キヤノンのEOS R5 Mark IIの仕様についての予測
EOS R5 Mark IIの予想される仕様が公開されています。積層型センサー、AI制御のオートフォーカス、8k 60pの映像など、最新の技術が詰まった次世代カメラの予測仕様について深堀りします。
(前略)
EOS R5はとても成功し、将来を見据えた設計がされているため、4年後の今でも販売されており、現在の基準でもまだ最先端のカメラと言える。では、EOS R5 Mark IIには具体的に何を期待できるのだろうか?以下が、私たちが見ることになると言われている仕様だ。
- 4500万画素の積層型センサー
- 完全な電子シャッター
- 60コマ/秒の連続撮影
- 8段のボディ内手ぶれ補正
- AI制御のオートフォーカス付きのデュアルピクセルAF II
- 新しいDIGIC Xシリーズのプロセッサ
- 8k 60p、4k 120p
- 4億画素のハイレゾ撮影
大きく驚くものではないが、私にとってはすべてが真実に思える。そして、これによってカメラは主要な競争相手であるNikon Z 8/Z 9のフラッグシップカメラとさらに近くなる。私は常にEOS R5がZ 8/Z 9とほぼ同じだと感じていたが、8k 60pの追加によって本当に等しい機能を実現できる(放熱が十分であることが前提となる)。そして、連続撮影は、その機能の優越性をさらに引き上げる。ニコンは最高の連写速度の120コマ/秒を提供するが、これは1100万ピクセルのjpegだけだ。彼らは完全4570万画素のjpeg撮影を30コマ/秒、4570万画素のRAWを20コマ/秒で撮影できる。EOS R5は、そのものすごい連写速度には追いつかないかもしれない(EOS R1の仕事になるだろう)。しかし標準的なフル解像度の撮影おいては、それらを大幅に凌駕する。改良された積層型センサーは、グローバルシャッターのように感度を規制にせず、EOS R5 Mark IIに静止画と動画の必要な連写を提供する。
(中略)
新しいAIオートフォーカスがどのようなものになるのか興味津々だが、それを動作させるために新しいイメージプロセッサが必要になることは理にかなっている。キヤノンは以前、シーンと環境の認識について話していたが、おそらくソニーのα9 IIIでみられる「人間のポーズの推定技術」と似たものを提供するだろう。これは骨格の動きに基づいてトラッキングの予測を提供することを目指して設計されている。
(後略)
EOS R5 Mark IIがまもなく発表されると噂されています。一部の情報では5月16日に発表されるのではないかと言われています。もし5月16日となると、富士フイルム、シグマと同日の発表ということになるわけですが、これをみて個人的にはキヤノンが日付をさらに後ろに伸ばす可能性もあるのかななどと考えています。しかし、すでにプロトタイプ機や製品写真などをメディアに渡していて、秘密保持契約の期限を決めているはずなので、簡単に変更することはできないかもしれません。
さて、EOS R5 Mark IIについての仕様の噂はあまり流れていません。一部では上記のような仕様になるのではないかと言われていますが、実際にはよくわかっていません。上記の仕様はあくまで「予測」ということで、そのように取り扱ってください。
というわけでみてみると、やはり積層型センサーが搭載されるのではないかと予測されているようですね。これによって、Nikon Z 8/Z 9と同等の連写性能を提供するのではないかと見られているようです。そして、新しいAIを利用したオートフォーカスには、人間の姿勢などを判断して動く方向を予測するようなシステムが搭載される可能性を指摘しています。
α9 IIIではカメラが姿勢を推定することで、人間の頭や体の位置を認識して、後ろを向いた場合にも人物を捉えたり、姿勢が異なることから複数の人がフレーム内にいる場合でも特定の人物のみを追尾することができる機能が搭載されています。EOS R5 Mark IIにも同様のAI機能が追加されるのではないかというわけですね。
もし、この仕組みを一歩すすめて、例えばスポーツなどで姿勢から人間がどちらに動こうとしているかを予測することができれば、急な動きをした場合でも適切に一人の選手のみにフォーカスを当て続けることができたりとかして、非常に便利に利用できる可能性がありそうですね。
というわけですが、実際にはどのようなカメラとして発売されるのでしょうか?楽しみですね。
さらに「キヤノン EOS R1の開発は予定より1年遅れている!? その理由とは何か」ではR1の開発が遅れている可能性について詳しくお伝えします。
- キヤノン
- EOS R5 Mark II 5月下旬発表
- EOS R1 5月下旬開発発表
- 第三のカメラ
- Canon RF35mm F1.4 L USM ~7月発表
- Canon RF24mm F1.4 L USM 10~12月発表
- Canon RF50mm F1.4 L USM 10~12月発表
- Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 7~9月発表
- 少なくとも1本のRF-Sレンズ 7~9月発表
- ニコン
- Nikon Z 6III 5月発表予定も延期された?
