されている
- EOS R5 Mark IIは7月発表、8月出荷予定
- 日付はただしい
- 4500万画素
- 4500万画素
- 3999ドル
- 4299ドル
- 外付けグリップによる外部クーリング
- 正しい
- AI動画機能が追加される
- 搭載
- スポーツや野生動物写真家向けのAI機能もある
- 搭載
- 視線入力AF
- 搭載
- 4500万画素
- 正しい
- 最大30コマ/秒の連射
- 電子シャッターで正しい
- EOS R5 Mark IIはEOS R1の開発発表と同時に発表される予定だった
- 確かめようがないので不明
- 現在は7月に延期されている
- 延期されたかどうかは不明だが7月発表
- 手に入れるのは8月
- 8月に発売
- EOS R5 Mark IIはEOS R1と同時か近い時期に7月に発表
- 同時発表
- EOS R1とEOS R5 Mark IIが7月17日に発表
- 発表された
- 3999ドル
- 4299ドル
- 4500万画素裏面照射積層型センサー
- 正しい
- 新しいEVFのデザイン
- デザインはわからないがドット数が異なり新しいEVF
- 最大でメカシャッター12コマ/秒、電子シャッター30コマ/秒
- 正しい
- EOS R3の視線入力AF
- 視線入力AF搭載
- 新しい2つの冷却口のあるパッシブクーリング設計
- パッシブクーリングも可能
- アクティブ冷却グリップアクセサリ
- アクセサリあり
- 8k 60p
- 対応
- CFExpress Type B/SDカードスロット
- CFEとSDのデュアル
- 3999ドル
- 4299ドル
- 2024年7月
- 7月発表
- 4500万画素の積層化センサーを搭載
- 正しい
- まったく新しいアーキテクチャの新設計のセンサー
- 新しい積層型
- CFExpress Type-BとSDのデュアルカートロスロット
- 正しい
- EOS R1の発売日は2024年12月の前。おそらく10月後半か11月の初旬
- 正しい
- EOS R5 Mark IIは2024年8月後半に発売される
- 正しい
- 連続撮影中にブラックアウトしない
- ブラックアウトフリー
- より良く実装されたピクセルシフト高解像度モード(詳細不明)
- AIによる高解像度化
- ボタンの「若干の」照明
- イルミネーションがあるか不明
- LCD解像度が2倍以上
- 210万ドット
- フォーカス感度 -8EV
- -6.5 EV
- バッテリー性能の向上(飛躍的な向上は期待できない)
- 向上
- 最大電子シャッター速度は1/8000秒以上
- 1/32000秒
- ダイナミック レンジは 16EVと主張されている (主張と実際の値は異なるかもしれない)
- 現時点で不明
- フルサイズHDMIポート
- Type A
- 新たな「最初の機能」となるキヤノンのAFアルゴリズム(EOS R1にも、こうした最初の機能とそれ以上のものがあると確信している)
- AIによる被写体認識
- ボディが少し重い(気にならない程度)
- 数g重い
- 新しいボディ内手ぶれ補正モード (詳細不明)
- 進化しているが何かしらのモードは追加されていない
- 4299ドル
- 正しい
というわけですが、やはり日付に関する噂はほとんど間違いでした。仕様に関しても正確な噂は最後までほとんど流れておらず、2024年5月ぐらいになって、ぼちぼちと正しいと思われる噂が流れていたというような状況です。
噂をみていると最初は6000万画素という噂がかなり流れていることがわかります。それがあるときから4500万画素に固定されていきます。このことから、ひょっとしたらですが、初期には6000万画素のカメラもテストされていた可能性が高いと思います。
噂の中には高画素版のEOS R5 Mark IIの発表の可能性が指摘されていますが、これが6000万画素のカメラだった可能性があるのかなと思いますね。両方テストしていたので二つの画素数の噂があり、高解像度モデルとして発売されるという噂として流れた可能性もありそうです。
また発売日に関してはかなり情報が錯綜していたわけですが、当初は5月のR1の開発発表と同時に発表だった可能性が高く、それが延期されてEOS R1の発表と同時になった可能性も高そうです。
というわけで、実際には信用できる情報はかなり少なかったという印象です。途中にDIGICの新しいチップが搭載されるという本当らしい噂もちらほらあったりしましたが、判断はなかなか難しいところですね。
EOS R5 Mark IIは長らく噂されていたので、結構な量でしたね。しかし正確性は低かったようです。もしよかったらXのこの記事の投稿についてリポストといいねをいただけると苦労が報われます。
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