真贋の判断わかれるキヤノンレンズの噂
月曜日、掲示板に最近のキヤノンのイベントのものとされるフィードバックフォームが投稿された。このフォームには、現行のキヤノンのラインナップには存在しない2本のレンズが記載されていた。
RF45mm F1.2 STM
このレンズは興味深く、「L」の表記がない。キヤノンはRF50mm F1.2 L USMやRF50mm F1.4 L VCMと直接競合しないような、大口径で軽量の単焦点レンズを作ろうとしているのだろうか?もしそうなら、RF50mm F1.8 STMも含めると、50mm前後に4本のレンズがあることになる。
RF20-50mm F4 PZ
次に現れたのはRF20-50mm F4 PZで、これはフルサイズRFマウントカメラ用だと思われる。RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ(APS-CのEOS R50 Vとともに登場)から見ても、このセグメント向けにPZレンズを登場させることは十分に考えられる。
結論
キヤノンは2025年11月16日と11月26日に発表を予定している。一つはカメラ、もう一つはレンズの発表だ。
フィードバックフォームに記載されたとされる2本のレンズは、単なるタイプミスとは考えにくい。現行のラインナップに似たレンズは存在しないからだ。また、こうしたレンズをわざわざねつ造してアンケートフォームの画像を作るのも不自然だ。
中でもRF45mm F1.2 STMは非常に興味深い存在だ。このようなレンズは、キヤノンが通常採用する焦点距離や明るさ、駆動モーターとは異なる方向性を示すものだ。
このレンズをどのぐらい小型化できるのだろうか?RF28-70mm F2.8 IS STMを見てもわかるように、キヤノンは小型の非Lレンズに新たに注力しており、私はそれを歓迎している。最終的に何も起こらないかもしれないが、近い将来本当に登場するのかどうか、確認を続けたいと思う。
フェイクの可能性はあるのか
キヤノンが誤って掲載したのではないかとされるレンズの名称について、Canon Rumorsが言及しています。
この件について、ご存じない方のために簡単に説明します。インドのキヤノンが公開したフィードバックフォームに、これまでのラインナップにはないレンズの名称が記載されていたことが話題になりました。そのスクリーンショットが以下の画像になります。このレンズ名を見た人々は、これらが次に発表されるレンズであり、誤って掲載されたのではないかと憶測していました。しかし、現在はこのレンズの名称は削除されているようです。
この2本のレンズについてですが、名称が正しいのではないかという意見と、フェイクか誤ったレンズ名が記載されているのではないかという意見に二分されているようです。誤りではないかという意見では、そのレンズの名称に疑問を感じる人が多いようです。今回記載されていたレンズ名は以下の通りです。
- RF45mm F1.2 STM
- RF20-50mm F4 PZ
まず、RF45mm F1.2 STMについては、F1.2という大口径レンズにもかかわらずLレンズにならないのはおかしいのではないかという指摘があります。また、AFモーターについても、少なくともUSM、大口径ならVCMモーターが利用されるはずだという意見もあります。
一方で、これはニコンのF1.4シリーズと同様に、より廉価なF1.2シリーズになるのではという意見もあります。より低価格にするために、焦点距離も切りの良い50mmではなく45mmで妥協し、さらにAFモーターについても低価格化を目指してSTMを採用しているのではないかという見方です。
次にRF20-50mm F4 PZに関しては、キヤノンのレンズでAFモーターの記載がないのはおかしいのではないかという指摘があります。現在、AFモーターが記載されていないレンズはRF75-300mm F4-5.6のみとなっており、これはかなり稀なケースです。
このため、このフィードバックフォームに記載されているレンズはフェイクか、もしくはひな形として記述されていたレンズが誤って表示されたのではないかという意見もあり、さらに前述の記事のようにフェイクにしては不自然だとする意見もあり、評価は分かれています。
このレンズは本当に新レンズの名称なのか、次のキヤノンの発表が楽しみです。
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ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |




コメント
コメント一覧 (3件)
45mmが妥協って何を妥協してるんでしょうか?
長焦点距離のほうが格上ってことですか?
C50が出たし、もうすぐR6Ⅲも発表されるから、RF20-50mmF4みたいなレンズは好都合でタイミングが良い
F1.2みたいな明るいレンズはLレンズの高い物ばかりだったから、もし7〜8万の価格ならよく売れるでしょう
今年はRF75-300みたいなレンズもあったが、基本的に高いレンズが多く、消費疲れが起きてる部分もあるのでは?
それはない