シグマ 24mm f/1.2、28mm f/1.2、35mm f/1.4レンズの特許を出願

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シグマの新特許

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主な実施例

焦点距離 33.98 33.62
Fナンバー 1.24 1.25
全画角2ω 65.29 65.28
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 129.30 129.30

焦点距離 28.80 28.66
Fナンバー 1.24 1.25
全画角2ω 75.31 75.02
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 132.26 132.26

焦点距離 24.70 24.61
Fナンバー 1.24 1.25
全画角2ω 84.14 84.05
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 133.63 133.63

焦点距離 36.05 35.58
Fナンバー 1.45 1.46
全画角2ω 62.10 62.04
像高Y 21.63 21.63
レンズ全長 115.00 115.00

35mm F1.2 DG II | ARTの特許か

シグマが新たなレンズの特許を出願していたことが明らかになりました。上記が似たような仕様を省略した実施例の一覧になります。まとめると以下のようなレンズの特許ということになるようです。

  • 24mm f/1.2
  • 28mm f/1.2
  • 33mm f/1.2
  • 35mm f/1.4

レンズ構成図をみると若干焦点距離が異なるのですが、SIGMA 35mm F1.2 DG II | ARTに近い特許のようです。シグマは、今後も24mmや28mmでf/1.2のレンズの発売を検討している可能性があるかもしれません。

このレンズは、大口径で高性能、しかも小型軽量という、現代の撮影ニーズに応えるために設計された撮影用の結像光学系となっているようです。主にデジタルカメラやビデオカメラなどに使われることを想定しており、静止画だけでなく動画撮影にも適した構造を持っていることがわかります。

特徴的なのは、レンズ群の構成とその動き方です。全体は5つのレンズ群で構成されていて、そのうち第2レンズ群と第4レンズ群だけがフォーカシング時に移動します。これにより、ピント合わせの際に起こりがちなフォーカスブリージング(画角の変化)を抑えることができるとしています。

また、第1・第3・第5レンズ群は固定されているため、レンズの外部構造が安定し、防塵・防滴性能も高めやすくなっています。特に第5レンズ群は負の屈折力を持つ構成で、射出瞳を像面側に近づけることで、周辺光のケラレを抑える工夫がされています。

さらに、色収差の補正にも力が入っていて、異常分散性の高い光学ガラスを使うことで、シャープで自然な色再現を実現しています。このあたりは、高画素センサーとの相性も抜群です。

つまりこのレンズは、明るさ・描写力・機動性・動画性能のすべてを高次元でバランスさせた、ハイエンド志向の標準~中望遠単焦点レンズに近い性格を持っていることになります。まさにARTレンズにぴったりのレンズとなるようですね。

IPForce

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