LUMIX S1R IIの画像と主な仕様が流出か
LUMIX S1R IIの画像と主な仕様が流出したとして話題になっています。どのような仕様となっているのでしょうか?この記事で詳しくお伝えします。
パナソニックは、プロの写真家やビデオグラファー向けのフルフレームミラーレスカメラ、Lumix S1RII を発表しました。このカメラには、新開発の 44.3 メガピクセル BSI CMOS センサーと強力な L2 プロセッサが搭載されており、これらを組み合わせることで、高いレベルのディテールと最大 14 f ストップの広いダイナミックレンジを実現しています。ネイティブ ISO 範囲は ISO 80 から 51,200 までで、ISO 40 から 102,400 まで拡張できます。
オートフォーカスと高速連写機能の向上
Lumix S1RII の位相ハイブリッド オートフォーカスは、779 個のフォーカス ポイントと、人、動物、車両、その他の被写体に対する AI 対応の被写体認識を活用します。カメラは、連続フォーカス トラッキング (AF-C) を備えた電子シャッター モードで、最大 40 フレーム/秒で連続撮影できます。プリバースト モードでは、実際のシャッター リリース前に画像が保存されるため、自然な瞬間を逃しません。
ホワイトバランスや ISO 感度などの機能には、ハウジングの上部にある専用ボタンから直接アクセスできます。
最適化された画像安定化と高解像度の写真
カメラにはイメージセンサー上に 5 軸内部手ぶれ補正 (IBIS) が搭載されており、最大 8 f ストップの補正が可能です。互換性のあるレンズとデュアル IS を組み合わせると、望遠範囲で最大 7 f ストップの手ぶれ補正が可能になります。
高解像度画像の場合、Lumix S1RII は、わずかにオフセットされたセンサー位置で 8 枚の画像を撮影し、1 億 7,700 万画素のファイルに合成する高解像度モードを備えています。このモードは JPEG 画像と RAW 画像の両方で使用でき、三脚なしで詳細な結果を得ることができます。L -rumors.com
オープンゲートとRAW録画による高度なビデオ機能
ルミックスカメラが初めて毎秒30フレームの8Kビデオを内部録画できるようになりました。さらに、ルミックスS1RIIはオープンゲート録画をサポートしており、3:2フォーマットでセンサー領域全体を使用して6.4K解像度でビデオを録画します。これにより、映画製作者は必要なアスペクト比(16:9、1:1、9:16など)を後でトリミングできるため、ポストプロダクションで最大限の柔軟性が得られます。パナソニックは2025年のファームウェアアップデートも発表しており、これにより8.1Kと7.2Kでのオープンゲート録画も可能になります。
Apple ProRes RAW HQ は、CFexpress Type B カードまたは USB 経由で接続された SSD ハードドライブに 5.8K 30p で内部記録できます。RAW ビデオは、HDMI 経由で 8K で外部レコーダーに出力することもできます。Lumix S1RII には、低ビット レートのプロキシ ファイルを並行して記録するオプションもあります。これは元のビデオにリンクされており、より効率的なポスト プロダクションを可能にします。
強力な保護機能とその他の機能
堅牢なマグネシウム合金ハウジングは、ほこりや水しぶきから保護されており、-10 °C まで耐霜性があります。Lumix S1RII は新しいセンサー保護機能も備えており、カメラの電源をオフにすると、レンズ交換時に機械式シャッターが自動的に閉じてセンサーをほこりから保護します。
このカメラには、576万画素のOLEDビューファインダーと、折りたたみ式で回転可能な184万画素の3インチタッチディスプレイが搭載されています。保存用に、CFexpressタイプBカード用とSDHC/SDXC(UHS-II)カード用の2つのメモリカードスロットが用意されています。
最適化されたワークフローと強化された接続性
Lumix S1RII は、Capture One Tethering をサポートする最初の Lumix システム カメラです。これにより、コンピューターへの直接画像転送が可能になります。さらに、このカメラは Adobe Camera to Cloud と互換性があるため、画像やビデオ ファイルを自動的にクラウドにアップロードし、そこで編集することができます。
ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、2 つのアプリが用意されています。LUMIX Lab アプリを使用すると、LUT (ルックアップテーブル) を簡単に転送、編集、管理して、カメラまたはスマートフォンで直接カラースタイルを使用することができます。新しい LUMIX Flow アプリは、計画から編集までビデオ制作をサポートし、録画の自動分類やスマートフォンの外部モニターとしての使用などの機能を提供します。
価格と在庫状況
推奨小売価格は、レンズなしのLumix S1RIIが3,599ユーロ、24-105 mm F4 Macro OIS標準ズーム付きキットが4,499ユーロです。
LUMIX S1R IIの仕様が大量流出
LUMIX S1R IIに関するかなり多くの情報が流出したようです。上記の仕様は英文のものを機械翻訳したものになります。
以前から噂されていたS1R IIですが、上記のようにプレスリリース用のテキストが流出したとなると、どうやら本当の噂である可能性が高くなってきました。かつて噂されていた内容について、上記のプレスリリース用のテキストと比較すると矛盾する点はなくて、内容的にはほぼ一致しています。
現時点で噂されていたS1R IIに関する仕様は以下のようなものでした。
