Nikon Z30が大幅値引きされている?
Nikon Z30IIが発表される兆しを見せている可能性があるようです。なぜそれがわかるのか、この記事で詳しくお伝えします。
Nikon Z30は、ニコンがコンテンツクリエイター向けに開発したAPS-Cセンサーを搭載したエントリークラスのミラーレスカメラだ。このカメラは、アメリカの主なオンラインショップ(B&HやAdorama)で16-50mmレンズキットで596.95ドルという過去最安値を記録しており、発売当初の790.95ドルから大幅に値下げされている。
この価格の下落は、ニコンがNikon Z30の在庫整理を進めており、噂されているNikon Z30IIの発表に向けた準備を進めている可能性を示唆している。エントリークラスのカメラの製品サイクルを考えると、これらの状況は新型機の発表が差し迫っていることを強く示唆している。ここでは、その根拠となる事実を見ていこう。
一般的にカメラが大幅に値引きされることは、後継機種の発表が近い証拠だ。ご存じの通り、Nikon Z30は約2年前の2022年6月に発表された。当時の競合機種はZV-E10やEOS R50だった。しかし、2025年現在では、ソニーはZV-E10の後継機種となるZV-E10 IIをすでに発表しており、主要な機能も大幅に向上させた。一方、キヤノンもエントリークラスのEOS R50をアップグレードしたEOS R50 Vを投入している。
さらに一部の市場では中古のNikon Z30が459ドル前後で取引されており、ニコンが在庫を積極的に処分していることがうかがえる。これはNikon Z50がNikon Z50IIの発表前に同様の値下げを行ったときの動きと酷似している。
そして、最近、ニコンは無線通信機器の認証機関にN2410というコードネームで新製品の登録を行ったことが確認されており、新しいカメラの登場が間近である可能性がさらに高まった。
2025年に発表予定のニコンの新製品には、Nikon Z7III、Nikon Z9II、そしてNikon Z30IIが含まれている。この中でエントリークラスに位置するNikon Z30は市場での競争力を回復するためにも早急な刷新が望まれており、特にキヤノンのEOS R50 Vと比較してシェアを失っている現状では、発表が急がれている。
Nikon Z30IIの発表は近い?
Nikon Z30IIの発表が近い可能性があるようです。
記事によれば、現在、Nikon Z30がアメリカで大幅値引きされ販売されているということです。これまでで最も安い価格で販売されており、これはかなり珍しい状態にあると言えそうです。
そして記事では、これは新製品が発表されるときに見られる特売の状況であるとして、もしそうであれば、これはNikon Z30IIの発表が近いということを示唆していると述べています。
この記事は、いつもの情報の確度の低いNewCameraさんの情報ですが、今回は噂ではなく、実際の販売状況も示しているため、あながちフェイクやアクセス数稼ぎとは言えないと思っています。
実際に、キヤノンがEOS R5 Mark IIを発表する5ヶ月ほど前に、EOS R5がキヤノンの公式通販で値下げされたことが明らかになっています。アメリカではこのように新製品の発表前に、旧モデルとなる製品が大幅に値引きセールされることは一般的であると言われています。
もし、今回のアメリカでのNikon Z30の大幅な値引きが、近い将来のNikon Z30IIの発表を示唆しているかもしれないという考えは、可能性としては考えられる話ではないかと思いますね。
というわけで、Nikon Z30がアメリカでかなりの大幅な値下げをされているという事実がわかりました。これは本当にNikon Z30II発表の前触れとなるのでしょうか?
さらに「ニコン 新たな製品の認証を受けていたことが判明 Z30II、Z7III、Z9II、低画素Z9??」ではニコンの新製品の噂について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- Nikon ZX 2026年後半
- フルサイズの動画撮影向けカメラ 2025年Q3かQ4
- 認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- Nikon Z6IIIに鳥認識モードの新ファーム 2025年末までに
- キヤノン
- 最大5台のカメラ8本のレンズ 2025年内
- EOS R6 Mark III 2025年5月下旬
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- RF400mm F2.8 L IS USM、RF600mm F4 L IS USM後継
- RF14-28mm F2.8 L IS USM Z 近い将来
- RF300-600mm F5.6 L IS USM 計画中?
