RF 35mm f/1.4 L VCMを発表か
米国で開催されている映像関連のイベントでキヤノンが新しいカメラやレンズを発表すると噂されていました。そして、その製品の内容が分かったと報じられています。
発表の概要
- CinemaEOS C400
- RF 35mm f/1.4 L VCM
- スピードライト EL-10
YoutubeでキヤノンのシネマEOSのイベントが開催されるため、多くのシネマEOS、EOS、RF製品が発表されるだろう。他にも待望の製品についての情報を得られるかもしれない。
特に注目すべきは静止画および動画撮影向けの単焦点Lレンズ3本のうちの1本だ。これらのレンズの登場を長い間待っていたが、以前の報告によれば、まず35mm f/1.4 L VCMが発表されることになる。
RF 35mm f/1.4 L VCM
「VCM」は新型のリニアフォーカスモーターの一種であると推測されている。「ボイスコイルモーター」との指摘もあるが、実際の技術文章をみなければ確信は持てない。RF 24mm f/1.4 L VCMやRF 50mm f/1.4 L VCMについて言及があるかどうかは不明だ。
スピードライト EL-10
それだけではない。昨年8月に報告したスピードライトがついに登場する。2026年までに購入できるかもしれない。時がたてば分かるだろう。私たちはただ報告するだけで、実際に工場を建設したり、部品を調達したり、製品を製造したりするわけではない。できることをするだけだ。製品が市場にでてくるのはいいことだ。
シネマEOS C400
詳細はあまりわからないが、かなり高価になるだろうし、かなりクールな製品になるだろう。
他にもいくつかの新製品が発表される予定だ。
キヤノンの新製品についての噂が流れています。
噂によればキヤノンはレンズ、シネマカメラ、スピードライトという少なくとも3製品を発表するようです。その他にも発表される可能性があるとのことで、かなり期待のイベントになりそうです。
レンズについてはおそらく動画向けのRF 35mm f/1.4 L VCMが発表される可能性があるようです。このレンズは、他に24mm f/1.4、50mm f/1.4の3兄弟の1本目ということになるようで、新しいリニアフォーカスモータを採用しているのではないかと噂されているようですね。
これまでRF35mm F1.4 L USMという名称がでていましたが、実際にはVCMになるだろうとしています。この3本のレンズのうち残りの2本についても発表があるのかどうかはわからないとしていますね。
まさか動画関連のイベントでレンズが発表されるとは思っていなかったのですが、主に動画にフォーカスしたレンズということであれば納得がいきますね。
発表は東部時間で10月5日の午後3時ということなので、日本時間では10月6日の午前4時頃の発表になりそうです。
- キヤノン
- EOS R5 Mark II 6月か7月に発表
- 第三のカメラ
- Canon RF35mm F1.4 L VCM ~7月発表
- Canon RF24mm F1.4 L VCM 10~12月発表
- Canon RF50mm F1.4 L VCM 10~12月発表
- Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 7~9月発表
- 少なくとも1本のRF-Sレンズ 7~9月発表
- ニコン
- Nikon Z 6III 6月の第2週に発表
- Z 35mm f/1.2 S 発表時期不明(レンズロードマップに記載)
- ソニー
- ZV-E10 II 5月発表
- フルサイズαカメラ 8~9月
- 新しいαカメラ 10~11月
- FX9後継 夏の終わり
- Vlog向けAPS-C用レンズ 5月発表
- 85mm f/1.0 GM 5月発表
- 85mm f/1.4 GM II 6月発表
- 24-70mm f/2.0 GM 5~6月発表
- 新しいフルサイズ用レンズ 夏発表
- パナソニック
- LUMIX GH7 6月5日
- OMデジタル
- 今年前半に1台以上の発表 今年の前半に発表
- タムロン
(記事元)CanonRumors
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コメント
コメント一覧 (4件)
ここに来て電磁式リニアモーターを投入するんですね。非電磁式リニアモーターのナノUSMからどう変わるのか……あちらも既に爆速ですが、より大パワーで大きなレンズを動かせたり、小型・省電力化したりでしょうか。動画用の制御がより精密になるとか?
動画に特化しすぎて静止画用に使いづらい、ということがなければいいのですが。
VCM(単相リニアモーター)はニコン流の言い方なのでキヤノンが
使うことはないでしょう。
実際の所、特定の疾患をもった人に悪影響を及ぼすような駆動方式を
キヤノンが採用するとは思えませんね。
現状のナノUSM方式とは異なる超音波式のリニアモーターを開発する
のかな思います。
超音波式は誘導式や磁気式のように外部への影響を心配する必要がないので
引き続き使い続けると思います。
路傍のカメラ好きさんが心配しているVCM方式の位置制御に関わる精度は
三相式でなければ正確な位置制御は出来ませんね。
ニコンの場合は単相のようなので別途、位置決め機構を入れていると思います。
ニコンはエンコーダー部門もあるので内製しているかもしれません。
VCMがニコン流の言い方ってわけではないのでは? 調べた限り単相コアレスリニアモーターの一般的な呼称という感じがしますが……長くなるので載せませんが調べれば多数の企業が使っています。
また、キヤノンは既にVCMという用語を使い、ボイスコイルモーターをフォーカスレンズに使った製品を出しています。「キヤノンが採用するとは思えない」とは思えません。
https://canon.jp/corporate/newsrelease/2008/2008-09/pr-psg10
> フォーカスレンズの駆動には新たにVCM(Voice Coil Motor)を採用し、高速で静かなズーミングとピント合わせを可能にしました。
路傍のカメラ好きさん
おはようございます。
キヤノンは既に2008年頃からVCMを使っていたとは知りませんでした。
ありがとうございます。