機内へのモバイルバッテリー持込規則強化
モバイルバッテリーの使用制限強化
2026年4月26日から、モバイルバッテリーや予備電池の航空機内持ち込み、預け入れ、機内での利用などの規則が変更されました。いまや誰もが利用しているモバイルバッテリーですが、どのようなモバイルバッテリーなら持ち込みが可能なのでしょうか。
まずモバイルバッテリーと予備電池の定義ですが、モバイルバッテリーは他の電子機器を充電する製品で、予備電池は電子機器にある内蔵電池のうち取り外しが可能な電池を意味するようです。
今回の規制はモバイルバッテリーに関するもので、他の製品を充電するバッテリーは容量に関わらず2個までと制限されました。また飛行機にあるUSB端子を利用してのモバイルバッテリーへの充電や、モバイルバッテリーからのスマホへの充電も禁止され、事実上、機内ではモバイルバッテリーの利用は禁止されることになりました。
新たに追加された規則は以下の通りです。
- モバイルバッテリーは容量に関わらず2個まで(160Whまで)
- 機内でのモバイルバッテリーへの充電は禁止
- 機内でのモバイルバッテリーを使用した電子機器への充電は禁止
スマホへの充電ができないと困るという人は多いと思います。しかしスマホへの充電は飛行機内のUSB端子から充電が可能で、現在ではほとんどの飛行機ではUSB端子がありますから、スマホの利用に困ることはなさそうです。ただしコミューターなど古いプロペラ機を利用している路線に関してはUSB端子のない機材もあるかもしれないので注意が必要です。
また、このほか以下の規則は継続して利用されます。
- バッテリー容量は160Whまで
- スーツケースなどに入れて預け入れすることは不可能
- ショートしないようにテープなどで端子の保護が必要
- 座席の頭上の収納棚への収納は禁止
となっています。
カメラの予備電池は持ち込み可能?
予備電池に関しては、まず100Wh~160Whまでの製品の持ち込みがモバイルバッテリーを含め2個までと制限されました。モバイルバッテリーの容量が100Wh未満であれば、100Wh~160Whの予備電池を2個まで機内に持ち込むことが可能です(預け入れは禁止)。
もしモバイルバッテリーの容量が100Wh~160Whであれば、モバイルバッテリーを2個持ち込んだら100Wh~160Whの予備電池を持ち込むことはできません。
ではデジタルカメラ、ミラーレスカメラの予備電池はどうなるのでしょうか。
まずデジカメ関連のアクセサリの場合、ほとんどが100Wh未満のバッテリーになると思われます。100Wh未満の予備バッテリーの場合は、規則上は持ち込み制限なく機内への持ち込みが可能です(預け入れは不可)。ただし航空会社によっては20個までなどと制限もあるので、詳しくは航空会社に問い合わせたほうがよさそうです。
例えばニコンのEN-EL18cの場合、電圧は10.8V、容量は2500mAhですので、10.8×2500/1000で計算すると27Whになり、100Wh以下の予備電池ということになります。したがって多くの人にとってはほとんど問題ない数の予備電池を機内に持ち込むことができることになります(航空会社によって異なる)。
ただプロフェッショナルな人で業務用シネマカメラで大容量のバッテリーを使ったり、照明用に大型のバッテリーを持ち込む必要があったりする場合には影響を受ける人が出てくるかもしれません。この場合、撮影クルーがいる場合には、それぞれ持ち込むバッテリーの量を均等に配分したり、単独の撮影の場合には問題のない方法で事前に郵送しておくなどの配慮が必要になるかもしれませんね。
まとめると、今回の注意点は以下の通りです。
- モバイルバッテリーも予備電池も最大容量は160Whまで
- 100Wh~160Whのモバイルバッテリー・予備電池の持ち込みは合計2個まで
- モバイルバッテリーは容量に関わらず2個まで
- 飛行機内でのモバイルバッテリーの使用は禁止
- 機内持ち込みのみ可能(預け入れは禁止)
- カメラなどの100Wh未満の予備電池は個数関係なく機内持ち込み可能(航空会社により異なる)
- 最近話題のナトリウムイオン電池は持ち込みも預け入れも禁止
このほかにもさまざまな細かな制限がありますので、詳しくは以下のリンクからどうぞ。



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