キヤノン、ニコンがシネマカメラを発表か
キヤノン、ニコン、ソニーがシネマカメラ市場で激しい戦いを繰り広げることになりそうです。
最新のキヤノンの噂によれば、キヤノンはシネマカメラであるCinema EOS C50を9月9日に発表するとしています。キヤノンが公式にティザーを公開しており、そこには四角形のレンガ型カメラのようなシルエットが写っていることから、動画撮影用のシネマカメラではないかと見られています。
さらに別の噂によれば、ニコンは買収したRED社の動画関連技術を搭載したレンガ型カメラ「Nikon ZR」(名称は未確認)を9月10日に発表するとされています。
キヤノンが9月9日に発表し、ニコンが9月10日に発表するということで日付が近いわけですが、これは海外で開催されるIBC(国際放送コンベンション)にあわせて発表するためだと考えられます。
キヤノン、ニコン、ソニーの三つ巴の戦いへ
ソニーはすでに様々な映像制作者向けのシネマカメラを発売しており、法人向けや映画撮影向けのカメラから、よりライトな層に向けたシネマカメラまで多くのカメラをラインナップしており、ソニーという有名ブランドを活かしてシネマカメラ市場で存在感を強めています。
キヤノンも同様に法人向けのシネマカメラを発売しており、これまでの知見を生かして、よりライトな層に向けたシネマカメラを発売するものと見られています。Cinema EOS C50は、その名称からわかる通り、EOS R5 Mark IIをベースにしていると噂されており、基本仕様はEOS R5 Mark IIのまま、より多彩なフォーマットや動画撮影機能に対応しているとみられます。一部の噂では、ゲームチェンジャーになるような機能が搭載されるとしており、キヤノンの本気度がうかがえます。
一方でシネマカメラ市場で出遅れているニコンは、映画制作にも使用されるシネマカメラを開発・販売していたRED社を買収したことで、一気に動画関連技術を手に入れることができ、今後はREDの動画機能を搭載したカメラを発売していくものと見られています。
今回噂されているNikon ZRは、Nikon Z6IIIをベースにしているか、またはNikon Z6IIIに搭載されている部分積層型センサーを搭載したレンガ型のシネマカメラになると見られています。
キヤノンとニコンが動画向けのカメラを発売することで、ソニーのFX3と併せてシネマカメラ市場で争うことになりますが、ブランド力とすでに展開しているカメラの種類の豊富さから、ソニーに一日の長があるのではと見られています。しかし、実際に製品が登場してみなければわからないため、9月9日のキヤノンの新製品と、9月10日のニコンの新製品は、どのような新製品になるのか楽しみにしている人も多いのではないかと思いますね。
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ニコン
| カメラ | |
| Nikon Z9II | 2025年第4四半期 |
キヤノン
| カメラ | |
| EOS R7 Mark II | 2026年 |
| 1億画素フルサイズカメラ | 2025年 |
| レトロデザインカメラ | 2025年 |
| PowerShot V3 | 2025年後半 |
| レンズ | |
| RF20-50mm F4 PZ | 2025年11月下旬 |
| RF24-70 F2.8 L IS VCM(USM) | 2025年11月下旬 |
| RF300-600mm F5.6 L IS USM | 2025年11月下旬 |
| 見たことのないズームレンズ | 2025年年末頃 |
| RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り | 2025年 |
| RF-S単焦点 | 2025年 |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年 |
| RF14-28mm F2.8 L IS USM Z | 近い将来 |
| RF150-600mm F5.6 L IS USM | 計画中? |
| フルサイズAFレンズをサードに解禁? | 2026年 |
ソニー
| カメラ | |
| 3台の認証を受けたカメラ | |
| α7 V | 2025年11~12月 |
タムロン
| レンズ | |
| 25-200mm f/2.8-5.6 | 2025年秋 |


コメント
コメント一覧 (1件)
FX3はもう4年前の製品なので、少なくとも性能面では凌駕できないとダメでしょうね。
性能で上回ったとて、ソニーの牙城を崩せるかは何ともですが……キヤノンは随分待たせた感、逆にニコンはRED買収からかなり頑張った感がありますが、いずれにせよソニー前提で組まれた現場に取り入るのは骨が折れるでしょうね。