EOS R5 Mark IIの仕様の噂
EOS R5 Mark IIの仕様の噂が流れています。どのような仕様になっているのでしょうか?その噂を確認してみます。
EOS R5 Mark IIは5シリーズの系譜を継承し、高速メモリカード/SDメモリカードスロットを維持するようだ。CFExpress Type BとUHS-IIカードスロットがある。
EOS 5D Mark IIから始まって、キヤノンのすべての5シリーズのカメラではこの仕様となっている。
EOS R5 Mark IIの放熱はエンジニアリングの大部分を占めていて、そこに2つの高速なCFExpress Type Bカードがあると、カメラから放熱しなければならない熱が明らかに増加してしまう。
カメラメーカやメモリカードメーカはUHS-IIIまたはSD Express規格への移行はおそらくないだろう。最新のSD Expressバージョン8.0はデュアルレーンPCIe 4.0バスを使用しており、これはCFExpress Type B 4.0規格と同じだ。しかし、CompactFlash Associationは、常に混乱しているSD Associationよりも、自分たちの規格を市場に投入することに意欲的だ。
EOS R1はデュアルCFExpress Type Bスロットを採用する予定だ。これはほとんどのEOS R3での撮影者は歓迎するだろう。
噂されているEOS R5 Mark IIの仕様
- 4500万画素裏面照射積層型センサー
- 新しいEVFのデザイン
- 最大でメカシャッター12コマ/秒、電子シャッター30コマ/秒
- EOS R3の視線入力AF
- 新しい2つの冷却口のあるパッシブクーリング設計
- アクティブ冷却グリップアクセサリ
- 8k 60p
- CFExpress Type B/SDカードスロット
- 3999ドル
- 2024年7月
記事では、EOS R5 Mark IIの噂されている仕様に関して報告されています。まず、EOS R5 Mark IIのメモリカードスロットについてですが、CFExpress Type BとSDメモリカードのデュアルスロットになるとしています。仕様的にはCFExpress Type Bのデュアルスロットのほうが高速になると思うのですが、SDメモリを使いたいというユーザも多いのでこのあたりは仕方がないのかもしれません。
また、SDメモリカードはSD Expressの規格について混乱しているため、SD Express規格のメモリカードを発売するメーカはないと考えられているようですね。SD Expressで高速化すれば、SDカードのデュアルスロットでも十分に機能する可能性があるのにもったいないと感じます。
しかし放熱のことや、取り扱いを考えるとメモリカードは大きいほうがよく、高速化するとSDメモリカードでは加熱してしまって放熱がうまくできなくなる可能性が高そうです。またプロフェッショナルな人は急いでメモリカードを交換しなければならない場面もあるはずで、小さなメモリカードは敬遠されるのかもしれません。そうなると、価格が安くなるのであれば将来的にはCFExpressのデュアルカードスロットが一般的になるのかもしれませんね。
そして、EOS R5 Mark IIの仕様の噂に話を戻すと、4500万画素の裏面照射積層型のセンサー搭載するということで、主な競合はニコンのNikon Z 8となるようです。冷却のためのパッシブクーリングとは、完全に自然放熱に任せたやり方で、空気孔が二つあるということで空気の対流を利用して放熱する仕組みだと思われます。
アクティブクーリングは文字通り積極的な冷却で、後付の縦グリップに冷却ファンが設定されていて、それで強制的に冷却するシステムが採用されるようです。おそらくパッシブクーリングで利用される空気孔に接続する形で冷却するのではないのかなと思いますが、何か他のシステムがあるのかもしれませんね。
価格は以前の噂にもありましたが、3999ドルで記事執筆時点の為替レートで換算すると約65万円という価格になり、発表は今月中にあると見られています。
さらに「EOS R1、R5 Mark IIが7月17日に発表と噂 価格は約103万円になる!?」ではEOS R1の価格の噂について詳しくお伝えします。
(記事元)CanonRumors
- キヤノン
- EOS R1 7月17日に発表
- EOS R5 Mark II 7月17日に発表
- 第三のカメラ
- Canon RF24mm F1.4 L VCM 10~12月発表
- Canon RF50mm F1.4 L VCM 10~12月発表
- Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 7~9月発表
- 少なくとも1本のRF-Sレンズ 7~9月発表
- ソニー
- ZV-E10 II 7月10日
- FX9の後継機種 7~9月
- αカメラ 8~9月
- αカメラ 10~11月
- 予想外のカメラ 10~11月
- 85mm f/1.4 GM II 7月10日頃
- 24-70mm f/2.0 GM 7月10日
- パナソニック
- LUMIX S1H 2024年第4四半期
- OMデジタル
- 今年前半に1台以上の発表 今年の前半に発表
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コメント
コメント一覧 (2件)
こちらも動画に注力したモデルぽいですね。
まあスチルは必要なものはもう各社現行機で達成していますから。
しかし、動画のプロは動画専用機を使うだろうし、Youtuberはアクションカメラとなり、スチルカメラに動画ニーズって限りなく減っているような気がするのですが違うのでしょうか。
まあ妥当な金額だと思いますよ。この感じなら初代もしばらく併売になるか、R6markⅢ(仮)を初代くらいの位置に持ってきて、R6markⅡと併売にするかって感じでしょうか?どっちみち50〜40万くらいが空白地帯になりますよね。
キヤノンってシネマEOSもあるのに各機種ハイブリッド機にこだわるんですね。ソニーみたいにコンシューマー向けの動画機を作れば良いのに
R5は初期ファームの頃に熱暴走で色々言われてましたので、熱対策については万全にしてもらいたいですね。CFe (typeB)のダブルは現状縦一体筐体でしか実現出来ないんでしょうね。R3でも片方だけだったので、キヤノンは特に警戒しているんでしょう。
視線入力って劇的に変わるという評価とあまり変わらないという評価 両方聞きます。これ付けなかったら5万くらいは安くできそうですけど…市場はどちらを求めるのでしょうか。