ニコン D6新ファーム公開
ニコンがNikon D6の新ファームを公開しています。どのような修正内容となっているのでしょうか?それでは変更内容をみてみましょう。
ファームウェア C:Ver.1.50 から C:Ver.1.51 への変更内容
- 以下の現象を修正しました。
- [静止画撮影メニュー]>[フリッカー低減]の[フリッカー低減機能]を[有効]に設定した際に、カメラのプレビュー機能を割り当てたボタンまたは PC レンズの絞り込みボタンを押した状態で撮影すると、稀に操作を受付けなくなり、上部表示パネルおよびファインダー内表示で Err 警告が表示される。
- 画像を拡大表示中に画像モニターを 2 回タッチして拡大表示を解除すると、[カスタムメニュー]>c4[モニターのパワーオフ時間]>[画像の再生]で設定した時間を経過してもパワーオフしない。
- AI AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6D ED を装着し、レンズの手ブレ補正スイッチを ON から OFF にするとオートフォーカスが動作しない。
記事によれば基本的には、これまでの不具合の軽微な修正ということになっているようです。これらの問題で撮影に不具合が生じていた人は、早速、新ファームを適用させておくといいと思いますね。
最近多い新ファームの問題
しかし、最近は新ファーム公開後、すぐに新ファームの公開が停止されることが相次いでいます。これは、公開した新ファームに新たな問題が入り込んでしまい撮影に深刻な影響が発生する可能性があるためです。
いまのカメラはスマホやパソコンのアプリなどと同様に非常に複雑なソフトウェアで動作しています。なので、これまでしっかりと動作していたファームウェアを更新することで、他の部分に影響がでてしまい新ファームであらたな問題が発生するということも当然起こりうることだと思います。
そのため新ファームが公開されたからといってすぐに適用するのは、逆に問題になる可能性があるので新ファームの適用には慎重になる必要があると思いますね。
筆者もWindowsのセキュリティアップデートを導入したとき、何らかのデバイスと干渉したのかWindowsが立ち上がらなくなり、仕方なくWindowsの再インストールからやり直した経験があります。その後からすぐにアップデートを適用するのではなく数日ほど経過してからアップデートしているのですが、カメラの新ファームの適用も、特にプロフェッショナルな皆さんは慎重に行ったほうがいいのかなと思っています。
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