2022/02/15 カメラニュースダイジェスト
OMデジタル OM-1を正式発表
以前から噂されていたOM-1が正式発表されました。気になっていたペンタ部のオリンパスロゴは残ることが確定です。報道によれば、今後もオリンパスのロゴが使えるかどうかは不明としていて、今後もオリンパスのロゴが使えるかもしれない可能性が示唆されています。こちらの記事は詳細な記事にしていますので、こちらをご覧ください。
コシナはニコンとライセンス契約していた
コシナが発売すると噂されていたニコンのZマウント用35mm f/1.2が正式発表されました。そして、それはニコンとライセンス契約したうえで発売されていたことが明らかになっています。ニコンは今後も他社とライセンス契約したうえでレンズのラインナップ拡充を目指していくのかもしれません。このあたりも詳細な記事としていますので、下記をご覧ください。
韓国中央大学が量子ドットセンサーを開発
韓国中央大学が、量子ドット技術を採用したイメージセンサーを開発したという報道がGIZMODOでされています。この量子ドットは、特殊な構造で、赤、青、緑それぞれの光のみを吸収して、吸収されない光は下の層へ透過するので、1画素ですべての色の光量について測定できる仕組みになっているそうです。
通常のイメージセンサーはCMOSセンサーを利用しているのですが、これは光の明るさしか判断することができません。いわゆるモノクロ状態です。なので、赤、青、緑のフィルターをそれぞれ通過させた光を測定しています。これだとドット欠けのような状態になって解像度が少なくなってしまうわけですが、この技術が実現化すると1画素ですべての色の光量を測定できるので、解像度は既存のセンサーの4倍にすることができるということになります。
これは、シグマが開発していたFoveonと考え方はまったく同じですが、これを実現する技術が異なるといえそうです。Foveonセンサーの技術的なことについては、こちらがわかりやすいと思いますのでみてみるといいかもしれません。
次のNikon Z 9の供給は5月に?
NikonRumorsが次のアメリカ国内でのNikon Z 9の供給が、5月5日にあるかもしれないと報告しています。いまも細々とした供給があるようですが、まとまったロットの入荷が5月5日にあるかもしれないとしています。
日本国内では10月以降の入荷となっているのですが、これがNPS(ニコンのプロフェショナル向けのサポートサービス)に加入している人向けの入庫なのか、一般消費者向けの入庫なのかということまでは報告されていないので、状況が改善したのかどうかは不明です。たぶんビックカメラ、ヨドバシの10月以降の入荷というのは一般消費者向けの納期だと思います。
ニコン COOLPIX A1000用新ファームとNX Studioの最新版を公開
ニコンがCOOLPIX A1000の新ファームと、NX Studioの最新版を公開しています。ダウンロードはこちらからどうぞ。
本日のカメラニュースの見どころ
本日のニュースの見どころは、やはりOMデジタルソリューションズのOM-1の正式発表ですね。オリンパスのロゴは残りましたが、今後はどうなるかは以前不明のようです。そして一部では、オリンパスロゴはOM-1が最後という話もでているようです。
個人的に今回思うのは、製品の基本性能が高く驚くようなカメラで、OMシステムやOMデジタルソリューションズというブランドの認知度を高めることに寄与するようなカメラであることは間違いないと思っています。
ペンタ部にOM SYSTEMのロゴが似合うのかどうかは、完全に慣れの問題だと思います。問題はOMシステム、OMデジタルソリューションズのカメラがいいカメラであるかどうかということが認知され、それによりブランドの知名度が向上することだと思いますので、今回のカメラがそのきっかけになるといいなと思います。そして、日本企業のまま国内に止まって欲しいと思いますね。いずれは日本での生産も再開して欲しいです。
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