LUMIX S1IIとLUMIX S1RIIはどちらが優れている?
LUMIX S1IIとLUMIX S1RIIを比較する記事が公開されています。この機種がどのように違うのか、この記事で詳しくお伝えします。
- センサー
- S1IIは部分積層型の2410万画素センサーを搭載し、S1RIIよりも高速な連写モードがある
- 標準の4430万画素裏面照射型で速度を犠牲にして高解像度を提供する
- ISO感度
- S1IIの常用ISOは100-51,200 拡張で50、204,800まで提供する
- S1RIIは80-51,200 拡張で40、102,400までを提供する
- 動画
- S1IIはC4k/4k 120p、5.8k 60pを含む動画モードを提供する。5.1k 60pの全画素録画も可能。クロップ無しで最大5.9k 60pの録画、5.8k 30pとC4k 60pの内部RAW録画、32ビットフロートオーディオがある。
- S1RIIはLUMIXで初となる14段のダイナミックレンジで8k 30p、クロップなしの4k 120p動画が可能。人気の全画素読出しのフォーマットが強化され、5.8kのProRes RAW HQ、ProResRAWの内部記録に対応
- オートフォーカス
- S1IIでは機能がさらに向上し、瞳と顔の検出性能が強化。さらにアーバンスポーツモードも搭載された。
- 連写
- S1IIは部分積層型センサーでAF/AE追従で70コマ/秒の撮影が可能で、メカシャッターは10コマ/秒のほか1.5秒のプリキャプチャ機能がある
- S1RIIはSHモードで最大40コマ/秒、メカシャッターのH+モードで10コマ/秒に対応
- バッテリー
- S1IIのバッテリー寿命がわずかに長く、EVF使用時は最大で320コマ
- S1RIIはEVF使用時に最大280コマ
- 価格
- S1IIは本体のみで3499ユーロ
- S1RIIの価格は本体のみで3599ユーロ
- 結論
- 価格が同程度のこれらの2台のカメラは、まったく同じデザインと操作性を提供しているため、どちらを選択するかは基本的にS1RIIが提供する高解像度の8k動画か、S1IIが提供する70コマ/秒の高速モードか、どちらのイメージセンサーを好むかによって決まる。
センサーの違いに起因する性能の違い
LUMIX S1IIとLUMIX S1RIIを比較する記事が掲載されています。上記は要約したものになりますので、より詳細な違いについては本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事では、LUMIX S1IIとLUMIX S1RIIのそれぞれの機能別の違いを紹介しています。全体的には、S1IIについては部分積層型センサーを利用していることによる高速性が際立っていることがわかります。S1RIIについては、高画素であることから、8k動画を撮影できるなど、高画素機ならではの特徴があることがわかりますね。
また、S1IIが低画素の部分積層型センサーを採用していることから、拡張ISOの範囲が広く設定されていたり、静止画の連写性能が非常に高くなっていることがわかります。
価格がかなり近いことから、速度か、それとも高解像度化という選択肢になるのでしょうか?
あと個人的に思うのは、S1とS5があって、それぞれ派生機種がかなり多いので、もっとカメラの命名規則を幅広くしてカメラの性格がわかりやすい命名方法のほうがいいのかなという感じがします。
さらにパナソニックの最新情報「LUMIX S1IIEは速度が必要なければ非常にバランス良く手頃な価格のカメラ」ではS1IIEの評価について詳しくお伝えします。
LUMIX S1IIの主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ | 35mmフルサイズ (35.6mm x 23.8mm) 部分積層型CMOSセンサー |
画素数 | 約2,680万画素 |
センサークリーニング | センサーシフト方式、手動 |
イメージプロセッサ | 新世代ヴィーナスエンジン |
手ぶれ補正 | センサーシフト方式5軸補正 |
手ぶれ補正効果 | 中央8.0段・周辺7.0段 |
高速連続撮影 | メカシャッター:最大約10コマ/秒 電子シャッター:最大約70コマ/秒 |
動画撮影 | 全域読出し:6k 30p、5.1k 60p |
シャッター速度 | メカシャッター:60~1/8,000秒 電子シャッター:60~1/16,000秒 |
ISO | 標準:100 ~ 51200 |
フォーカスポイント | 像面位相差AF(最大779点) |
EVF | 5.0型 約576万ドット 有機EL(OLED) |
背面液晶 | 3.0型バリアングルチルト式タッチパネル液晶 約184万ドット |
メモリカードスロット | CFExpress、SDメモリデュアルカードスロット |
サイズ | 幅 約134.3mm×高さ約102.3mm×奥行約91.8mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約800g |
(source)PhotographyBlog
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コメント
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どっち共に高い
1年後10%は確実に値段下がる
S1RⅡは5万は下がる
そこからじゃないのこのカメラどうしても欲しい人が買うにしても
リセールバリュー期待するカメラじゃないし、後継機出るの6年後なんでしょ(笑)
私がどちらかを選ぶなら間違いなくS1RⅡですね。高速と言っても電子シャッターで70が40に落ちるだけ、あるYouTuberの報告ではRⅡは電子シャッターで歪まないらしい。8Kが撮れると言うよりも高画素機の方に魅力を感じます。2400万画素はS5で持ってます。
積層もOM-1で持っている。オートフォーカスもS1Ⅱが出てからファームアップされるでしょう。それと4K-120Pが撮れるのも良い。バッテリー持ちが悪いのは気になりますね。
ただ、確かにリセールバリュー低いですね。4年ほど前に買ったS5も今や5-6万と言う惨状。S1RⅡがほしいと思っているんだけど現状では高い。しかも今買ってもそのうち価格は暴落が見えてます。そう考えるとα7RⅤを買うべきなのか迷う。秋に出るらしいα7Ⅴでも良い。
このあたりがLUMIXユーザーの悩めるところ。カメラ自体はAF性能を重視しない身にはS1RⅡの方がα7RⅤよりも魅力的。おそらく電子シャッターはS1RⅡの方が使い物になるだろう。
S1HIIがどうなるかでどっちを買うか決まるような気もします。
S1HIIが8k60p対応でニコンZ8的な位置になるならS1RIIはZ7II的な位置でS1IIはZ6III的な位置。
これならS1HIIとS1IIを買ったほうがいいように思います。
S1HIIが初代S1シリーズのようにS1IIと同じセンサーを搭載した動画重視ならS1HIIとS1RIIを買ったほうがいいように思います。