
Nikon Z 9からZ 8へ乗り換えが多い?
中古デジカメ販売ランキングが公開されています。どのようなランキングになっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
中古デジカメ販売月間ランキング 7月1日~31日
1位:Z 9
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d5eb14ef6d24066e46f889120a6e1e39a19585
2位:α7 III
3位:GR III
4位:Z fc
5位:X-S10
6位:Z 6
7位:Z 7II
7位:Z 6II
9位:EOS RP
10位:α7R III
さて、記事によればマップカメラの中古デジカメ販売ランキングで、Nikon Z 9が初登場で1位になったことがわかりました。
これは新製品の値上げによって相対的に中古機種との価格差が広がり、中古カメラの人気が高まったということも言えると思いますが、個人的にはNikon Z 8を購入した人が実際に入手して、Z 9を下取りした可能性も高いのかなと思いますね。実際にZ 9を売りにださないと中古市場に製品がでまわらないわけですから、Z 9を売却した人が多かったことは間違いありません。そして、そのきっかけはZ 8の購入という可能性が高いのではないかと思います。
もし、この推測が正しいとすると、特に国内市場では縦グリップ内蔵タイプは好まれてなくて、性能が同じだったらより小さいカメラへ買い換えたいと考えた人も多かったのではないかと思いますね。
また、Z 9とZ 8は10万円ほど価格差がありますので、Z 9を下取りに出してもあまり追加の資金なくZ 8を手に入れることができるということも大きいのかもしれません。
やはりZ 9の需要が一巡してからZ 8を販売したことはニコンが得る利益を最大化するという意味では正解だったのでしょうか?
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Z9は初めてアマチュアにとって手が届く、縦グリ一体型フラグシップ機だったわけですが、多くは所有したことで満足し、軽いカメラの利便性を優先して手放したということなのでしょうかね。
R1はZ9よりもはるかに高い値段になると思われアマチュアには手が届かず、アマチュアが買わないため数が売れず、さらに高額になりそうですね。
α7 III、X-S10は後継機へ、Z 7II、Z 6IIはZ8へ買い替えた(しかし、在庫なしでは困ると思いますが)と思われますが、Z fcはちょっと不思議です。APS-C機の後継機はまだなく、カメラにあまり興味のない若者層がレトロ調にすぐに飽きてしまったということなのでしょうか。しかし、新品はまだまだ売れ筋商品です。中古市場は、Zfcキットよりもカメラ単体が多く出回っているため、サブ機で買ったようなマニア層が飽きたか、Zfに買い替える等の目的で売却しているとかなのでしょうか。
マップカメラ中古ランキングトップ10の内、半分の5機種が Z マウント機ですね。
メーカーであるニコンとしては中古が何台売れても、直接的な利益にはつながらないはずですが、
間接的には Z レンズの売れ行きには貢献するはずです。特に高額な望遠レンズと組み合わせて使われることの多い Z9 の中古が早々にはけてしまったことは良いニュースのはずです。
Z8 の供給強化や新型機の発表で新品ランキングでも強いニコンをみたいところです。
中古表示にてマップカメラの売り上げ順位と人気機種は顔ぶれがかなり違いますね。
そこはうまく見極めないといけませんね。