- 新しい4400万画素「高速」センサー
- 電子シャッターで40コマ/秒
- メカニカルシャッターで10コマ/秒
- 8段のボディ内手ぶれ補正
- センサーシフト付き 1億7600万画素ハイレゾ撮影 手持ちで8枚の画像を合成
- 576万ドットOLEDビューファインダー
- 1.5秒のプリキャプチャ
- 8k30p
- 4K120p クロップなし
- 8,1K全画素読み出しはファームウェアアップデートで後日リリースされる予定
- 6K ProRes RAW HQ内部記録
- 内部RAWビデオ録画: ProRes 422 HQ、ProRes 422 plus プロキシ録画
- USB-C経由で外付けSSDに記録できます
- 2.39:1、2.35:1、2.00:1、1.85:1、16:9、4:3、5:4、1:1、4:5、9:16、カスタムのフレームマーカー
- 32ビットフロート録音
- A9III/A1IIのようなマルチアングルスクリーン
- 本体サイズはLumix S5IIとほぼ同じ(少しだけ厚い)
- 防水性と通気性に優れています
- マウント近くの角にあるカメラの前の赤い録画ボタン
- カメラの前面と背面に赤いタリーが付いている
- 価格 3599ユーロ
- 発表: 2月25日、ロンドン時間午後1時~2時
プレスリリースの文章によれば、センサーは4430万画素の裏面照射型で、常用ISO80から51,200までが設定できることがわかります。またフォーカスポイントが779点あり、像面位相差を採用、最大で40コマ/秒の撮影が可能だとしています。しかし、積層型という表記はないので、これは積層型でない通常型の裏面照射型センサーのようです。
先日には、以下のようなS1R IIが使用するセンサーについての噂が流れていました。
もしこのセンサーを使用しているとしたら、14ビットでの40コマ/秒の撮影は不可能なようですが、12ビットまでに制限すれば40コマ/秒の撮影も可能になるようで、そのようなモードで利用することになるのだろうと考えられています。
また手振れ補正についても8段分のボディ内手ぶれ補正が搭載され、画素数はやや間違っていましたが1億7700万画素のハイレゾ手持ち撮影が可能であることも記述されています。また、8k 30pの動画や、全画素読み出しでの動画撮影など、これまで噂されていた仕様と完全に一致する内容となっています。
残念ながら重量など、こまかな仕様は不明ですが、S5IIに近いサイズ感になるという噂もほぼ間違いなさそうです。価格については、ボディ単体で3599ユーロとの記述があり、これは記事執筆時点の為替レートで換算すると約56万円になります。税金の兼ね合いで単純に換算しても意味はないのですが、概ね10%ほど安くなると仮定すると日本国内では50万円前後、ひょっとしたら40万円後半も狙える金額になってくるかもしれません。
ということで、おおむねLUMIX S1R IIの機能的な面については明らかになってきたようです。発表はロンドン時間で2月25日午後2時ということですので、日本時間では25日の午後11時頃ではないかと予想されます。
この仕様をみて皆さんはどう思いましたか?
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |
(source)l-rumors
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コメント
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かなりS5IIに近いボディですね。
細かいところで上位機仕様にはなっていそうですが、前面に赤い録画ボタンがあるとS1H感があり、S1シリーズはS1RIIに統一されたのかとも見えてしまいますね。
しかしパナは積層型センサーの機種は出さないのか、S1やS1HのII型が搭載してくるのでしょうか。
α1やZ9/8クラスではなく、EOS R5(mark IIではなく初代R5)あたりのクラスを狙ってきたように見えます。
(たぶん)電子シャッターでの動体歪み以外はほぼ弱点のないオールラウンド機のようで、価格はまだわかりませんが、ミドルハイクラスのカメラとして競争力がある値付けができるのではないでしょうか。
あとは、GH7/G9M2/S5M2も含め、スチルのAFを強化してくれればいいのですが…
ネイティブ ISO 範囲は ISO 80 から 51,200 まで。これは良いですね。高感度も良さそう。AI-AFを搭載してきました。これは嬉しい。自動で被写体を判別してくれると良いけどそこまでは無理かな。
手ぶれ補正8段は素晴らしいです。デュアルIS-2で7段、望遠域だと落ちるんでしょうね。OM-1で200mmだとブレ易いけど、G9ⅡのIS-2だとブレにくいです。200mm手持ち1秒で。α6700で200mmだと1/5でも止められません。1/20でもブレ易い。
問題は電子シャッターでスチルがどれだけ歪むかです。G9ⅡもOM-1も動体で歪みません。スポーツシーンを撮っても大丈夫です。S5だと足や腕が曲がって写ることも。歪みを最小限に抑えてくれるなら積層センサーまでは要らないと思います。G9ⅡもE-M1Ⅱも普通のセンサーで歪みは常用範囲で無視出来ます。
手持ちハイレゾ17700万画素も希望通り。これがあるからLUMIXを選ぶんです。三脚ハイレゾでは使い道が限定されます。S5のはほとんど使ったことがありません。
レンズ交換時に機械式シャッターが自動的に閉じるのも待ってましたですが、この機能に関しては賛否分かれるらしいですね。シャッターの損傷につながるとか。
マルチアングルモニターも待ち望んでました。576万画素でOM-1同等の0.82倍かα7Rのような0.9倍は無理かな。あとは価格ですね。非積層センサーなので45万でなんとか。