在庫不足が続くX-T5
富士フイルムのX-T5が非常に人気で、現在も入手がしづらい状況が続いているようです。現在のX-T5の納期はどの程度に設定されているのでしょうか?
それではX-T5の製品販売ページをみてみましょう。
記事元
上記がヨドバシカメラのX-T5の製品ページになります(画像タップで拡大します)。画像の右下に納期が記載されていることがわかります。
ヨドバシカメラによれば、X-T5は決済確認後、約3ヶ月の時間が必要だと記載されていますね。クレジットカードか、銀行振り込みかなどで決済のタイミングは異なりますが、概ね納期は現在から約3ヶ月ということになりそうです。ということは、いま購入したとして入手するのは12ヶ月に入手できるかどうかということになるのではないかと思います。
X-T5は現在の最安値で約23万1000円で販売されています。価格.comの調査によれば、販売しているショップはなく、かなりの供給不足になっていることが予想されますね。
富士フイルムはX-T5を発売してからおよそ半年で、異例の供給不足の告知をしていました。
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通常、需要は販売日直後が最も高いはずなので、発売から半年後の供給不足というのは結構、珍しい状況ではないかと思います。何かしらの部品の供給不足などがあったのかもしれません。
しかし、その発表から4ヶ月経過しても、まだ安定して供給できていないようなので、X-T5の人気がかなり高いだろうことがわかりますね。供給不足はいつ解消されるのでしょうか。
コメント
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この件について話題になるたびに B&H をチェックするのですが B&H の X-T5 はいつも In Stock なんですよね。グローバルでは X-T5 は潤沢にあり、供給が不足しているのはどうも日本限定のようです。
日本市場固有の問題として思いつくのは円安ですが、価格コム最安値(円)を B&H の価格(ドル)で割ると約136.4円ですので、ドル円レートの設定が悪いということでも無さそうです。
仮にそうだとしても需要があるならば値上げして適正レートで供給を増やすという選択肢もあるでしょうし。
他にはちょっと理由が思いつかないですが、たとえば X-H2 の在庫が多すぎる問題があり、日本の消費者を X-H2 の購入に誘導するために X-T5 の出荷を絞っているというようなことがあるのかもしれません。
よほど他社より部材調達力が弱いとしても長引きすぎですよね。それに、1toZさんが書かれたように他国には適正価格の在庫がありますし。日本でも、価格.comを見ると家電量販店・カメラ専門店は全滅ですが、素性不明のECサイト系にはやや高価ながら残っているようです。
ユーザー層拡充を狙ったであろうH2系が想定より不発で、それを売るために……という意図的な供給制限説が現実味を帯びてきますが、T5狙いの人がH2で妥協するとも思い難いんですよね。アナログ操作こそ、という方が多いでしょうし……アナログ一本足にならないためのH2だと思うのですが、皮肉ですね。
でも、それならS20まで絞る必要はなく……あちらは初期需要に追いつけてないだけですかね?