キヤノンの新レンズの噂
キヤノンの新望遠ズームに関する噂が流れています。なぜ新望遠ズームがなかなか発表されないのでしょうか?
要約
キヤノンのプロフェッショナルたちは何年もの間、RF200-500mm F4 Lの手ブレ補正付きのUSMレンズを待ち望んでいた。噂に次ぐ噂と、度重なるティザーで、2019年の夏頃から噂され続け、2025年にキャンセルされたという知らせが届いた。それは本当にそうだったのだろうか?
CanonRumorsが最初に、キヤノンがRF200-500mm Lズームレンズに取り組んでおり、2020年後半に登場する可能性があると報じた。しかし、何も起きなかった。情報の更新は毎年続き、次は2021年4月、その次は2022年後半で、さらに2023年に延期された。そして2023年に日付はさらに2024年に延期され、ここから面白くなり始める。
2024年10月にはF4からF5.6に変更された。そして2025年の春頃にはRF200-500mm F5.6を発売するという情報が、ここしばらくで2回も伝えられている。これは依然としてLシリーズのレンズで、手ブレ補正があり、USMであるが、もはやF4ではなくなった。
しかし、CanonRumorsが衝撃のニュースを伝えた。先月伝えたように、長らく噂されていたRF200-500mm F4 Lの手ブレ補正付きUSMレンズは、どうやらお蔵入りになったようだ。代わりに、新たな超望遠レンズRF300-600mm F5.6 L IS USMを開発中だと情報筋は伝えた。
これは最高の画質を求める野生動物やスポーツ撮影の写真家向けに設計されたプロフェッショナル仕様のズームレンズだ。RF200-500mmはF4でもF5.6でも構わない。
しかし、ここからが面白いところだ。わずか数週間後にキヤノンの噂が読者を混乱させた。出願された特許からRF200-500mmに関する記事が出たのだ。キヤノンは超望遠レンズとズームレンズの開発を続け、様々な設計を披露するたびに新たな特許を出願している。中でも注目されたのはRF200-500mm F5.6 L IS USMの設計だ。CanonRumorsが200-500mmは終了し、300-600mmに期待していると伝えたばかりだ。
私たちは今後数ヶ月以内にこのようなレンズを手に入れることになる予定だ。これが私たちが見ることになるレンズだろうか?それともRF150-600mm F5.6 L IS USMが登場するのだろうか?
信頼できる情報筋によれば、キヤノンは300-600mmをまもなく発表する予定だ。このレンズはRF100-300mm F2.8を補完するもので、プロフェッショナルの野生動物やスポーツの写真家に400mm F2.8と600mm F4に加えて、さらに多くの選択肢を提供する。400mm F2.8と600mm F4は優れているが、300-600mmは両方の単焦点レンズをカバーする。信頼できる情報筋から最新の情報を入手したが、残念ながら良いニュースはない。そして情報筋は、超望遠レンズの発表予定はないと述べた。キヤノンは既存の大型の白レンズの注文に対応することができていない。レンズはすべて準備できているが、まずは既存の注文を満たす必要がある。これは大したことではないと思えるかもしれないが、200mmから500mm、あるいは300mmから600mm、または150mmから600mmが先送りされていることは間違いない。
2025年後半には実現しないと言っているわけではないが、情報筋の言葉からは近いうちに発表されるという予感はしない。キヤノンに何が起こっているのかはわからないが、EOS R5 Mark IIが発表された2024年初頭から、レンズとカメラ本体の発売に問題を抱えている。
超望遠ズームが発表されない理由
長らく噂されていた超望遠ズームがなぜ登場しないのかOrdinaryFilmmakerが伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、すべての内容は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
動画では、キヤノンは何らかの問題を抱えていて、カメラとレンズの両方に遅延や延期が生じているとしています。そして、長らく噂されていたRF200-500mm F4 L IS USMレンズについては話が二転三転し、RF300-600mm F5.6 L IS USMとして登場するのではないかという情報があるそうです。
