EOS R1の仕様はフェイク?
先日、当サイトでもお伝えした「通販サイトがEOS R1の仕様を誤掲載」した可能性について、実際にはフェイクか、過去の情報をコピペしたものではないかという憶測が広まっています。
先日、某通販サイトがEOS R1の仕様を記述して製品ページを公開していたのではないかという情報が流れ話題となりました。当サイトでも以下で記事にしています。

そこにはEOS R1と思われる仕様が記述されており、通販サイトが誤掲載をしてしまったのではないかと言われていました。筆者が該当サイトをみたときにはすでに消されていました。
しかし、実際にはその仕様については、過去に中国のSNSで流れていた噂の一部を切り取ったもので、実際の仕様ではなかったのではないかという観測も広まっています。この過去の噂については当サイトでも話題にしており、それが以下の記事になります。

ここでは、以下のような仕様が噂されていました。
- AIによる高速オートフォーカスと露出の強化
- 高成功率の動体予測とアイテムロックフォーカストラッキング
- 3000万画素のフルフレーム積層型デュアルコアフォーカスセンサー
- どのメカニカルシャッターよりも高速な純粋な電子シャッター
- フラッシュ同期速度が1/1250秒(読み取り時間は0.8ms未満)
- 新たに1:3の非可逆圧縮C-RAWを追加(無損失圧縮と比較)
- 制限なしの40fps(1:2 C-RAW)/ 60fps(1:3 C-RAW)連写、最大120fpsのフル機能連写
- 240fpsのバーストモードと1秒プリショットをサポート
- EOS R3とEOS R5を上回るダイナミックレンジの強化
- 2つの基準をサポートする16ビットDGO-RAW撮影
- カメラ内部での深度スタックRAW
- 6.7K/60pおよび4.2K/120p(APS-C)12ビットCinema RAW Light録画
- フルフレーム/APS-C DCI/UHD 4K/120p C-log2およびC-log3ビデオ録画
- 最大限に最適化された操作感のある丸みを帯びたボディ
上記をみると、実際に某通販サイトで掲載された仕様と同じ内容のものがおおくあることがわかります。このことから、某通販サイトに記載されていた内容は、この噂の一部を切り取ったもので実際のEOS R1の仕様ではない可能性が高くなったのではないかと思います。
というわけですが、PataPixelが実際に某通販サイトに確認をしたところ、どうやらEOS R1とは異なる仕様が一時的に表示されていたと表明し、お詫びするとしています。
予想通り、某通販サイトはリストを削除した。「現時点でEOS R1の仕様は実際のものではないことが判明した。不幸な技術的エラーによりEOS R1のページに関連性がない仕様が一時的に表示された」と主張している。「混乱と不便をおかけしたことをお詫びします」
これで某通販サイトが、おそらくテストでテンプレ的に記述していたものが、間違って公開してしまったらしいことがわかりました。かなりすごい仕様だったので驚いたのですが、次はしっかりとした(?)仕様の噂に期待したいですね。それでも原因がわかって、ちょっとほっとしました。
さらに「EOS R5 Mark IIは積層型センサーでプリバースト搭載との噂 6月頃発表か」ではEOS R5 Mark IIの噂について詳しくお伝えします。
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コメント
コメント一覧 (0件)
どっちにしても9月には発売しろ
トータルの利益や売上変わらないからと言って、五輪に間に合わないのはキヤノンの失態
だったらR5Ⅱ使えって事なの?
値段的にもR1はそんなに売れないで、R5Ⅱに売上吸い取られる気がするわ
EOS R3 の開発発表時期、発売時期からすると今年の秋に発売は
予定通りなんでしょうね。
フラグシップの更新は一眼レフの時代は4年周期でしたから
R3はフラグシップではありませんが今回は1年早いと考える
ことも出来ます。
今でもα1と共にR3のAFはトップレベルの性能ですし様々な
海外のレビュアーさんの根拠のない開発状況、発売時期等の投稿に
惑わされないことですね。(最近は閲覧数稼ぎと思っています)
多くは想像の産物ですから。
でも海外のレビュアーさんがどう考えているのか読むのは面白いです。
実際の所まだスペックは分かりませんがキヤノンが考えるフラグ
シップはどのような物なのか早く見てみたい気もします。
今年開催のパリ五輪はミラーレス、一眼レフ等様々な機種が並び
一番賑やかかもしれません。
キヤノンでは R3、EOS-1D X Mark III、R1(試用)、ソニーでは
α1、α9Ⅲ(試用?)、ニコンではZ9、D6、Z8もあるかも、
フラグシップクラスではこのような機種が使われそうです。
EOS R1の開発発表を今したのは、パリ五輪でもシェア№1で開発中のR1もカメラマンから高い評価とアピールしたいからなのでしょう。あと2024年1月に発売になったソニーα9Ⅲがどこまで使用されるか興味があります。