EOS RPついに1位を獲得
1位:キヤノン EOS RP
ImpressWatch
2位:キヤノン EOS R6
3位:富士フイルム X-E4
4位:キヤノン EOS R5
5位:パナソニック LUMIX GH6
6位:OMデジタルソリューションズ OM SYSTEM OM-1
7位:ニコン Z 9
8位:ニコン Z fc
9位:ニコン Z 6II
10位:ソニー FX3
マップカメラのデジカメ売れ筋ランキングが公開されています。集計期間は2022年4月の1ヶ月です。
ランキングではキヤノンのEOS RPが1位になりました。こちらは初めての1位ということで、ついに1位にまでなったんだなという印象です。これは、EOS RPが比較的半導体不足などの影響を受けていないこと、EOS RPがキャノンのキャッシュバック対象になっていたことが大きいと思います。
現在のEOS RPの最安値はEOS RP RF24-105 IS STM レンズキットで約16万5000円ほどで販売されているため、キャッシュバックが反映されると約15万5000円ほどで購入できる計算になります。高倍率ズームがついて、フルサイズでこの値段ですから、ちょっと高いAPS-Cミラーレスのダブルズームレンズキットを購入する価格に少し足すだけでEOS RP RF24-105 IS STM レンズキットが購入できる計算になります。コスパ的にはかなり高いので、売れるのも理解できますね。
ランキングを全体的にみると好調なのはキヤノンで、EOS RP、EOS R6、EOS R5がずっとランクインしていて好調なことがわかります。安定して商品を供給できているのだろうと思いますね。そしてニコンもZ 9、Z fc、Z 6IIがランクインしており、ニコンも復調という感じがします。Z 6IIに関してはZ 9のサブ機としても購入されている側面もあるのかなと思いますね。
そしてソニー製品がランクインしていませんが、これはソニー製品が供給不足になっている可能性が高いのではないかと思います。ソニーはα7 IVがここのところずっと1位だったのですが、4月になって急激に失速しランク外になってしまいました。一時的に供給がとまった可能性が高そうです。
ランキングの推移をみてみよう
というわけでみてみると、キヤノン製品が強いですね。EOSシリーズがずっとランクインし続けている様子がわかります。その次に目立つのがNikon Z 9でしょうか。高額なカメラにもかかわらずNikon Z fcより高い位置にいるので、かなり売れているのがわかりますよね。
Z 9についてはマップカメラでは常にランクインし続けていますので、供給が止まっているというわけではなくある程度の供給があるが、すぐに予約分ではけてしまうという状況になっているのだと思いますね。そのため、かなりの高い需要があることがうかがえます。
ニコンもZ 6IIとZ fcがかなりランクインしていますので、マップカメラでは結構売れている印象ですね。既存ユーザのおかげという側面が強いと思います。またZ fcがランクインしているのもニコンとしては嬉しいのではないかと思いますね。最近の別の記事でも女子にお勧めするカメラとしてZ fcが取り上げられていました。クラシカルなデザインが受け入れられているようです。ただし、BCNなどのより一般的な小売店を対象としたランキングでは、ニコン製品はなかなか上位にあがってこない印象です。価格の高い製品に絞って販売していく戦略なのでランキング的には厳しいのだろうと思います。
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コメント
コメント一覧 (1件)
ソニーが他の多くのカメラの生産を止めて供給に努め、ランキング上位を保っていた α7IV すらもランキングから外れましたね。
半導体不足や物流の混乱は各メーカーのカメラの供給に悪影響を及ぼしていますが、ソニーへの影響が特に著しいのが気になりますね。