キヤノン 新レンズの特許
キヤノンが新たなレンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのようなレンズの特許なのか、この記事で詳しくお伝えします。
焦点距離 21.45
Fナンバー 8.00
画角 45.25
像高 21.64
レンズ全長 27.17
BF 16.13
焦点距離 26.25
Fナンバー 8.00
画角 39.49
像高 21.64
レンズ全長 31.98
BF 20.42
フルサイズ用パンケーキレンズか?
キヤノンが新たなレンズの特許を出願していることが明らかになりました。特許では実施例として3つの例が記述されているのですが、似たような仕様のものを重複として割愛すると上記のような実施例が残ります。具体的には以下のような仕様のレンズとなるようです。
- 20mm f/8
- 26mm f/8
像高から、このレンズはフルサイズ用のレンズで、バックフォーカスからミラーレスカメラ用のレンズ、コンパクトデジタルカメラ用のレンズになると見られています。
実は昨日の時点ですでにこの特許について把握していたのですが、開放f値がf/8ということで、フルサイズ用ではあるけれどもなにかしら別のレンズの特許か何かと思って取り上げていませんでした。
今回、この特許を取り上げたのは、以下のような噂が流れたからです。

この特許はみた感じですが、フルサイズで開放f値がかなり大きなパンケーキレンズの特許のように見えます。パナソニックがLUMIX S9用に28mmでf値がf/8固定のマニュアルフォーカスレンズを発売しています。そのことを考えると、キヤノンも同様にレトロデザイン専用のパンケーキレンズを発売してもまったくおかしくないのかなと思っています。
ただし、この特許は2023年の8月に出願されていますので、パナソニックのレンズを見てから開発したのではなく、最初からこの仕様で検討をしていたと思われます。
このレンズの特許の出願は、キヤノンがレトロデザインのフルサイズミラーレスカメラを発売する伏線となるのでしょうか?非常に楽しみになってきましたね。
さらに「キヤノン 2025年に最大5台のカメラ、8本のレンズを発表!? 可能性のある製品一覧」ではキヤノンが今年発表すると噂されている製品について詳しくお伝えします。
- ニコン
- Nikon Z9II 2026年2月までに
- Nikon Z5II 2025年5月頃
- 2台の認証登録されたカメラ
- 新シネマレンズラインナップ
- キヤノン
- 最大5台のカメラ8本のレンズ 2025年内
- EOS R6 Mark III 2025年第1四半期
- EOS R7 Mark II 2025年第3四半期
- EOS R50 V 2025年2月末までにある可能性
- EOS RC 2025年
- 1億画素フルサイズカメラ 2025年
- レトロデザインカメラ 2025年
- PowerShot V3 2025年後半
- RF-Sズーム 換算24-200mm一定絞り 2025年
- RF-S単焦点 2025年
- EOS R1、EOS R5 Mark IIの新ファーム 2025年2月末まで
- 2本のLレンズ 2025年2月末まで
- RF400mm F2.8 L IS USM、RF600mm F4 L IS USM後継
- ソニー
- ニッチなカメラ 2025年4月頃
- α7 V 2025年6月以降
- 素晴らしいGMレンズ 2025年3月下旬~4月上旬
- 富士フイルム
- GFX100RF 2025年3月
- X-E5 2025年夏に発表/発売
- ハーフフレームカメラ 2025年
- 2台の認証登録されたカメラ
- パナソニック
- 3台の認証登録された製品
- エキサイティングなカメラ 2025年4月頃
- シグマ
- 複数のARTレンズ 2025年内
(source)ipforce
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コメント
コメント一覧 (4件)
こんな暗いパンケーキレンズは売れない気がする
F2でもかなりコンパクトにできるんじゃないかなぁ?
パナソニックのS9の時みたいにタダ同然でついてくるようなレンズになるかもしれませんね。安くて軽いといってもF8の暗さですし、余程軽くして持ち歩きたいという場合じゃない限り購入する人はあんまりいなさそうな気がします。レンズを売るのが目的ではなく、例えばボディの宣伝に使うようなレンズです。
またある一定以上に性能を良くして明るくするとZ26mmf/2.8のような価格になる実例があるので、純正として出す場合はこうなってしまうのかもしれませんね。もっともこのレンズがAF対応するかは分かりませんが・・・
パンケーキレンズっていうのは、マウントの自由度と光学設計難易度との兼ね合わせなんだよな。
例えばEFの頃は、28mm F2.8と35mm F2.8と40mm F2.8を試作した。
しかし、28mmと35mmは性能がイマイチだったので、性能が及第点に届いた40mmが製品化された。
そして、RFになり念願の及第点28mm F2.8パンケーキが作れるようになったというお話。
こういうレンズ設計の難しさの話は、まじで知っておいたほうがいい。
そうすれば、なんでRF-S22mm F2パンケーキは出ないのか?とかをちゃんと考察することができる。
まさかこのレンズは LUMIX S 26mm F8 の元になった設計??
パナソニックのおまけレンズはキヤノン設計の改良型のように
見えます。
焦点距離、明るさが同一の例がありレンズの枚数、構成も
よく似ています。
レンズは一部にプラスチック製、絞りはF8固定なので
そう考えても不思議ではないようなレンズですね。
出願日も2023年08月21日なので余計そう思います。
本当のところはどちらかが相手方の特許を参照し
改設計した可能性が高いかも知れません。