シグマ 130mm f/1.4、100mm f/1.2レンズの特許

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シグマ新レンズの特許

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【課題】大型の撮像素子に対応し、フォーカシングにおいて主に駆動するフォーカスレンズの軽量化を考慮し、大口径比化と良好な収差補正を両立する、結像光学系を提供する。

【技術分野】
本発明はスチルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置に用いる撮影レンズに好適な結像光学系に関するものである。

【背景技術】
近年、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置において大型の撮像素子を採用したカメラが普及している。また、ボケ像の大きさや高速シャッターの利用を求めるために大口径比のレンズが望まれる。一方、オートフォーカスや動画撮影においてはフォーカシングに用いるレンズはアクチュエータの負担を減らすために軽量化が望まれる。しかし、レンズを大口径比化するとフォーカシングに用いるレンズも大型化してしまいアクチュエータやその制御の負担が増えてしまう。特に大口径比の望遠レンズにおいてはレンズ径が大型化する傾向にあるのでフォーカシング用のレンズの軽量化は重要な課題である。

主な実施例

焦点距離 131.00 127.10 118.92
Fナンバー 1.46 1.55 1.67
全画角2ω 18.16 16.90 15.35
像高Y 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 152.55 152.55 152.55

焦点距離 149.94 140.86 129.11
Fナンバー 1.67 1.75 1.85
全画角2ω 15.89 14.96 13.94
像高Y 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 152.70 152.70 152.70

焦点距離 105.01 103.34 98.78
Fナンバー 1.46 1.53 1.65
全画角2ω 22.63 21.36 19.44
像高Y 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 143.06 143.06 143.06

焦点距離 101.18 99.78 96.96
Fナンバー 1.24 1.31 1.39
全画角2ω 23.59 21.82 20.24
像高Y 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 144.45 144.45 144.45

焦点距離 180.00 174.09 162.51
Fナンバー 1.45 1.54 1.66
全画角2ω 13.46 12.57 11.49
像高Y 21.63 21.63 21.63
レンズ全長 209.50 209.50 209.50

大口径望遠レンズか!?

こちらの記事はシグマの特許ですが、タムロンの特許と間違えて表記しておりました。お詫びして訂正いたします。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

シグマが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。上記が主な実施例で、まとめると以下のようなレンズになるようです。

  • 130mm f/1.4
  • 150mm f/1.6
  • 100mm f/1.4
  • 100mm f/1.2
  • 180mm f/1.4

像高からいずれもフルサイズ用のレンズとみられ、大口径の中望遠レンズとなるようです。それではどのような特徴のレンズなのか見ていきましょう(当サイトの解釈です)。

実施例のレンズで共通しているのは、いずれの実施例も非常に明るい開放F値を持っている点です。F1.2〜F1.7といった極めて大口径の値が並んでおり、背景を大きくぼかして被写体を強く浮かび上がらせる描写を狙った設計であることがわかります。これほどの大口径を望遠域で実現するには前玉が大きくなりがちですが、レンズ全長はどの実施例でも一定で、フォーカス位置が変わっても外形が変化しない構造になっているようです。

また望遠でF1.2〜F1.7という極端な明るさを持つレンズは、通常なら球面収差や色収差が乱れやすく、特に近距離では描写が破綻しがちですが、この光学系では、内部のレンズ群を適切に動かすことで、ピント位置が変わっても収差の変動を抑え、無限遠から近距離まで安定した描写を維持できるように設計されています。

One Point!:ピント位置で収差が変わるって?
大口径レンズは近距離になると球面収差や色収差が増えやすいんだ。 この特許では内部のレンズ群を動かすことで、ピント位置が変わっても収差を抑え、 無限遠から近距離まで安定した描写を維持できるようにしているよ。

一方で、焦点距離の変化を見ると、無限遠から近距離にかけて焦点距離が数%から10%程度変動しており、これはフォーカスブリージングとして画角の変化となって現れます。動画撮影ではこの画角変動が目立つため、動画向けのシネマレンズのような「画角一定性」を重視した設計ではありません。つまり、このレンズ群は動画用途を主目的としたものではなく、あくまで静止画撮影における描写力と大口径性能を優先した設計思想が強く表れているように感じます。

One Point!:フォーカスブリージングって?
ピントを動かしたときに焦点距離が変化して、画角がズームのように変わってしまう現象のことだよ。 この特許では数%〜10%程度の変動があるとされていて、動画撮影ではやや目立つ可能性があるね。

まとめると、この特許のレンズは「フルサイズ対応の大口径望遠単焦点レンズ群」であり、焦点距離100〜180mmクラスをカバーしつつ、F1.2〜F1.7という極めて明るい開放値を実現したシリーズといえます。背景を大きくぼかす表現や、望遠域での高い描写力を求める静止画用途に特化したレンズであり、動画撮影における画角変動の少なさよりも、静止画としての光学性能を優先した設計になっています。

J-PlatPat

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