
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sの噂は正しかったのか?
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sが正式発表されました。噂がでてから非常に短期間で発表されたので、今回はかなり情報の統制が取れていたことになりますね。初めて噂がでてきたのは10月3日ですので、およそ1週間で発表です。
なのでそんなに多くの情報がでてきていたわけではなかったのですが、それらの情報が正しいかどうかみてみましょう。まずは、今まででていた噂です。
- NIKKOR Z 600mm f/6.3 PFレンズが発表される
- f/5.6になる可能性もあるが、可能性は低い
- 価格は4000ドル
- 重量は1390g
- 発表は10月10日前後
という噂があったわけですが、それぞれについて正しいのか正しくなかったのかみてみます。
- NIKKOR Z 600mm f/6.3 PFレンズが発表される
- ○ 発表されました
- f/5.6になる可能性もあるが、可能性は低い
- ○ f/6.3でした
- 価格は4000ドル
- × 海外では4800ドル前後。4000ドルは日本円で60万円だが、店頭予想価格は80万。店頭予想価格が実際の製品初値の10%増しだとしても72万円だから噂の価格はずいぶんと安い。
- 重量は1390g
- ○ 三脚座なしで1390gと重量はぴったり
- AF-S 500mm f/5.6E PF ED VRとほぼ同じサイズ
- △ AF-S 500mm PFは237mm、Z 600mm PFは278mmと若干異なる
- 発表は10月10日前後
- ○ 10日前後ということで正しいし、時差は日本のほうが早いのでまだ海外では10日のところもあった
というわけで、今回については、価格以外はほぼ正しいと考えて間違いないようです。ただ、価格については税金の関係もあり、比較するのが難しいので、評価するのは難しいですね。
そして「“ニコンにはレンズロードマップがまだ必要だ” その理由とは」ではレンズロードマップがまだ必要という意見について詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (2件)
重さはピッタリなのに長さはかなり外すというのは、どういう情報の得方なのか謎ですが、さすがに600mmで240mmは無理なのでしょう。しかし、重さは本当に軽く、個人的には謎です。しかしこれだと400mF4.5もPFを使えば、19cm、1kg切りが可能だったのか等、妄想が捗ります。他社もどうするか、まずはソニーの300mm F2.8 に注目ですが、OMDS 300mm F4 辺り等にも(それよりも新レンズか?)影響大でしょうか。
Zマウントで500mmPFを使用する場合はFTZを併用するので、FTZを含めた長さと比較すると差は10mm程度になりほぼ同サイズと言えるでしょう。