パナソニックインタビュー
パナソニックへのインタビュー記事が掲載されています。この記事ではパナソニックが次に発売するレンズやマイクロフォーサーズカメラへの取り組みについて詳しくお伝えします。
研究開発や投資に関して、現在のマイクロフォーサーズはフルサイズと比較して、どのぐらいの割合を占めているのか?また小型センサーには長期的な将来性は存在するのだろうか?
私たちの基本戦略はフルサイズとマイクロフォーサーズという2つのマウントシステムにおいて、それぞれ異なる特徴を持ち、様々なクリエイターのニーズに応えることだ。研究開発と投資の観点からは、イメージセンサーを除いて、両システムに共通する最新技術を開発し、進化させている。私たちはフルサイズを高い表現力を求める人向けに、マイクロフォーサーズを機動性と速さを求める人向けに提供し、両システムの開発を長期的に強化させていきたいと考えている。
パナソニックは新しいハイブリッドAFで大きく進化したが、次のオートフォーカスの進化の方向性とはどのようなものだろうか?
被写体認識と追尾性能にはまだ進化の余地があると考えている。最近発表されたLUMIX S1R IIはAIによる瞳の認識機能や素早く動くスポーツシーンでも機能するAF追従性能といった特徴がある。瞳AFは顔が傾いているなどの不利な条件下でも目に正確にピントを合わせることが可能だ。
さらにAFは複数人がいる中で主要な被写体を認識することが可能であり、これにもAI技術が使われて進化している。また電子シャッターの使用時には40コマ/秒での高速連写中でもオートフォーカスの追従が可能で、高精細と高速連写の両立を実現している。私たちはこの技術を今後ももっと進化させていく。
現在のレンズ開発における優先事項は何か?
現時点ではフルサイズ用のレンズのラインナップを強化し、コンパクトなカメラであるLUMIX S9に適した小型レンズを開発することが重要だと考えている。私たちはLUMIXにしか提供できないユニークなレンズを引き続き開発し、Lマウントアライアンスとの協力によって100本以上の豊富なラインナップでニーズに応えていく。
さらにカメラから直接操作できるハイブリッドズームを含むシステム開発を通じて1本のレンズで撮影できるシーンを多様化し、ユーザの利便性を高めていくように努めていく。
コンパクトなレンズ開発に注力
パナソニックへのインタビュー記事が掲載されています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、インタビューではマイクロフォーサーズへの取り組みと、今後のレンズの展望についてパナソニックに質問しています。その回答としては、パナソニックの製品の研究開発としてはセンサー以外は同じように技術を向上を行っているということで、マイクロフォーサーズもフルサイズも関係なく機能向上を目指していることがわかります。
またレンズについては、フルサイズのラインナップと拡充と、さらにLUMIX S9に合うような小型なレンズの開発が重要だとしています。このことから、パナソニックがLUMIX S9向けの小型なレンズを発売することが確定したといってもいい状況ではないかと思いますね。
まあ、Lマウントのレンズならどれも利用できるので、他のメーカのものでよければレンズは選び放題ですが、レンズも純正で、しかもLUMIX S9のデザインに合うことに特化したようなレンズが発売されたらS9ユーザからは喜ばれるかもしれません。
(source)Photorend
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コメント
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そういえば動画指向のLマウント機が出るという噂はどうなったのでしょう?