また、キヤノンは実際に今年の5月にRF300-600mm F5.6レンズの特許を出願していることから、このレンズが登場する可能性が高いのではとしています。
しかし、情報筋からの情報では、近くキヤノンから望遠レンズが登場するという噂はなく、まずは既存の望遠レンズの販売に注力するのではないかと述べています。
これは、焦点距離に幅があるズームレンズを発売してしまうと、その焦点距離に含まれる単焦点レンズが売れなくなってしまうからで、単焦点レンズが十分に売れるまでは超望遠ズームを発売しないだろうとしています。
特許についてですが、出願した特許が公開されるのは出願してから数年後になりますので、RF300-600mm F5.6レンズの開発はかなり以前から行われていたことになります。また、実際にレンズが発表されてから特許が公開されるパターンもあり、特許が出願されたからといってすぐに製品として登場するかどうかというのは未知数です。また、特許として公開されながら実際に発売されないレンズもあることから、出願されたレンズについてはあまり発売時期とは関係ないと考えていいと思いますね。
また、最近のキヤノンの動きが鈍いのは、キヤノンがEOS R VシリーズやPowerShotなど動画向け製品を発表したり、REDのカメラがZマウントになったことで、将来、REDのカメラがRFマウントを採用しなくなる可能性を考えて、自社で動画向けのカメラを開発している可能性もあり、各種の製品が遅れている可能性も考えられると思います。また、関税の影響があるため、価格を頻繁に変更したくないという思惑もあり、関税の問題が落ち着くまで製品の発表を待っている可能性もあるかもしれません。
したがって、結局は発表があるまで気長に待つしかないのが実際のところですね。ただ、あれこれいろいろ考えるのは妄想が膨らんでいろいろと楽しいです。
さらにキヤノンのEOS R7 Mark IIの最新の噂を「EOS R7 Mark IIを9月に発表 積層型でメカシャッターなし R5 IIのAPS-C版との噂」にて詳しくお伝えします。
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コメント
コメント一覧 (4件)
噂サイトの情報なんて99%くらいは妄想でできとるし、そんなのを当てにして開発が遅れてるだのお蔵入りだの騒ぐのはちょっとなあ。
まともに参考にするなら、かつての軒下カメラ情報局くらいの精度は欲しい。
オーディナリーフイルムメーカーは大した情報持ってないのに大騒ぎする噂話好きの与太野郎に過ぎない
超望遠レンズはとりあえずキヤノンは200-800mm出してんだし、100-300mmF2.8も出てるなら、エクステンダー対応可能な事も踏まえると慌てる理由がない
来年1本超望遠単焦点レンズ出しても良いが、今急ぐ必要あるのはR7Ⅱに付けるレンズだったり、RF-S用のレンズだよ
毎年これから5年間は3本ずつ出せよ
フルサイズ用なんて後回しで充分なんだよ
早くRF-Sのラインナップ20本作れ
ズームで出すから既存の単焦点と被るのであって単純に500mmF4を出せば良いのでは?
そもそもキヤノンRFの大砲レンズはEF3型とそれの拡大光学系でほとんど既存の技術と在庫の使い回しな訳なんだし。ユーザーはその辺見抜いていますよ? 超望遠はRFになってから蔑ろにされているように感じる。
APS-C用のレンズなんかは広角域以外は全てフルサイズ用を使えば済む話なんですから、そこよりも超望遠(特に単焦点)の新規開発を望みます。EFにあったのにRFで後継が出ていないレンズまだまだ沢山ありますよ。
それと関係ないですがハンドル変えで連投しているのってここでは大丈夫なんでしょうかね。。。まあいいですけど
キヤノンは特許情報からかなり変わった光学系の超望遠レンズが
数点出ているのでビックリするようなレンズが発売されるかも
知れません。
一応カメラ用なのでRFマウントと考えられます。
構造を見ると光学系の設計は出来ても鏡胴設計がかなり大変そう。
超望遠が発表されたら鏡胴の短さにビックリするかも。
恐らく製品化の困難さから時間はまだかかるかもしれません。