ソニーの新製品発表が先送りか?
ソニーの新製品の発表が、それぞれ先送りされる可能性が指摘されています。なぜ新製品の発売が遅れるのでしょうか?ここではソニーの新製品の発表が遅れる原因について詳しくお伝えします。
5月にカメラやレンズの発売が業界全体で遅延している原因が供給問題にあると伝えたことを覚えているかもしれない。キヤノンから少なくとも一つの公式の確認を得た。
現在、予想を上回る注文と世界的な部品供給の影響により、以下の製品の納品が遅れています。お客様およびビジネスパートナーにご不便をおかけして申し訳ありません。製品は順次出荷される予定ですが、新しいカメラボディEOS R5 Mark IIの出荷には時間がかかる見込みです。このように長い間お待たせすることになり、再度お詫び申し上げます。安定した製品供給を確保するために引き続き対策を講じ、できるだけ早く製品をお届けできるよう努めます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
これが理由で、ソニーの新製品の85mm f/1.4 GM IIは6月末ではなく8月末に発表された。同様に24-70mm f/2.0 GMレンズも10月頃に発表される可能性がある。カメラに関しては10月から11月に予定されていた発表が1月から2月にずれ込む可能性があるかもしれない。
もう一つ、信頼できる情報筋によれば、新しいFX9の後継機種が長らく予定されていたが、ソニーが生産問題のために再度発売を遅らせたかもしれない。
サプライチェーンに問題が発生している可能性
ソニーの新製品の発表が何かしらの原因で遅れる可能性があるようです。記事によれば、カメラ業界全体が、何かしらの供給問題を抱えているとしています。そしてキヤノンは公式に世界的な部品不足があることを認め、供給が遅れていることを認めたとしています。
しかし、現在、キヤノンの商品の供給状況のお知らせのページをみると部品の供給不足の表記はなくなっており、公開時の文章と異なっているらしいことがわかります。
そしてソニーも、この供給不足の影響を受けていて、製品の発表が遅れるのではないかとしています。
いろいろと調べて見たのですが、今のところ何が原因なのかはよく分かっていません。可能性が高いと考えられる半導体不足、物流の問題に関してのニュースはなく、現在も半導体不足や物流に問題があるのかどうかは現時点では不明です。ただ2024年から再び半導体需要がかなり大きくなるのではないかという記事はいくつもあり、それによりカメラメーカが部品を入手できなくなっている可能性はあるのかもしれません。
その他の半導体に関する記事には以下のようなものがありました。
ここに来て、半導体が再び不足するのではないかという懸念の声が上がっている。その理由は、半導体の製造に使用されるガリウムやゲルマニウムの供給が逼迫していることだ。
英紙フィナンシャル・タイムズの報道によると、中国政府が2023年8月にガリウムとゲルマニウムの輸出を規制したのを受け、欧州では両素材の原価がここ1年で2倍に上がっている。
(記事元)Yahooニュース
このリスクが顕在化して半導体の製造が難しい、または価格が高くなっている可能性は考えられるのかもしれません。
とにかく何かが起きているらしく、下記の噂されている製品リストにあるソニー製品に関しては、それぞれ数ヶ月ほど遅れる可能性があるということです。コロナ禍でも半導体不足があり、かなり問題になりましたが、再び同様の問題が発生すると、せっかく好調に推移していたカメラ販売に水を差す結果になりそうで心配ですね。
さらに「フルサイズのエントリーカメラは画素数を3600万画素まで上げる必要がある??」ではカメラの画素数の話題について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z50II 年内
- 認証登録済みの2台のカメラ
- Z 50mm f/1.4 9月10日前後
- キヤノン
- Canon RF24mm F1.4 L VCM 9月下旬
- Canon RF50mm F1.4 L VCM 9月下旬
- RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 11月発表
- RF200-500mm F4 L IS USM 11月発表
- ソニー
- FX9の後継機種 9月の初め
- αカメラ 11月
- 予想外のカメラ 10~11月
- 85mm f/1.4 GM II 8月28日の予定だったが遅延の可能性
- 24-70mm f/2.0 GM 9月
- 富士フイルム
- X-M5 2024年後半
- パナソニック
- LUMIX S1H II 2024年第4四半期
- LUMIX S1R II 2025年はじめ
- 認証登録済みの2台のカメラ
- OMデジタル
- 今年前半に1台以上の発表 今年の前半に発表
- シグマ
- 28-105mm f/2.8 ART 9月5日
- タムロン
(記事元)SonyAlphaRumors
- ソニー FE 28-70mm F2 GMレビュー “もはやRF28-70mm F2に嫉妬する必要はない”
- ソニー FE 28-70mm F2 GMのサンプル画像が続々と公開
- FE 28-70mm F2 GMは焦点距離全域で開放での撮影ができ非常にボケが美しい
- 中古カメラ市場ではニコン製品が人気!? 中古ランキング席巻の謎
- なぜ人々はα1 IIに失望したのか!? AIに聞いた結果 “価格の割に革新的な変化がない”??
- α1 IIは高解像度とスピードのバランスを改善 AF性能には非常に感心
- ソニー α1 II、α1、α9 IIIの違いは何か!? 主な仕様の比較と相違点
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- ソニー FE 28-70mm F2 GM正式発表 想定価格約50万円 ソニー初全域f/2ズーム
- ソニー α1 IIを正式発表 想定価格99万円 AIチップ搭載によりAF性能が進化
コメント
コメント一覧 (2件)
リーカーたちが予想が外れたときの予防線を張っているだけのようにも見えますが。
中国による半導体素材の嫌がらせ行為が原因で遅れてるなら、中国での新カメラの発売を他地域より、5〜6ヶ月遅らせればいいよ(笑)
それが自業自得ってもんでしょ
何も世界同時発売でなくても良い理由なんだし
ないしは中国の割当を極端に減らして、今の1/3、1/4にするとか
日本人に潤沢に渡るなら文句も言わないが、日本人に潤沢に渡らないなら中国の分を減らすべき