一眼レフは今何が売れているのか?
BCNが一眼レフの売れ筋ベスト10を発表しています。今回のランキングは21年3月22日~28日の1週間のランキングとなります。それでは、どのうなランキングになっているかみてみましょう。
1位 D5600 ダブルズームキット
2位 D3500 ダブルズームキット
3位 EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック
4位 EOS Kiss X10i ダブルズームキット
5位 D5600 18-55 VR レンズキット
6位 EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット ブラック
7位 EOS 90D ボディ
8位 D7500 18-140 VR レンズキット
9位 EOS Kiss X9i ダブルズームキット
10位 D5600 18-140 VR レンズキット-BCN
ランキングによれば、1位はNikon D5600ダブルズームキットが、2位にはNikon D3500ダブルズームキットがランクインしたそうです。D3500が上位にランクインするのは珍しいですね。特に2位にランクインというのは、かなり珍しいのかな?と思います。
メーカ別では、ニコン5機種、キヤノン5機種と同じ機種がランクインしています。ですが、トップ5にニコン3機種、キヤノン2機種がランクインということで、若干ニコン優勢のように見えますが、まあほぼ互角という感じでしょうね。
Nikon D5600とD3500が売れている理由は、その安さにありそうです。それぞれの価格は以下のようになっています。
・Nikon D5600ダブルズームキット 8万1480円
・Nikon D3500ダブルズームキット 6万7000円
ダブルズームで8万円強ぐらいの価格でしたら、かなり価格は安いので売れるのも理解できるところですよね。そしてD3500のダブルズームキットに至っては7万円を割る価格なので、こちらも売れるのがわかるというものです。
D5600とD3500には、かなり優秀な標準ズームがキットレンズとなっていますので、これ1本あれば中望遠までオールマイティーに撮影できるので、良いカメラだと思います。
ですが、D5600とD3500はすでに旧製品入りしており、現在は生産していないと思われ、価格.comの取扱店舗もものすごく少なくなり、価格は上昇傾向です。今後も下がることはないと思いますので、購入を検討している人はいまのうちに購入したほうがいいと思いますね。
今後はどうなるAPS-C一眼レフ??
最近の海外の噂では、APS-C一眼レフの先行きが不安になりそうな噂が数多く入ってきています。
まずは、このランキングでも上位で売れているようなD5x00やD3x00シリーズがディスコンになるかもしれないという噂です。
上記では、ニコンは日本だけでD5600とD3500がディスコン(旧製品入り)したことを明らかにしているとしています。なので、海外では販売を続けるようですが、少なくとも日本ではもうD5600とD3500を手に入れることはできなくなる可能性が高いと思われます。
そして、後継機種については明らかになっておらず、今後は廉価一眼レフは販売されない可能性が高まっているようです。
キヤノンについてもレンズキットの望遠ズームが在庫僅少になっており、こちらもAPS-C一眼レフに何らかの決断が下された結果かもしれない可能性があり、APS-C一眼レフの存続が心配される状況になっています。
このように廉価な一眼レフにおける状況はかなり厳しい状況になっている可能性があり、今後が少し心配になりますね。ただ、そうすると廉価な一眼レフを販売できる企業はペンタックスだけになる可能性があり、ペンタックスは残存者利益を得られる可能性も高まります。今後の各社の一眼レフに関する動向に注目していきたいですね。
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