キヤノンへのインタビュー
キヤノンがインタビューにこたえ、最近話題になっているキヤノンのレトロデザインのカメラについて回答しています。キヤノンはレトロデザインのカメラをどのように考えているのか、この記事で詳しくお伝えします。
2026年にAE-1は50周年を迎える。キヤノンはビンテージ風のハイブリッドカメラがない数少ないメーカの一つだが、このようなタイプのカメラの発売を検討することはあるか?
「よしビンテージ風のカメラを開発しよう」というのは簡単ではない。カメラには、カメラ本体、レンズ、アクセサリがあり、それらはすべて調和してカメラを形作る必要がある。従って設計を始めるときには「カメラ本体を変更したとき、レンズやアクセサリにどのような影響があるか」といったことを考える必要がある。これは私たちが設計で最初に考慮することだ。そして、私たちは本当にグリップの形状、ダイヤルやボタンなどの配置に重点を置いている。従ってAE-1のデザインでこれを行う場合、本当に私たちがキヤノンのカメラに必要なエルゴノミクスや使いやすさに達するかどうかということが大きな疑問だ。
あなたの意見は理解できるし、ビンテージ風のカメラに対する需要が確かに多いのも事実だ。これは無視するものではない。私たちは耳を傾けている。しかし、これらの技術的な課題や商業的な実現の可能性という課題も慎重に考慮する必要がある。ビンテージ風のデザインを推し進めるまえに、これらの点を考えることが重要だ。
富士フイルムや他のメーカがこれがよい商業的な決定であることを示している。エルゴノミクスに関してはグリップなしビンテージ風カメラを作成し、オプションでグリップを追加できるようにするという選択肢も考えられるのか?
再度申し上げるが、ビンテージ風のデザインを排除するものではない。現在、両者をどのように組み合わせるかを研究している段階だ。
ビンテージ風デザインのカメラを計画中か?
キヤノンがレトロデザインのカメラについてのインタビューに答えています。上記はインタビュー内容を一部引用したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、インタビューではキヤノンに、キヤノンがレトロデザインのカメラを発売する可能性があるのかどうか質問しています。その返答としては、レトロデザインのカメラを作成した場合、レンズやアクセサリの機能やデザインがレトロデザインのカメラと合致するかどうか慎重に検討しなければならないとしています。そしてレトロデザインのカメラを作る場合には、ダイヤルの配置や、本体のデザインなども非常に重要になるとしていて、レトロデザインが使いやすいカメラになるのかどうかについて疑問を感じていたり、心配している部分があるようです。
しかし、実際にデザインの話になると、ビンテージ風のデザインを排除するものではなく、両者をどのように組み合わせるかを研究している段階ということで、ビンテージ風デザインのカメラを研究していることは認めていることがわかります。この、両者が何と何を意味しているのかは不明ですが、おそらくカメラとグリップのデザインや使いやすさをどのように組み合わせるかを指しているとみられ、現在、開発は進められているか、検討の初期段階にあることがわかりますね。
まだ憶測である可能性が高いようですが、噂界隈ではキヤノンがレトロデザインのカメラを発売することは間違いないという情報が流れているのですが、このことを考えると今回のインタビューの内容はかなり前向きに捉えてもいいのかもしれません。
ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R6 Mark III | 2025年11月6日 |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF45mm F1.2 STM | 2025年11月6日 |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
| レンズ | |
| 100-400mm GM後継 | |
| FE 100mm F2.8 Macro GM | 2025年9月30日 |
パナソニック
| カメラ | |
| LUMIX LX100 III | 2025年10月17日 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |
(source)photorend
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コメント
コメント一覧 (0件)
この言い方では開発はしていませんね。
現行のカメラの次期製品に何某かの工夫はするかもしれませんが
少なくとも AE-1 もどきではなさそう。
他社がやって成功していたら追随するのがキヤノンなのでVlogカメラのようにレトロデザインカメラも成功と看做していたらやるでしょう。
何せ経営方針説明会で「カメラ市場で絶対的な地位を確立」「高度な光学・カメラ技術をベースに、多様な顧客ニーズに応える商品・サービスを提供する」と掲げているわけですから。
来年出るかも知れない程度の期待にした方が良い気はする
売上落ちた時のカンフル剤みたいに
今年から来年の前半でキヤノンは大量にカメラ出すスケジュールで埋まってて、出す余地は余り無さそうだし
恐らく今年はAPS-CいくつかとR6IIIを出してくる予定でしょうから、今からそれらの買い控えが起きるようなことは言わないような気がしています。そう見ると絶妙な言い方だなともとれますね。否定をしていないところから2026年登場は期待していいのかもしれません。
昔はその形で使ってたのですから、持ちやすさなんかよりもビンテージカメラに似合うレンズが無いことのほうが深刻な問題だと思います
大手3社の中でRFレンズが一番スタイリッシュでカッコいいためキャノンユーザーやっでますが、ビンテージカメラには全く似合わないと思います