Nikon Z 9の中古が続々
Nikon Z 9の中古が大量に出回っているようです。どの程度の中古品が流通しているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
記事元
カメラのキタムラのネットショップによれば、Nikon Z 9の中古製品が大量に出品されていることがわかります。現在は、上記の画像のように、およそ39台のNikon Z 9が出品されています。
全国規模で展開しているショップなので、たった39台と言えるのかもしれませんが、それでも以前と比較するとかなり数が多くなっている印象です。
この理由についてですが、もちろんNikon Z 8が発売されたことが大きいと思いますね。というのも、Nikon Z 8は記事執筆時点で1台も中古品が販売されていません。恐らく、Nikon Z 9を購入した人が、Nikon Z 8に乗り換える形でZ 9を売却しているのだろうと思います。
Nikon Z 8については、Nikon Z 9と同時か、それに近い時期に発売されるべきカメラだったという意見が一部であるようです。実際に、Nikon Z 8は2022年の11月頃に発売されるという噂が結構でていました。結果的にそれは間違いでしたが、半導体不足の影響か、Nikon Z 9の需要がまだ高かったためではないかという観測もありました。
しかし、この状況をみると、やっぱりNikon Z 9の需要が落ち着くまで待ってから、Nikon Z 8を発売するというのは結果的に経営の数字的にはプラスに働いているのではないかと思いますね。
この状況をみると、恐らくNikon Z 6IIIやNikon Z 7IIIはNikon Z 8の需要が落ち着くまでは発売されない可能性が高いと思います。その間を埋めるのが、いま噂になっているNikon Z fと、Nikon Z 5IIになるのかなと思いますね。
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コメント
コメント一覧 (4件)
一頃より値段が上がりましたね。1割くらい。Z8が今は売られていなくて同じ値段なら需要はありそうですね。
ニコンの単機種で販売戦術は、Z9からZ8の販売を見ていると納得をいたします。
おそらくは、Z9が販売数トップを撮ると言うことから、デジタル一眼カメラを購入する方がそれほど多くはいないと言うことでしょう。
スマホが席巻している現在、かりに廉価版Zシリーズを発売しても新規ユーザーの拡大は期待できないので、高額な単機種販売で確実に利益を確保する。
まして、SONYやキャノンのユーザーがニコンZに乗り換えするのは多くは期待できない。
Zf(仮称)の購入者もZユーザーとFマウント愛好者と想定しているのでしょう。
Z9の中古が市場に溢れているとの記事からZマウントミラーレス一眼の動向が色々と考えられます。
ニコン愛好家としては、ニコンが着実な製品を開発発売して堅実な発展をしてくれることを期待します。
以前はマップカメラで同様の事がありましたが、すぐに売れてしまいました。今回はキタムラなのですね。
Z8 は Z9 と同等の性能を持つので Z9 からの買い替え需要がある上に、供給量も Z9 の初期に比べると安定しているので、結果として Z9 の中古市場への供給も継続しそうで、今回のようなことはたびたび起きそうです。
Z8 が登場したことによって Z9 は新品で売るのが非常に厳しくなったと言えそうです。
カメラのデジタル化が進んだ結果としてイメージプロセッサとその上で動くソフトウェアの価値の比重が上がり、上位機種と下位機種の差別化ポイントが限定的になり、カメラメーカーとしても展開が難しい時代になりましたね。
キヤノンは DIGIC X を早々に全方位展開しました。下位機種の売り上げは好調のようですが、上位機種は苦労しているようにも見えます。
そうしたことを考えるとニコンは当分は Z8 を優先して展開することになり、Z8 の需要が落ち着いてから Z6III, Z7III を展開し、その時期はおそらく次の決算年度になるのでしょうね。
頭では理解できるのですが、本音を言うと1ユーザーとしては早く Z6III を発売して欲しいところです…
Z9の資産価値は明らかに暴落しましたね。まあ金や不動産と違って電化製品ですので、資産価値と言うのには語弊があるかもしれませんが。今思えばZ9→Z8への乗り換えの際に早めに売った人が賢かったと言えそうです。
以前はフラッグシップ機は型落ちでも買い叩かれず、比較的高値で売れるので大金を叩く価値があったかもしれませんが、これからは上位下位機種関わらず、需要のある(人気の)機種を発売前に見抜いて売却、発表と同時に新機種を即予約という流れが一番損しない方法かもしれませんね。
この調子ではZ9の後継機が出る頃にはミドル機と変わらない売値になっているかもしれませんね。