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 50-150mm f/2.0 GM 2025年4月23日
- 100-400mm GM後継 現時点で不明
- 富士フイルム
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年5月22日
- 2台の認証登録されたカメラ
- XF23mmパンケーキ 2025年
- パナソニック
- LUMIX S1 II、S1IIx、レンズ1本 2025年5月13日
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- 動画撮影向けカメラ 2025年4月
- OMデジタル
- 50-200mmズームレンズ 2025年
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
- 200mm f/2.0 2025年6月までに
(source)NewCamera
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コメント
コメント一覧 (8件)
Z30の後継機ですか、どれくらいVlog撮影をされる方に受け入れられる魅力を持った製品となるか、そしてニコンのAPS-Cの入門機として何を足し何を省略するかが興味のあるところです。
Z50Ⅱにが前の機種より大きく重くなっていますがこのあたりをどの様に折り合いをつけているか。
新製品が出る噂を聞くと色々と想像をしてしまいます。
おお、これで年末にZfcⅡが出たら、全機種EXPEED7に統一されますね。新機種は。
来年、EXPEED8が出ると思うので(多分)、それまでに全機種をEXPEED7に揃えたいと思いますよねニコン。
Z30ⅡはZ50Ⅱのペンタ部(とはいわないけど)を取り除くだけで筐体を設計できるから早く出せるでしょ。
Vlog関係ではなにか新機能を載せてくるかどうかですよね注目は。
Z30II と ZfcII だったらより低価格の選択肢を増やす Z30II が先かもしれないですね。
しかし Z50II の需要もまだ強いので十分満たしてからになると思いますが。
R50V の市場での受け入れ方、使われ方を研究して設計に取り入れるのも必要かもしれません。
ソニーがZV-E10IIをキヤノンがR50Vを出してきてますからニコンもZ30の後継機は優先度が高いように思いますね。
パワーズームレンズに対応したズームレバーがシャッターボタン周りに設置されたりVlog向けの機能が強化されそうに思いますね。
相変わらずニコンの生産能力を考えてないコメント
ニコンは年に2台までしかもうカメラは出せない
Z5Ⅱを出したから、今年はあと1台
そうすれば順番的に言ってもZfcⅡしかない
来年前半にZ9Ⅱ出たら、来年後半にZ30Ⅱ
プロセッサーの代跨ぎは一時的には発生するのは仕方ない
確かに値段下がるのは後継機の傾向だが、それ以上にニコンの傾向読まないと
もし例外あるとしたら、Zfのシルバーバージョン位なもん
値段が最近下がってるのはむしろキヤノンのR10
R10Ⅱは来年前半と思ってたが、予想より早い可能性はある
ただR50Vから最低3ヶ月開ける事を考えると9月以降
そうするとR7Ⅱと1月開けて出す初代みたいな展開はあり得るかも知れないが、それもR6Ⅲのタイミング次第にも見える
R6Ⅲは6月発表で8月発売みたいな可能性はある
そうするとR7Ⅱを11月に出して、R10Ⅱを12月に出すみたいな展開まではギリギリあるかな?
但しR6Ⅲが秋発売みたいな展開になるとR7ⅡもR10Ⅱも来年にスライドしてしまう可能性もある
だからいずれにしても、単純に安売りしてるからと言って後継機の合図とは言い切れない時代になってると思う
それぞれの地域ごとの事情も関係してるから、全地域的な話にはならない事もあるし
Zfcの後継機なんて圧倒的に優先度が低いでしょう。
Z50からZ50IIは手を加えるところが色々あってその需要があったがZfcはそもそも手を加える余地がほぼない。
エンジンがEXPEED 7になって速写性やレスポンスが上がったとして値段も上がったら、Zfcはそもそもデザインやダイヤル操作を楽しみながらじっくり撮る機種なので速写性などは二の次。
それでいて上にはZfがあるのでZfcは安いことが肝心。
EXPEED 7になってもお値段ほぼ据え置きならいいがそうじゃないならZfcIIなんて出しても売れるのは初代Zfc。
ZfがZfcの上位互換であり後継機でもあると考えるべき (IBISがありFFセンサーでもあるのでオールドレンズの母艦としてもZfのほうが最適で、そもそもSE版レンズはFF用) 。
ある意味ZfcはZfを出す前の市場の様子見のための機種でしょう (Dfがあの結果だったのでFF機のヘリテージミラーレスを出すのは躊躇いがあったと思われる) 。
それよりVlog用途などで手を加える余地がまだあるZ30の後継機のほうが出す優先度は上でしょう。
ZfcはZ50の中身コピー品
Z50には改良の余地があると言うなら、Zfcにも改良の余地は大量にある
しかもEXPEED7化してZ50Ⅱが良くなってるなら、ZfcⅡも同じ事が言えるのに何故かZfcだけは特別で急ぐ理由はないみたいな言い方は全く合理性に欠けるし、発売4年経過したら更新してもおかしくないタイミング
何ならZ50Ⅱは5年も待たせてブーイングだったんだから
同じ事をするにしても遅くてタイミング逃すと価値が減る事は目の前で経験したばかりなら学習すべき
そもそもZfcとZfはセンサーサイズが異なり、ZfcはAPSCなんだからフルサイズより安価なのは当たり前の話を、更新しない事でそのポジション保つとかあり得ない話
全く意味不明
しかもデザインがクラシックなだけで性能もクラシックな方がいいだなんて誰も思うてないのに思うてるのが、ココにたった1人だけいる
「デザインがクラシックなだけで性能もクラシックな方がいい」だなんて一言も言ってないですが。
Zfcはデザインとダイヤル操作と安さが肝心だと書いたのが理解されなかったようで。
そしてそれはもうZfcで達成されている。
デザインがほぼ同じでEXPEED 7でレスポンスがよくてIBISも搭載されて高くてもいいという人にはZfがあります。
もうEXPEED 6の在庫がなくなってEXPEED 7にせざるを得ないという事情でEXPEED 7になったマイナーチェンジのZfcIIを出さざるを得ないとかならわかりますが。
Z50からZ50IIはデザインがZ9以降のものに変わりUSB-C化やバリアングル化などハード的に色々変わりました (Zfcは既にUSB-Cでバリアングル) 。
Z50はニコンのAPS-Cミラーレス機としてハイエンドの位置でボディデザイン的に速写性やレスポンスのよさを求められる機種なのでEXPEED 7化されたりした後継機 (Z50II) が待望されたわけです。
となればZfcよりVlog用途などでまだ中途半端で上位互換機もないZ30のほうが手を加える余地は多くEXPEED 7化されたりした後継機を出す需要と優先度は高いという話です。