2022年デジカメ世界シェア
日本経済新聞が公表している市場シェアで、デジタルカメラの2022年のメーカ別シェアが掲載されています。どのようなシェアになっているのでしょうか?
それでは記事をみてみましょう。
記事元
キヤノン 46.5% +0.7 ソニー 26.1% -0.9 ニコン 11.7% +0.4 富士フイルム 5.8% -0.1 パナソニック 4.2% -0.2
さてデジカメの世界シェアによれば、キヤノンは依然としておよそ半数のシェアを占めて圧倒的なトップに立っていることがわかります。これはデジカメ販売シェアなので一眼レフや廉価なコンパクトデジタルカメラの販売数も含まれていることも理由の一つになっているのかもしれません。2021年のシェアと比較して+0.7%とわずかですがシェアも上昇しています。
ソニーは前年比で-0.9%ということですが、それでも26.1%のシェアがあり、多くのシェアを得ていることがわかります。
ニコンは、恐らくNikon Z 9の効果で+0.4%のシェア増加となっていますが、全体的なシェアでは10%強ということで、以前のようにはシェアを得られていないことがわかります。これは廉価なカメラの販売を取りやめて高付加価値で高価格な商品にシフトしていますので、仕方がないのかもしれませんね。
2023年はキヤノンは廉価なAPS-Cミラーレスを多数投入していますし、ニコンはZ 8を発売しています。そしてNikon Z fの発売もあるかもしれません。どれだけシェアが獲得できるのか来年の発表が楽しみですね。
さらにこれ以外にもカメラの統計に関する最新情報はこちらに
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コメント
コメント一覧 (4件)
出荷台数の減少が前年比-15.2%なのでニコンの出荷台数も前年比で見ればマイナスですね。
すべてのメーカーが台数比で見ればマイナスですがソニーが一番落ち込みが激しいです。
世界規模で見るとV-log向けが思ったほ売れず減少傾向なのかもしれません。
Z9はニコンの出荷台数に占める割合は5%程度なのでフラグシップとしては
売れていると思います。
コンデジとフラッグシップ機では単価が数十倍違う状況で、台数ベースのシェアにどれだけ意味があるのでしょうか?
金額ベースシェアも集計して公開した方が良いかと思います。
コンデジも含まれているんですね。
4月頃に出ていた、交換レンズのメーカー別シェアおよびマウント別シェアに関する記事の内容と比較しても、納得の数値です。
ただパナソニックの数値が気になりますね。
LUMIXシリーズはフルサイズ・マイクロフォーサーズ・コンデジと多岐に渡りますが、それらをひっくるめてもここまで低いとは知りませんでした。
種類を減らしているニコンと供給不足が問題となっている富士フイルムより低いのは正直意外です。
8Kに関する言及もあって何かと気を揉んでしまいますが、なんとか頑張って欲しいです。
22年はソニーは販売休止等もあったので、かなり販売を減らした点、キャノンは一眼レフで強く、100/720~150/720=13.9%~20.8%はシェアを取っている点には注意が必要だと思われます。しかし、ソニーは23年はコンパクトも販売終了をふやし、ZV新型もどうかな? αも機種を増やし続けてはいるけどなあ感は個人的にはあって、23年はどうなるでしょうか? 今回はCIPAの数字とも差があって気になります。