シグマ 24-70mm f/2.8レンズの特許
■ 実施例1
・焦点距離 24.72 39.76 67.98
・Fナンバー 2.92 2.92 2.92
・全画角2ω 85.24 56.96 34.33
・像高Y 21.63 21.63 21.63
・レンズ全長 135.00 145.60 171.09
・BF 17.6206 17.6036 17.5749■ 実施例2
・焦点距離 28.79 49.98 83.51
・Fナンバー 2.92 2.92 2.92
・全画角2ω 75.61 45.42 27.77
・像高Y 21.63 21.63 21.63
・レンズ全長 135.02 146.97 164.94
・BF 17.6146 17.5433 17.5817(当サイトによる解釈です)
IPForce
シグマが新しいレンズの特許を出願していることが明らかになりました。複数のレンズ構成図が申請されているのですが、似たような仕様のレンズがありますので、それを重複分を排除すると大体上記で引用した2種類のレンズの特許にわけることができます。
レンズはそれぞれ像高やバックフォーカスからフルサイズミラーーレス用のレンズに間違いないと思います。そして、それぞれのレンズの仕様から、24-70mm f/2.8と、28-80mm f/2.8というレンズになるのだろうと思いますね。
どのようなレンズの特許か?
レンズ構成図をみる限り、すでに発売されている24-70mm F2.8 DG DN | Artの特許にように見えますが、細かい部分でレンズ構成が微妙に違うところがあり、本当に24-70mm F2.8 DG DN | Artの特許であるかどうかひ結構微妙です。
まずこのレンズですが、出願日は2020年10月21日となっています。24-70mm F2.8 DG DN | Artの発売日は2019年12月20日ですので、特許を出願するには時間が経過しすぎています。
そうすると、次に考えられそうなのが28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryの特許という可能性です。28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryのレンズは発売日が2021年3月12日ですので、出願日の2020年10月21日に合致します。
それでは28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryのレンズ構成図をみてみます。
シグマWebサイトより
この構成図をみると、この特許の構成図にかなり近いですので、やはり28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryの特許という可能性がかなり高いようです。
はじめ、この特許をみたとき、新しいレンズの特許で何かしらの後継製品がでるのではないかと期待していたのですが、残念ながら既存の製品の特許の可能性が高く、ちょっと残念ですね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryは特許の実施例5ですね。
残念ながら既に発売された製品ですね。
実施例2のデータ間違ってません? 別のレンズのデータになってます。