2021年デジカメシェア公開
2021年のデジタルカメラの台数シェアが公開されているようです。各社どの程度のシェアを得ているのでしょうか?それでは記事をみてみましょう。
Digital camera 2021 global market share (compared to 2020) *Techno System Research
Canon … 45.8% (-2.1%)
Sony … 27.0% (+4.9%)
Nikon … 11.3% (-2.4%)
Fujifilm … 5.9% (+0.3%)
Panasonic … 4.4% (±0.0%)
説明が難しいのですが、記事によれば、このシェアの調査は日本で有名なテクモシステムリサーチという会社が、全世界のカメラシェアを調査した結果のデータだとしています。
そして記事によれば、2021年のデジタルカメラの世界シェアは、2020年と比較して上記のような変動があったとしています。
まずシェア的にはキヤノンが45.8%で圧倒的なシェアを獲得していることがわかります。それでも2.1%減少しているので微減という状況です。逆にシェアを大幅に伸ばしているのはソニーで、前年比5%増で27%の世界シェアを獲得しているとしています。
そしてかつてキヤノンと争っていたニコンはシェアを減らし11.3%に留まっていることが明らかになりました。シェアが11.3%で振り返れば富士フイルムが近づいているという状況はかなり寂しい状況と言えるかもしれません。
ニコンにとっては一眼レフが主流だった時代には、今のようにソニーと約3倍近くシェアの差がでるとは思ってもいなかったでしょうね。ニコンはNikon Z 9の発売で市場に一石を投じていますが、それが今後の新製品にも続いていくかどうかが大事なのだろうと思います。
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コメント
コメント一覧 (3件)
すでにもう1か月ほどで23年になろうという時に、21年のデジカメ全体でのシェアしか出ていないということで、物足りない感じもしてしまいます(寂しい)。仰る通りニコンにはZ8他、きちんとシェアを取れるものを今後期待したいと思います。とはいっても世界市場が大幅に変化してしまった結果でもあるので、ニコン他あまり余計なことを考えずでもいいのではないでしょうか。しかし、FujiRumorがこの件を取り上げているようですが、心配しているのでしょうかね? BCNを見る限り、フジは供給不足もあるやもしれませんがミラーレスで現在シェア最下位続き、FinePixはなくなり、下位機種も販売終了、かつZ9のように大ヒット等の話も聞きません(シェア外の恐ろしいチェキはいますが)。パナソニック、OMDSよりも大いに心配とは言いませんが、22年を見る限り、フジにも危機感は必要だと個人的に考えています。
BCNは日本の家電量販店中心のランキングなので、あれで最下位だからといって直ちに悲観する必要は無い気がします。
あれだけ見るとOMDSが好調に見えますが、実態はE-PL10のWZキットなどの数が出てるのが主因でしょう。それじゃどうにもならなかったのは「OMDSになった」ことが示しています。それこそ、富士はシェアをゴリゴリ追いかける戦略ではないと思いますし。
実際、今年の富士は元気でしたしね。X-H2/Sで新たな層を開拓しつつ、X-T5で従来のファン層も湧かせてるのは凄いなぁと。
これの金額ベースを見てみたいです。
富士フィルムは、東南アジア市場で廉価機が爆売れしていたので、その影響が大かと思います。Panasonicは国内市場は小さいですが、欧州のカメラ店に入ると四大メーカーの一つとして位置づけられているのがわかります。(なので新製品発表は必ず欧米が先行)
OMDSは海外市場が小さいので、この先続けられるでしょうか。。
昔は若い人に廉価機を利益抜きで使ってもらって将来の取り込み意図があったかと思いますが、今は廉価機の役割をスマホカメラが担っており、ネット中古市場が大きくなったので、学生等も最初に新品廉価機から始めるのではなく、中古の中堅機からだと思いますので、廉価機を止めたNIKONの戦略は黒字が出ていることもあり成功しているのではと感じます。