- Z 35mm f/1.2 S 発表時期不明(レンズロードマップに記載)
- ソニー
- ZV-E10 II 5月発表
- フルサイズカメラ 2024年後半
- フルサイズFXカメラ 2024年後半
- Vlog向けAPS-C用レンズ 5月発表
- 85mm f/1.0 GM 5月発表
- 85mm f/1.4 GM II 6月発表
- 24-70mm f/2.0 GM 5~6月発表
- 新しいフルサイズ用レンズ 夏発表
- 富士フイルム
- GFX100S II 5月16日発表
- X-T50 5月16日発表
- XF16-50mmF2.8-4.5 5月16日発表
- 何かしらのカメラ ~6月発表
- パナソニック
- エントリークラスのカメラ 6月か7月発表
- フルサイズのLマウントカメラ 5月発表
- OMデジタル
- シグマ
- 24-70mm f/2.8 II 5月16日発表
- ライカ
- D-LUX 8 5月発表
(記事元)DigitalCameraWorld
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- サムヤンのRF-Sレンズは正式認可を受けている!? キヤノンのレンズ戦略に変化か?
- EOS R1は報道スポーツ写真に理想的だが少し専門的になりすぎたかもしれない
- キヤノンが24-130mm f/4、24-80mm f/2.8のレンズ特許を出願
- キヤノン R6 III、積層センサーのR7 II、プロ向けRF-Sレンズ2本計画中か
- キヤノンRF50mm F1.4 L VCMの供給不足を告知 通常より時間がかかる可能性
- キヤノン EOS R1のテクノロジを解説する特設ページ公開 クロスAFの技術ほか
- RF70-200mm F2.8 L IS USM Zに白と黒のカラバリが設定された理由が判明
- キヤノンのRF200-500mmはf/4ではなくf/5.6になるという噂が急浮上
- RF35mm F1.4 L VCMは複雑なレンズで賛否両論になるのは明らか
コメント
コメント一覧 (5件)
このスペックでキヤノンなら、値段が恐ろしいことになりそうですね。
事実上の対抗馬であるZ8もニコンダイレクトでは60万円、α1はソニーストアで90万円…
α1と似たようなお値段になりそう。昨今の物価高から考えると戦略的価格としても70万円~でしょうね。
EOS R5 は今見ても陳腐化しませんね。
この仕様が本物とすればMark II はフルで60コマ/秒なので
Z8より高速連写が可能ですが価格もヨドバシで60万越えに
なりそうな予感もします。
でもフルで60コマ/秒はどう見ても怪しい。
Z8では高速連続撮影約10~20コマ/秒、R5は
電子シャッター最高約20コマ/秒なので早くても
25~30コマ/秒当たりが妥当なように思えます。
可能であれば現行品と同等価格か少し高い55万程度
(ヨドバシ)になるといいですね。
この仕様自体は予想ですがメカシャッターは搭載される思います。
Z9について価格コムを見ると撮影条件によってはメカシャッターレスの
弊害が出ているようです。
某カメラ情報サイトでよく見てランキングではあまり売れてる印象は無いんですが大成功なんですね。
まぁそのサイトは典型的なソニー贔屓のサイトだからかもしれませんが。
流石に70万〜ってことはないでしょう(R3の量販店価格が71万ですし)けど、ドル円レートをどこに設定してくるかですねぇ。
初値が先代と同じ3899ドルと仮定して、本日時点の155円であれば税込66万、キヤノンの決算資料記載の2Q見通し140円であれば税込60万といったところ。R3、R5、RF200-800あたりは今のところ140円レートのようですが……。
スペックは全然わかりませんね。もうこのまま確たるリーク無しで発表、となってほしい気もします。ワクワクしますし。
EOS R5は発売日から使用していました。カタログスペック的には今でも見劣りはしないのですが、等倍画質の眠さでトリミング耐性の弱さと、EVFが高速連写でレックビュー&奇妙な表示で使えなかったため、そこだけが改善されていれば問題ありません。
R6IIで画質については改善されていたのでかなり期待しています。
今週にも発表という噂がある中、ティーザー広告も未だ無いというのは、まだまだ先の話ということでしょうか。