ニコンへのインタビュー
ニコンが2025年度末までに発売するレンズを合計で50本にすることを目指していると述べています。どのような発言なのか、この記事で詳しくお伝えします。
今月の初め、ラスベガスで開催されたNABショーで取材に応じたニコンは、来年の春までにNIKKOR Zレンズを50本市場に投入することを目指していると語った。この発表を受けて、自然と疑問が湧いてきた。現在、ニコンのZシステムに欠けているレンズは何か?写真家やビデオグラファーたちが次に必要としているレンズ、求めているレンズとはどのようなレンズなのだろうか?
「私たちのミラーレスカメラのシステムにおける大きな転換点は、3つに絞ることができる。一つ目は2021年12月のNikon Z9の発売。二つ目はNikon ZfcとNikon Zfというユニークな製品の発売。そして三つ目はレンズバリエーションの拡充だ」と、ニコンイメージング事業副本部長は述べた。
副本部長は続けて、ニコンのラインナップには現在、46本のレンズが揃っていると述べた。
(中略)
「私たちはマウントの利点を最大限に活かし、様々なニーズと幅広い顧客層の撮影目的に応えるレンズラインナップの拡充を目指している。そして今後の拡大に向けて、2025年度末までにレンズ本数を50以上に増やすことを目標としている。それが目的だ。」
レンズ合計50本に
ニコンがインタビューで年度末までにレンズの販売本数を50本以上にすることを目的としていると明かしています。上記はレンズに関する発言部分を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
インタビューでは現在のレンズ数は46本であるとしていて、年度末、つまり2026年3月末までに50本以上にすることを目標にしているとしています。このことから、最低でも4本のレンズが発売される可能性があることになります。
発売されているレンズは42本ではないのかな?と思っていたのですが、まずSpecial Editionも数えて44本、さらにテレコンバーター2個を入れて46本という計算になるようですね。個人的には42本だと思っていたので、年度末に8本ものレンズが出る可能性があるのかと驚きましたが違いました。
このあと、記事ではどのようなレンズが登場する可能性があるのか述べられていますが、かいつまんでまとめてみます。
- より大口径でより広角なレンズ
- 最も広角なレンズは20mm f/1.8だが、特に天体写真の写真家はニコンがもっと広角なレンズを期待している
- 魚眼とチルトシフト
- 一眼レフ時代に優れた性能を発揮しており、ミラーレスで他社に勝る分野になるかもしれない
- APS-C
- APS-Cユーザは画質を犠牲にするかレンズのサイズを犠牲にするか強いられている
- 両方の長所があれば理想的だ
- まったく新しいレンズ
- 105mm f/1.4Eや200mm f/2Gのミラーレス版
というわけで、最近はレンズのラインナップが各社とも充実してきたので、かなり特殊な焦点距離や、超大口径レンズなどが登場していますが、そろそろ定番レンズが揃ってきたので、ニコンも面白いレンズを検討しているかもしれませんね。
さらに「ニコン ついにNikon D6の生産を完了 購入は在庫限り」ではNikon D6の販売状況について詳しくお伝えします。
ニコン
カメラ | |
Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
カメラ | |
EOS R6 Mark III | 2025年11月6日 |
EOS R7 Mark II | 2025年末以降 |
1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
レトロデザインカメラ | 2025年 |
PowerShot V3 | 2025年後半 |
レンズ | |
RF45mm F1.2 STM | 2025年11月6日 |
RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
RF-S単焦点 | 2025年 |
RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
カメラ | |
3台の認証を受けたカメラ | |
α7 V | 2025年11~12月 |
レンズ | |
100-400mm GM後継 | |
FE 100mm F2.8 Macro GM | 2025年9月30日 |
パナソニック
カメラ | |
LUMIX LX100 III | 2025年10月17日 |
富士フイルム
カメラ | |
X-T30III | 2025年10月23日 |
レンズ | |
XC13-33mm F3.5-6.3 | 2025年10月23日 |
タムロン
レンズ | |
25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |
(source)PetaPixel
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コレは既に3年前に発表されてる内容今年は年内にあと3本はレンズ出る
そうすると合計49本
リーチ掛かった状態
残り1〜3月で1〜2本出るだろう
年内次回は6月以降9月迄には1本は出る
そうすれば10~12月で2本の
出せれば良いことになる
場合によっては年内で4本の可能性もある
もし9月までに2本出たら、年内に4本の可能性も高くなる
一昨年9本出したのは出せる目処が付いたのもあるが、早目に40本に到達したかったから
昨年はその反動でたった3本
しかも全部OEM
9本を作り続けるだけで精一杯だったから
年内はAPSC用が2本の可能性も期待したい
何なら3月迄に6本
もうキヤノンにスチル向けのRFレンズだけでも既に逆転されてるから
勿論キヤノンは今年も年内に6本はリリースするから追いつけないだろうけど
昨年逆転したから
少なくともキヤノンは今年含めて4年はハイペースなリリースは続く
年に6本以上のペース
今年はRF-Sがまだ2本は出るだろうし
14-30mm以外にも
並レンズとして出たZ 35mm F1.4とZ 50mm F1.4に続くZ 85mm F1.4やZ 24mm F1.4を期待したいですね。
シグマの I シリーズの様な金属鏡筒で絞り環があり Zf に似合うレンズ
DX の高級標準ズーム
を希望します
そういう要望はメーカーに送った方がいいよ
ニコンがヘリテージモデルに意欲的という話を目にしましたが、それならレンズも相応数のヘリテージモデルを出してほしいですね。
ニコンはシネマレンズがまだ1本しかないので本気で取り組むつもりならば
そちらも充実させなければ使ってもらえませんね。
あとはチルトシフトレンズはAFの問題を解決する必要があるのでまだ
先でしょう。
魚眼はFマウントの時代、ニコンしか作れなかった全周魚眼レンズが
あったのでその設計技術が残っていればそのようなレンズがあっても
面白そうです。
天体写真には無限遠を基準にしたレンズが欲しいのであって特に大口径は
いらないでしょう。
f2.8程度あれば十分です。
天体写真には広角から超望遠まで様々な焦点距離のレンズが必要なので
フローテイング機構のレンズであれば天体写真モードを用意出来ると
思うのでそれが発売されれば面白いと思います。
昨年出たレンズは35/1.4、50/1.4、28-130/4、28-400の4本ですね。28-130/4のみがタイの製造となります。
ニコンには超広角が足りないのでそちら方面で出して欲しいですね。フィルターをつけると当然ながら明るさが減るため、天体撮影用だからこそ明るければ明るいほど助かるので1.4~1.8ぐらいで出してくれると嬉しいのですが。
F1.4シリーズも85mmを希望しますが、さすがに同じサイズ(というかフィルター径)は無理だと承知の上ですので、デザインが変更されても出して欲しいと思います。それといい加減DXレンズも定番となるものを出してもらいたいですね。
もしかしたら他社に習ってF2通しのズームレンズが出るかもしれませんけどね。値段が値段なので縁の無いズームレンズですが。
ニコンは特許公開した85-135mmF1.8-2.8でもすぐに出せば良いのに
それに70-300mmも特許公開してた
特許公開してないがDX16-70mmF2.8も必要
何ならまたタムロンに作らせて純正として17-70mmF2.8出すとか
いずれにしても夏に18-300mmをAPSC用にZマウント用をタムロン出すらしいが、ニコンは黙って見てんのかな?