シグマから200mm f/2が登場するが、我々用のものはない
シグマから発売が噂されている200mm f/2ですが、海外ではキヤノンがフルサイズRFマウントレンズをサードパーティに解禁していないことを嘆く声が出ています。
- RFマウントは7年も経過しているのに、キヤノンがフルサイズ用レンズの移植を許可していないのは残念だ。他のカメラには安価なサードパーティ製レンズを使えるというメリットがあるが、キヤノンでは2000~3000ドルもする高価なレンズを購入するか、古いレンズを購入するしかない。一眼レフが終焉していく中で、キヤノンは市場でシェアを失い続けるだろう。
- キヤノンはソニーと比較してカメラ本体を安くする方向に進んでいるようだ。本体を安く販売し、レンズで収益を上げるというプリンタのインク商法のようだ。初心者にとっては、中レベルのレンズを購入して、レンズ税を支払わないのであれば700ドル安い本体のほうが良いかもしれない。
- 個人的にはEOS R5 Mark IIのようなカメラに少しお金をかけて、安価なサードパーティ製のレンズをたくさん購入するほうが好みだ。
- EFマウントのLAOWA 200mm f/2.0が登場するかもしれない
登場しないRF用レンズ
シグマから200m f/2レンズの発表が噂されており、驚異的な仕様のレンズということで非常に話題になっています。一方で、そのようなレンズをキヤノンのミラーレスカメラでは利用することができないと嘆く声も再び聞かれるようになりました。
上記は海外のサイトでのコメントで、キヤノンがRFマウントのフルサイズレンズの発売をサードパティーメーカーに制限しているとして、残念がる声の一部です。
非常に魅力的なフルサイズレンズがサードパーティレンズメーカーから発売されるたびに、このような声が聞かれるようになるのは、ちょっと皮肉な印象ですね。
ところで、前回にお伝えしたシグマの200mm f/2の仕様については、流出した仕様に間違いが多く含まれていたらしいことが明らかになりました。海外の通販サイトに記載されていたもののようですが、ひな形を編集する形で作成されていたため、関係ない仕様が紛れ込んでいたり、間違った仕様が記述されていたりしていたようです。
発表は明日のようですので、正確な仕様についてはまた改めて報告できると思います。
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現在噂されている製品のリスト
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2026年第1四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| α7 V | 2025年12月2日 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (6件)
シグマはいずれRFマウント用を発売すると思われます。
ただしRFマウントの能力を生かすには再設計が必要でしょう。
要はEマウントに必要な後端の発散系が要らないのでどうするか
シグマも考え所かなと思っています。
ただしAPS-C用はその制限がない。
シグマはその点どう考えているのか知りたい所です。
(Zマウント用も同じく)
なおキヤノン自身は同様なレンズを出さないかも知れません。
キヤノンがRFマウトに移行し始めたときに EF200 f2.0 はかなり
早い時期に販売終了になりました。
恐らくあまり数が出なかったのかもしれません。
固定焦点の200mmって以外と使い所がないように思えます。
ただし70~200mm等ズームは除く
※上記コメントについてプロではないので考え違いもあるかもしれません。
それぞれのマウント用に再設計を行うのはほぼ新製品を設計して作るのと同じなので、基本はEマウント用のままだと思います。現時点でのフルサイズ用サードパーティ製レンズはマウント口径が一番小さいEマウントを基準にして作られていますので、このレンズだけ例外というのはないでしょうね。もちろん各マウントで微調整は掛けると思いますが、マウント毎に後玉を変更したら全体のレンズ見直しや、下手するとレンズ設計自体が変更となるかもしれません。さすがにそれはシグマといえど人件費や開発費等でほぼ不可能な気がします。
キヤノンは圧倒的シェアだからこそ強気なビジネスを展開できるわけで。はっきり言ってこの手の記事はキヤノンアンチが書いてる可能性が高く、キヤノンが完全にサードパーティに解放したら、キヤノンのシェアが落ちて慌てて解放したとネガ記事を書くのがわかりきってる。
利益を支えるのはレンズ、とわかった上で「最高のボディを作れ、でもレンズは安いサードをよこせ」って要求ですからね、これ。嘆かわしいことこの上ない。
他メーカーだって無制限開放してませんし、その理由は自社の利益維持でしょう。無制限開放の最も適切な方策は「サードからライセンス料をガッツリ取る」ですが、そうすると「高い」と騒ぎ出すのは明白。
サードを求める理由が「安いから」である限り、無制限開放は遠いと理解すべきですね。
ニーニー最近はすっかり見なくなりましたが各社名玉になっているレンズですな。
Eマウントは連写制限、テレコンが使えない等があるので実質Lマウントのレンズだね。ソニーもそろそろ腹くくったほうが良いよ。特に超望遠の技術はシグマの方が歴史も長いし優れている。そこまでして制約を課すなら自前でニーニーのようなマニアックなレンズも用意しなきゃ道理が通らない。
それはさておき4000ドルは妥当でしょ。為替の影響もあるので一昔前なら40後半で買えたレンズ。ニコン純正のニーニーは当時80万以上した。
本来はこのくらいするレンズ。キツイ言い方にはなるけど、高いと感じる人は少しでも所得を上げることを考えた方が良い
キヤノンのミラーレス世界シェアはずっと右肩上がりで、2022年にはソニーを抜いて首位になって独走体制になってるからなあ。
もちろんフルサイズミラーレスのシェアも右肩上がりで、クソでかい市場の北米を制したのは発表されてるし。
CRのコメント欄の転載っぽいけど、さすがに現実が見えてなさすぎるな。