CIPAが2021年5月のデジカメ出荷数量を発表
-CIPA
CIPAがデジカメの出荷数量について報告しています。画像タップで拡大します。今回はレンズ交換式のグラフを引用させていただきました。デジカメすべて、またはコンデジのグラフについては記事元リンクからご覧ください。
出荷数量をみると、1月2月は前年、前々年なみということで幸先が良いスタートだったのですが、3月以降は右肩下がりというような状況になってしまっています。
まあ、こうなるのも無理はないですよね。2回目の緊急事態宣言は1月8日から3月下旬頃まで続き、さらに4月下旬から6月下旬まで3回目の緊急事態宣言が出されていました。
そのため、最も売れる時期である3月~6月ぐらいまで、ずっと緊急事態宣言が出されていたような状況でしたので、旅行やイベントどころではなく、カメラを購入するきっかけがなかったと言えそうです。
前年よりマシだが、全然と比較すると散々な結果に
去年の同時期は、かなり緊急事態宣言が影響のあった時期で、多くの人が様々な自粛をしたので、3月から8月にかけてとてもひどい状況でした。今回も若干は元に戻っているとはいえ、去年が最悪な状況でしたので上向いているように見えますが、前々年と比較すると、ほぼ半減という状況になってしまっているので、カメラ業界はまだまだ厳しい状況にあると考えることができそうです。
カメラ市場の低迷で、カシオ、オリンパスなど様々なメーカがデジカメから撤退していったわけですが、まだまだ今後も同様のメーカがでてくる可能性があり心配になりますね。
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コメント
コメント一覧 (3件)
まだ本格的にコロナ禍から脱却出できていない事を考慮しても、やはりカメラ市場は収縮していく運命にあるのかなと思ってしまいます。
特に気になるのは、最近の新作カメラの価格が軒並み高価になっていることです。経済成長の観点からすると、儲けを増やすには安価な物であっても大量に売るか、高価な物を少量うるのどちらか一方になるのですが、各メーカー共に後者に注力しつつあります。
プロや一部のカメラマニアが買ってくれるうちは良いのかもしれませんが、低所得の若者には益々カメラが縁遠い存在になりはしませんでしょうか?
別に低価格なボディやレンズも今も全然あるので大丈夫でしょう。
10年前の20万円台のボディや10万円台のレンズより今の10万円台のボディとレンズのほうが高性能になってると思いますよ。
ミラーレス化のおかげで10年前の一眼レフより小型軽量安価で瞳AFやAF測距点の数や範囲や追従性や連写速度も上がってるでしょうし。
グラフはコロナ禍が過ぎてからじゃないとなんとも言えませんね。
突然ですが、ニコンのコンパクトデジカメのA1000が旧製品になっています(いつからか?ですが)。購入検討したこともあるので、残念です。2年経ってますが、全体的にコンパクトカメラの更新は各社滞っていると思っていますし、A1000は結構頑張っている印象があったのですが。やはり市場縮小の影響でしょうか。それとも部品等の影響か?
コンパクトカメラはレンズ交換型より縮小が先行していますし、スマホの影響も大きいですが、各社の対応では、パナソニック以外はもう対応完了かなとか思っていたのですが、A1000の後継はどうでしょうね。。。。レンズ交換型では現在フジが気になりますね。X-A系、X-T3桁は終了のようですし(策を練っているかもしれませんが)、BCNからはレトロブームは終焉した(当たっているかどうかはわかりませんが)といわれましたし。