パナソニックのフルサイズミラーレスの生産台数が明らかになっています。
パナソニックが3月に発売するフルサイズミラーレスの生産台数が明らかになっています。
記事によれば、S1の月間生産台数は150台で、S1Rは月産600台となっています。両者を合算すると、750台で1000台未満となっています。
レンズに関しての生産台数もわかっていて、50mm単焦点で120台、70-200mmの望遠ズームが120台、24-105mmの中望遠ズームが20台となっていることがわかりますね。
この生産数についてはどう考えればいいのでしょうか?
まずレンズの台数についてです。その前に本体の台数に軽く触れますが、本体の生産台数はボディのみの生産台数と標準ズームである24-105mmとボディをセットにした標準ズームキットの生産台数が合算された数値となっています。なのでレンズの台数としては、恐らくほとんどの人が標準ズームキットを購入するか、ボディと単焦点レンズを購入し、後から標準ズームを買い増すということはほとんどないという想定なのでしょう。なので、この台数はレンズそのものの生産台数ではなく、全部の生産数から標準ズームキットとして売れる数の差分の数値になっていると思われます。
そのためレンズに関しては標準ズームが欲しい人は最初からキットを購入するでしょうし、標準ズームはいらないと重い単焦点との組み合わせで購入する人で、後から標準ズームが欲しいという人のために月に20台ずつぐらい生産していくということなのかな?と思います。
さらに単焦点レンズと望遠ズームですが、こちらはキットレンズになっていないので、別途購入されることを目的とした生産台数で表示されていることになります。ボディ全体の生産数が月に750台ですので、約1/6の人が単焦点レンズや望遠ズームを買い増すだろうと考えていることがわかりますね。
このあたりはボディの販売台数から、想定数を逆算して想像することができる内容で、それでこのような生産台数になっていると思われます。
では、ボディはどうでしょうか?
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ボディについては生産台数について少し驚きました。2タイプ併せて1000台にも満たないからです。ちなみに、ニコンのNikon ZシリーズはZ6とZ7でそれぞれ2万台、キヤノンのEOS Rは2万台を目標としていたはずです。その中で750台というのは少し信じられないなと思いました。
ニコンとキヤノンだけでも月産6万台が生産され、さらにソニーがいるわけですので、控えめに見ても数千台単位の生産台数でなければおかしいのではという感じがしますね。
本体の価格は高くさらにサイズも大きいということで、プロ向けや動画撮影向きとして特化しているためこのような数値になっており、後から廉価な機種が発売されて、その機種では生産台数を多く考えているということなのかもしれませんね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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