パナソニックがネオイチを発表
パナソニックからまさかのネオ一眼が発表されました。どのような仕様となっているのでしょうか?
センサーサイズ | 1/2.3 高感度MOSセンサー |
画素数 | 総画素1,890万画素 原色カラーフィルター |
焦点距離 | 3.58~215mm(35mm 判換算:20~1200mm) |
最短撮影距離 | 1cm(広角端) |
イメージプロセッサ | ヴィーナスエンジン |
手ぶれ補正 | ○ |
高速連続撮影 | メカシャッター:10コマ/秒 電子シャッター:10コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4k 30p |
シャッター速度 | メカシャッター:4秒~1/2000秒 電子シャッター:1秒~1/16000秒 |
ISO | 標準:125~12,800 拡張:ISO64 / ISO80 / ISO100 / ISO25600 / ISO51200 |
フォーカスポイント | AF測距:顔・瞳認識/追尾/49点/カスタムマルチ/1点(エリア移動、エリアサイズ変更可)/ピンポイント AFF/AFC/AFS/クイックAF/MF枠移動/MFアシスト |
EVF | 0.39型 約236万ドット 視野率100% |
背面液晶 | 3.0 型TFT 液晶(3:2)(約184 万ドット) |
メモリカードスロット | SDカード/SDHCカード(UHS-1対応)/SDXCカード(UHS-1対応) |
サイズ | 幅 約130.2×高さ 約94.3×奥行 約125.2mm |
重量 | 約640g(メモリーカード、付属バッテリーパック含む) |
パナソニックがネオイチを発表しました。発売は2024年7月下旬を予定し、予約開始は7月5日10時からとしています。現在のところ店頭予想価格や、公式サイトでの価格は不明です。
イメージセンサーには1/2.3インチセンサーを搭載し、レンズは換算で20~1200mm相当のレンズ固定式カメラとなっています。広角端での最短撮影距離1cmというマクロ撮影も可能とし、光学手振れ補正で換算1200mmでの撮影時にも効果的に手振れを補正するそうです。
ネオイチはレンズ固定式カメラでありながら一眼レフのようなスタイルをしたカメラなので国内ではネオ一眼と呼ばれています。海外ではブリッジカメラと呼ばれ、一眼レフ/ミラーレスのようなスタイルで持ちやすく、レンズを交換せずに広角から超望遠まで撮影できることから一定の人気のあるカメラです。
これまで、ニコンやソニーなどが発売をしてきたわけですが、現在の主なメーカはニコンだけになっており、ニコンも新製品投入から時間が経過していました。そしてパナソニックから、まさかのネオイチの新製品の発表です。
パナソニックからレンズ固定式のカメラが発表されるという噂が何度も流れていました。LUMIX S9の噂と混ざったのか、X100VIに対抗するようなカメラになるのではないかと考えられていましたが、まさかのネオイチが発売されるとは思ってもいませんでしたね。
ニコンのカメラは古くなっており、他社も発売していないジャンルなのでパナソニックがネオイチ市場を一気に手に入れるチャンスがあり、なかなかいい時期に新製品を投入したなと思いますね。ただ、小型なカメラ、レトロデザインが人気となっているいま、それ以上に成功するかどうかは未知数で賭けになる可能性もありそうです。
さらに「LUMIX S1H IIが2024年第4四半期に登場するという噂」ではS1Hの後継機種の噂について詳しくお伝えします。
(記事元)パナソニック
- パナソニックのLUMIX新製品 年明けの発表に期待する声 S1H II、S1R II発表あるか!?
- パナソニックLUMIX GH7の新ファームを公開 動画にノイズが記録される現象を改善
- パナソニックはマイクロフォーサーズを再び革命的にするべきだ
- パナソニック Bluetoothのみ搭載した製品をさらに認証登録 今月2回目
- LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3は汎用性の高い静止画や動画に最適なズームレンズ
- LUMIX S9の新ファーム公開 WiFi経由のファームアップの安定性向上
- パナソニック Sレンズロードマップ更新 標準ズーム、超望遠ズーム発売へ
- パナソニックが”奇妙な”製品を認証登録? BluetoothのみでWiFi非搭載の製品
- LUMIX G9 IIのオーディオ録音に不具合がある可能性!? 外部マイク音が悪いと指摘
- パナソニックがLUMIX S5Dをなぜ販売し、しかも欧州だけなのか、その理由が判明
コメント
コメント一覧 (6件)
パナソニックの今年の登録の残り1台は、S1RIIでもS1HIIでもなく、まさかのネオ一眼でしたね。パナソニックの方から想定外のモデルになるだろうという話は聞いていたので、これがそれでしたか。
おそらく、欧州では待望の機種だったのでしょうね。
ソニーのRX10Ⅳは現行ですが、ニコンのP1000は少し前にディスコンになりました。今でもネイチャー現場では現役で頑張っている個体をよく見るのでユーザーは難民化しそうでしたが、なんとか受け皿が出てきて良かったですね。
位相差ではなくコントラストAFのようなのが気になりますが兎にも角にも認識精度次第ですね。
いい企画ですね。
S9と同じく、他社がやらないことをやるという方針なのでしょう。
ネオ一眼は、野鳥など動物観察では一定のニーズがあります。
1200㎜までは不要にせよ、運動会などでもニーズがあるかもしれません。
ニコンと共にキヤノンのPowerShot SX70 HSも現役ですね。
パナソニックの高倍率ズーム機は高輝度の被写体を撮っても
内面反射がレンズ側(センサー方向)に戻ってこず良い設計を
していますね。(TZシリーズでの確認)
選択技が増えるのは良いことです。
奇をてらった機種を出すのはいいよ(奇をてらってないかもしれないけど)。でもね日本のユーザーが求めているのはこれじゃないよ!なんで日本のカメラメーカーはマイナーチェンジ的な製品ではなく、もっと魅力的な製品を日本市場に出し続けれれないの?
円安だから?日本の市場は捨てたのか!?アイディアが出ないほど&作れないほど日本のカメラメーカーには人材が居ないの?ユーザーが欲する物をもっとっ聞いて大胆に作ってくれよ!今、出来る技術でもっと魅力的な製品出せる力あるだろうパナソニックさん!?
どれだけ待てばいいんだよ!
ナディさん
落ち着きましょう。FZ85D以外出ないとは、誰も言っていません。
そして、メーカーは日本向けに特化した製品を作っている訳でもありません。
ネオ一眼にも一定のニーズがあることから、コストをあまりかけず、できる範囲で継続してくれたのでしょう。
ナディさんが望んでいるのは、GX7のようなコンパクトミラーレスでしょうか。それともTXのようなコンデジでしょうか。S1RⅡのような高解像度機は登場が噂されていますが。